霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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〔二〕巻絹

インフォメーション
題名:〔二〕巻絹 著者:出口王仁三郎
ページ:262 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :B121805c117
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]神霊界 > 大正10年3月1日号(第135号)【出口王仁三郎執筆】 > 謡曲言霊録 二 巻絹
   一
 ワキ『そもそも(これ)当今(たうぎん)に仕へ奉る臣下なり、(さて)も我君あらたなる霊夢を(かうむ)り給ひ、千(びき)の巻絹を三熊野(みくまの)に納め申せとの宣旨(せんし)に任せ、国々より巻絹を集め候ふ』
 ()謡曲(えうきよく)の全文を通読する時は、(ただ)単に都に住める男が、大君より下されし、勅諚(ちよくぢやう)の日限を違へし罪により、(ばく)せられたのを、和歌の徳によりて神の(たすけ)を受け得たる事を、作つたやうに見えるのである。そして神様が巫女に神懸(かみがかり)して、縄を解き神楽を舞ひなどして、神慮を(なご)め奉ると云ふ筋書のやうであるが、(これ)を日本言霊(げんれい)神鏡(かがみ)に照らして解釈する時は、実に深遠微妙の神界の御経綸の厳立せる事を(うかが)ひ得られるのである。
 ワキ『そもそも(これ)当今(たうぎん)に仕へ奉る臣下なり』当今(たうぎん)とは、当時代の(あめ)の下を知食(しろしめ)し給ふ、天津日嗣(あまつひつぎ)天皇(てんわう)御事(おんこと)であつて、臣下とあるは、三公以下の文武百官は、皆臣下である。(しか)るに全文章を通じて其の内に潜む真相を窺ふ時は、臣下とあるは、皇道(くわうだう)大本(おほもと)で称ふる所の変性(へんじやう)男子(なんし)御魂(みたま)である。
 抑々(そもそも)(わが)天津日嗣(あまつひつぎ)天皇様(てんわうさま)は、天地開闢の初発より、天津神の選定し、天降(あまくだ)し給ひたる、天立君主に()しまし、天地万有一切を知食(しろしめ)し給ふ、御天職で在らせらるるを(もつ)て、宇宙一切の神人は、皆、天照大御神(あまてらすおほみかみ)の御子孫たる天皇の御支配を受けねばならぬのである。故に、皇祖皇宗の御神霊の(ほか)は、如何なる神様でも、皆日本天皇の臣下である。国常立尊(くにとこたちのみこと)は、地球を修理固成し給ひし、国土の祖神ではあるが、一旦地形、即ち臣系の神とならせ給うた以上は、如何に御神力が強くとも、御徳が深くとも、時代時代の、天皇様の臣下として、忠実に奉仕さるるのは、天地の大法則で、(これ)麻柱(あななひ)の大道といふものである。
 『(さて)も我君あらたなる霊夢を(かうむ)り給ひ』新なる霊夢を(かうむ)り給ひと云ふ意義(こころ)は、最も注意すべき大問題である。(あらた)になると云ふ事で、昭和の維新とか、社会の革新とか、国家の進運に関する神政革新の神界の御示しである。霊夢とあるは、神霊の示顕(じけん)、御神勅の意義であつて、決して吾人の夜半に見たる如き雑夢を云ふのではない。夢は()めの(こころ)である。実に清浄(せいじやう)不穢(ふゑ)にして、一点疑ひなき神界の御示しを、其時代の今上(すめら)陛下(おほぎみ)が、御蒙(おんかうむ)り遊ばしてと云ふ事で、()れが世界革新の神勅の大眼目である。
 『千(びき)の巻絹を三熊野(みくまの)に納め申せとの宣旨(せんし)に任せ、国々より巻絹を集め候ふ』巻絹とは、(ひき)の絹を巻きたるを云ひ、三熊野(みくまの)とは、紀伊国(きいのくに)牟婁郡(むろごほり)にある熊野(くまの)権現(ごんげん)の事であると云ふ。もとは、(み)の字を美称の意味にて添へたのが、後世は熊野三山の意味に取りて、(三)の字を書く事となつたのである。(しか)し千(びき)の巻絹といふのも、実際の絹布では無い。又三熊野(みくまの)といふも、実際は紀伊国(きいのくに)の地名を引用したまでである。文章の作成上、()れを仮りて用ひられたもので、言霊の八咫鏡(やあたかがみ)にうつる真意は、次の如く実に幽玄微妙なる神理が含まれてゐるのである。
 『マキギヌ』の言霊を解する時は、
 (マ)は、円満具足の身魂で信実(なり)。一の位に当る日本人(やまとびと)である。
 (キ)は、上なき言霊にして、世を統べ澄み切りて、世界一切を愛護する身魂である。
