霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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言華(昭和4年10月号)

インフォメーション
題名:言華 著者:出口王仁三郎
ページ:上巻 136
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2025-10-18 22:22:22 OBC :B145400c22
大空(おほぞら)の高きを(おの)が心にて月日(つきひ)の神の道ふみゆかん
天地(あめつち)の森羅万象(ことごと)(みな)伊都能売の水火(いき)になりたり
(あま)渡る(きよ)けき(もち)(つき)かげは(から)大和(やまと)も一つにうるほす
(ある)はみち(あるひ)はかくる月かげにかはり行く世の(さま)を見しかな
(たま)(ちは)ふ神の守りのなかりせばわが日の本は安けからまし
今の世に時めく人の大方は神の大道(おほぢ)白雲(しらくも)(そら)
神の(のり)拡めながらに敷島の道()()けむ奥の奥まで
教祖神(みおやがみ)書き(のこ)されし神書(ふみ)見れば昔(しの)びて涙(あふ)るる
国祖神(こくそしん)高き稜威(みいづ)のかがやきて日々(ひび)(さか)()く大本の(のり)
千早振(ちはやふる)神の祭りを第一に務むる家は永久(とは)(さか)えむ
三十年(みそとせ)の昔大道(おほぢ)に尽したる(とも)思ふかな(あき)夜長(よなが)
神苑(かみぞの)(うづ)菊花(きくくわ)手折(たを)りつつ奥津城(おくつき)にます母に(ささ)げむ
天地(あめつち)の高き恵みに(われ)は今一人(ひとり)立つ身も母の恋しき
まめ(ひと)の朝な夕なに真心(まごころ)を尽すは()が身の(ちから)なりけり
雨につけ風につけても百姓(みたから)()()に心(はな)るる事なし
敷島の大和(やまと)(ごころ)山海(やまうみ)もまつろひ(きた)(うづ)の言霊
思う事(くち)に尽せぬ真心(まごころ)(たちま)ち色に(あら)わるるなり
言行心(げんかうしん)一致せざれば大本の(をしへ)伝ふる事は(かな)わじ
身はたとへ富貴(ふうき)の峰に登るとも谷間の清水(しみづ)汲みてこそ()
歌も句も(ただ)読み易く(しる)すこそ風雅(みやび)の道の心なりけり
世の中の(すべ)ての事に(こころ)よせて昭和の御代(みよ)(たみ)とこそなれ
(めい)()(ふく)たとへ世人(よびと)に劣るとも誠の道に富む人とならむ
(あま)渡る月日(つきひ)(あし)の速ければ片時(かたとき)()(あだ)(すご)しぞ
秋の()御空(みそら)に澄める望月(もちづき)のまろき心を()たま欲しけれ
(こけ)()(いはほ)()ふる常磐木(ときはぎ)の松の心を()たまほしけれ
人の世は(みな)何事も(やす)らけく思へば事の成らざるは無し
ともすればあらぬ(かた)へと移りゆく人の心の恐ろしきかな
人の世は日々(ひび)の務めを(おこた)らず楽しく(くら)せ神の()()
(おの)が身を独り立つまできたひつつ世のため人の為に(いそ)しむ
(おに)大蛇(をろち)悪魔も愛の光には尾を()(あたま)かたむけ服従(まつら)
夏の日を(ちから)と頼み終日(ひねもす)を働く(あり)の平安なるかな
西王母(せいわうぼ)桃林(たうりん)の桃()ひし夢の覚めたる(のち)(くち)(みつ)あり
外国(とつくに)(もも)(をしへ)にいや(まさ)()きたる(のり)伊都能売(いづのめ)の道
荷車の重きを()ける(しづ)()()にやあるらむ先曳(さきびき)なせり
幾百万(ひと)の心を生かするも誠の愛の(ちから)なりけり
見る人も無き山里(やまざと)(しづ)(のき)も春さりくれば花(にほ)ふなり
君が為御国(みくに)の為に(くはだ)てし大業(たいげふ)神のまにまに進まん
(こころ)(やす)(ところ)()たりと(かささぎ)の声もさやかに唄ふ神苑(かみぞの)
荒魂(あらみたま)勇気()けむと高熊の険しき山に神子(みこ)と登りし
雨風(あめかぜ)(すさ)度毎(たびごと)こころをば動かす人は事()し遂げず
(わか)やぎて勇気百倍此頃(このごろ)()が身()いしと思はざりけり
野に山に(いづ)(みづ)との⦿()(たね)()き拡めなむ神に在る身は
現身(うつそみ)の人の心の果敢(はか)なさは事ある時に周章(あはて)ふためく
いそがしき道の(つかさ)に住むとても親に仕ふる(ひま)はありけり
親々(おやおや)の名を(のち)の世に(あら)はして世を救ひ行く人は神の子
(みぎ)(ひだり)(まが)(うかが)神国(かみくに)永久(とは)に守らへ日本(やまと)大丈夫(ますらお)
思はざる(こと)次々に(おこ)れども善意にとれば(ちから)とぞなる
何事も心を配り(すご)しなば(かへ)つてその身あやまつ事あり
一日(いちにち)三月(みつき)以上に延ばさんと(われ)御国(みくに)の為に働く
まめ(ひと)(こころ)一つの大本は神の誠の光ればなりけり
天地(あめつち)の神は()が身の朝夕(あさゆふ)御国(みくに)につくすを見そなわすらむ
大本の誠の道を踏む人は闇の浮世(うきよ)も安く渡らむ
()御魂(みたま)光り薄しと(あきら)めて(みが)かずあれば遂に朽ちなむ
事のある時こそ()が身(やす)からん心ゆるぶは災厄の(もと)
⦿()の神の(みづ)御教(みのり)霊魂(たましひ)の曇れる人の燈火(ともし)なりけり
信徒(まめひと)(こころ)合はして道の為(つく)すは御国(みくに)大君(おほぎみ)の為
四方(よも)(くに)神の御国(みくに)()(もと)惶憬(あこがる)るまで道を伝へむ
()が思ふ事の(なかば)も成らざれど世人(よびと)は成功したりと()むるも
何事も心一つの持ちやうで高くも登り低きに落ちむ
玉鏡(たまかがみ)前にし立てば(おのづ)から足らぬ吾が身の(はぢ)らひの湧く
愛善の熱に燃えたる宣伝使()りて地上に御教(みのり)ひらかむ
日々(ひび)(わざ)(かへり)みするも程々(ほどほど)に為さずば(かへ)つて迷ふものなり
日の本は神のます国(まも)る国(かみ)(いつ)かふ事を(わす)るな
()身魂(みたま)清く修めて世の人に大道(おほぢ)伝ふる人は神なり
久方(ひさかた)の神の大道(おほぢ)を進む身は闇の浮世(うきよ)(あやふ)き事なし
外国(とつくに)の長所を()れて吾が短所(おぎな)御代(みよ)は栄え(ひさ)しき
人の(うへ)裁くを知りて吾が身をば省みせざる人の多かり
雪に折れ嵐に倒れて()ひ立てる松こそ日本(やまと)男子(をのこ)の典型
安らけく見えて(おこな)(がた)きものは(くち)と心の一致なりけり
(あひ)共に救ひ救はれ助け合ひて此の世の中は平安なるべし
天神(てんしん)の神の御前(みまへ)()ぢざるは誠の道を歩む人なり
村肝の心の誠こもりたる(ことば)終世(しうせい)忘れぬものなり
昭和四・九・一〇 於高天閣
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