 (ギ)は、無生無死の神魂(みたま)であつて、天津御祖(あまつみおや)の神に至誠(まこと)を捧ぐる身魂である。
 (ヌ)は、麻柱(あななひ)(みやこ)である。主たるの徳を保つ事である。又何事にも我意(がい)を立てず、従順にして、君子の至徳を保つ身魂である。
 以上マキギヌの四言霊(げんれい)(つづ)めて解説する時は、智勇愛親の四魂完全に運用し、五情の活用(はたらき)全き、真の日本人たる真人と云ふ事である。アア仁義道徳廃頽(はいたい)し、悪鬼邪神の横行せる、現世界の常暗(とこやみ)を照明し、天国浄土の神政を樹立すべく、巻絹に相当せる、一大真人の(わが)神洲(しんしう)各地(かくち)に出現して、三熊野(みくまの)の代に革新され、(もつ)て万世一系の我皇室と共に、豊葦原(とよあしはらの)瑞穂国(みづほのくに)(地球)の天壌無窮に(さか)えむ事を希望する次第である。
 『ミクマノ』の言霊を解説すれば、
 (ミ)は、形態具足の言霊である。屈伸自在にして、天意の儘であり、太陰の位を保ち、光彩陸離たる宝玉と成る言霊である。
 (ク)は、三大暦(みくらたな)の起元であり、成り付く言霊である。
 (マ)は、水の(くら)にして、中明無為(すみきり)の言霊である。又水を(もつ)て廻り囲む意義である、日本国の四(めん)環海(くわんかい)なるも、マの言霊である。
 (ノ)は、天賦の其儘(そのまま)の言霊である。活機臨々として、総てに支障なき意である。
 以上ミクマノの四言霊(げんれい)(つづ)むる時は、太古の天照大御神(あまたらすおほみかみ)の御神勅の実現、実行さるべき時に臨みたる日本神国の祥瑞(しやうずゐ)(てき)現象(げんしやう)である。
 要するに、万世一系の天津日嗣(あまつひつぎ)天皇様(てんわうさま)に、厳正なる神の御宣示があつて、その山川も寄りて仕ふるてふ、至尊の天皇が、臣系の国常立尊(くにとこたちのみこと)に、天下万民を巻絹の如く、至真、至美、至善の日本魂(やまとだましい)と改新せしめ、(もつ)三熊野(みくまの)なる五六七(みろく)神世(みよ)に治むべく、厳命を御降しに成つたと云ふ、神秘的の明文である。地の高天原なる綾の霊地に現れて、錦の御機(おんはた)真神絹(まきぎぬ)を織り出し、世界の経綸に任じ給ふ経緯(たてよこ)の神の御経綸は、要するに国々より巻絹の(うる)はしき勇ましき身魂を集め給ひつつあるのである。
   二
 『さる間都より参るべき巻絹遅なはり候ふ、参りて候はば神前に納めばやと存じ候ふ』
 『さる間都より参るべき巻絹遅なはり候ふ』(これ)(すべ)て都会の住民は、常に生存競争激烈を極め、私利私慾に心身を傾注するの余り、神の御教に依つて、身魂を研き清むるの(いとま)少く、容易に体主霊従の行動を改め難くして、改心の遅れたることの意義である。大本(おほもと)神諭(しんゆ)にも『都会(ひろみ)の人民ほど改心が遅いぞよ。誠の者は田舎に隠してあるぞよ。今度は天の大神の御命令を戴いて、二度目の(あま)の岩戸を開くに(つい)ては国々所々にマクバリてある、純粋(きつすゐ)日本魂(やまとだましひ)、水晶の身魂を地の高天原へ引寄して、結構な立派な錦の(はた)を織り上げて、天の誠の大神様へ、天下泰平に世を治めて御目に掛ける経綸(しぐみ)であるぞよ。一日も早く、日本の人民改心致されよ。モウ時節が迫りて来たから瞬く間もないぞよ。後の悔悟(こうかい)は間に合はぬぞよ。今度は神様の御命令であるから、愚図愚図(ぐづぐづ)いたして居ると、万劫末代取返しの成らぬ事になりて、ヂリヂリ舞をいたさねばならんやうになるが、そこへなりてから神に(すが)りて、改心を致しても、そんなら許して()ると云ふ訳には()かんから、改心いたして錦の(はた)の御用を致すなら今ぢやぞよ。神は()けるぞよ』云々(うんぬん)と度々催促されてあるのも、ミクマノに納むべき、都会人の身魂の改心の遅れる事を、大変に御心配下さつた、親切なる神諭(しんゆ)である。
 三千世界の大修齋を実行し給ふに(つい)て、(あめ)の下に只の一人も(のこ)さず漏らさずして、神界の御経綸(おしぐみ)の神業に参加せしめ、天地経綸の司宰(しさい)たる人生の本分を(まつた)からしめむと焦慮し給うたのも、水泡に()して(しま)つて、即ち『都より参るべき巻絹遅なはり候ふ』の結果を(きた)すべしとの神の予告であつたのである。(しか)しながら、至仁至愛の大神様は、飽くまでも救済せむと思し召して、(たと)へ遅れたりとも、(これ)神直日(かむなほひ)大直日(おほなほひ)に見直し聞き直し()り直して、大神の大前に()ける神業に参加せしめむとの御神慮が、即ち『参りて(そふら)はば神前に納めばやと存じ候ふ』との御神語を(もつ)て、表示されて居るのである。又別に『ミヤコ』の意義を言霊に依つて略解する時は、
 (ミ)は、玉の位を(あらは)し定め、物質()く整ひ極まり、産霊(むすび)の形を(あらは)し、神を明かに拝し、人の群集充満して、居住する意味である。
 (ヤ)は、地上一切の事物を包裏(はうり)し、(かつ)八隅知志皇大君(やすみししすめおほぎみ)御坐(おは)します、中心地点である。
 (コ)は、一切の真元(しんげん)と成り、一切の事物を(かな)め、治め()()ぶる事である。
 要するに天津日嗣(あまつひつぎ)天皇(てんわう)御坐(おは)()す、政治の中枢地を称して『都』と云ふのである。現今の大阪も大都会と称して居れども、決して()れを『ミヤコ』と称する事は出来ぬのである。
   三
 次第男『今を始めの旅衣、紀の()にいざや急がむ』
 『オノコ』の言霊を略解する時は、
 (オ)は、大地球の蒼生(さうせい)を済度し、()(おこ)し助け、(もつ)て親の位を守り、億兆分子の始末を知るの言霊である。
 (ノ)は、臣下の働きにして、上意を下に顕示し、玉光の所在を極め、(もつ)て支障無き言霊である。(また)天下万民をして、至治泰平ならしむる、重臣の天職である。
 (コ)は、一切を総轄(そうかつ)し、(かつ)何事も氷解せしめ、疑はしむる事なく、過去と現在を洞察する、親子(しんし)(によ)の言霊である。
 以上『オノコ』の三言霊(げんれい)(つづ)むる時は、輔弼(ほひつ)の重臣、即ち国務大臣と云ふ、上級の為政者(ゐせいしや)の意義である。大本(おほもと)神諭(しんゆ)にある、世に出て居れる守護神であり、一の番頭、二の番頭である。神諭(しんゆ)に『世に出て居れる守護神は、今度の二度目の(あま)の岩戸開きに(つい)ては、今の処神の眼から見れば、御一方も間に合ふ方は無いぞよ。一時も早く世に出て居れる守護神から改心()されて、今度の御用に立ちて下されよ。モウ遅くなつたぞよ。時節が遅れて来たぞよ。神()けるぞよ。月日も刻限も定まりて在るから、一の番頭、二の番頭に改心さして、助けてやりたいと思うて、(うしとら)の金神が、天の大神様へ御願ひ申して、日時(ひとき)を延ばして頂いて居るから、改心致して御用に立つのは今の(うち)ぢやぞよ』云々(うんぬん)とあるのは、一時も早く、巻絹を都の男から『ミクマノ』の神前へ納めよとの神示である。
『今を始めの旅衣』今までは何程深遠なる神諭(しんゆ)も、警告も、馬耳東風に聞き流して居た為政者(ゐせいしや)も、(いよいよ)覚醒して、遅ればせながらも、巻絹を納めむとする段になつたと云ふことである。政治も、教育も、宗教も、実業も、其他一切の世間の出来事が()き詰つて(しま)つて、二進(につち)三進(さつち)()かないやうになり、上げも(おろ)しも成らぬ混乱状態、常暗(とこやみ)の社会を現出し、到底洋服主義では、天下は治まらぬと云ふことに気が付いて、今までの外尊内卑の態度を一変し、皇国固有の惟神(かむながら)の大道を遵奉し、皇祖皇宗の御遺訓に依りて、治国平天下の大道と()すに至つた其経路を『今を始めの旅衣』と云ふのである。
 『紀の()にいざや急がむ』本文の儘に何心なく読み()けば、紀伊国(きいのくに)三熊野(みくまのの)権現(ごんげん)へ巻絹を持つて、急ぎ、納めに出立するやうに、見られるのであるが、前述の通り、紀の()は決して紀伊国(きいのくに)の意味では無い。(これ)を言霊学上より見る時は、『カミ』の霊返(たまがへ)しの(キ)であり、『クニトコタチ』の霊返(たまがへ)しの(キ)であり、『キミ』の霊返(たまがへ)しの(キ)である。(また)紀は木の仮字であつて、木は東の国の意味である。日東皇国は即ち世界から見れば木の国である。要するに国常立尊(くにとこたちのみこと)の常住し給ふ、日本神国の意味であつて、神漏岐(かむろぎ)神漏美(かむろみ)のキミ二神、又は日の大神(おほかみ)伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、月の大神(おほかみ)伊邪那美命(いざなみのみこと)のキミ二神の経綸あらせらるる神国の中心地点が、所謂(いはゆる)紀の()である。都の(をのこ)の根本的改心の結果、遅れ(なが)らも、神界経綸の中心点に向つて、巻絹なる身魂を引連れ、取るものも取り(あへ)ず、急いで神業に参加せむとするの寓意(ぐうい)である。
(大正一○・三号神霊界誌)
   
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