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女房さまざま

インフォメーション
題名:女房さまざま 著者:月の家
ページ:67
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2016-11-28 14:50:21 OBC :B195303c145
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]『東北日記 八の巻』昭和3年11月7日(原題は無題)
 女房には、妻とか、山の神とか、(かか)アとか媽村屋とかいろいろの称呼があるが、自分としてもっとも愛し好むものは、けっして容色の美醜ではない。妻の心がけやその行為の美にしてかつ善なるものである。朝は早く起きて、まず髪を(くしけず)り、身装(みなり)をととのえ、家事に忠実にして恭順を旨とし、夜は(おそ)く寝て戸障子の始末に注意し、美食は夫より先に食わず、また夫に呵責(かしゃく)されても(いか)り恨むことなく、一心にわが夫を守りて邪淫の心なく、かつ行なわず、一家内の平安を朝夕神に祈り、つねに夫の長命を願い、留守中によく家中を整頓し、夫の美点のみを取って欠点を意に介せず、悋気せず、隣人にたいしては親切を旨とし、夫の名を汚さない、そして子供の教育に十二分の注意を払い、賢妻良母の実を挙ぐる善良なる妻である。
 またこれに反し、姑や夫にたいし婦礼をもってせず、美食は自分まずこれを食い、盗み酒を呑み、夜は早く伏し、日の出後も容易に起床せず、夫が教呵せんとすれば眼をつりあげて睨み、器具に怒りを転じて食器を破り、襖や障子に荒くあたり、畳ざわり荒く、諾否ともにののしり、口やかましくつばめやもずのごとく、かつ一つ心に夫を守らず、他の男子に想いを懸け、臍繰りを貯えて芝居見物や間食をなし、不幸にして夫が早世した時は、墓土いまだ乾かざるうちより再嫁せんことを欲し、いわゆる赤い信女の返り咲きをなすごとき妻は、あまり好ましくないものである。
 また妻には母婦、妹婦、師婦、婦婦、婢婦、怨家婦、奪命婦の七種がある。
 さて母婦とは、夫を愛すること慈母の赤子におけるがごとく、無条件なる絶対服従と絶対愛をもってし、夫の名誉を、挙げんとする妻である。
 妹婦とは、夫にたいし敬誠柔順にして妹の兄におけるがごとく、異体同心兄弟の至情を有する善良なる妻である。
 師婦とは、愛念懇情にして棄てず、夫にたいして毫末の秘密もなく、何事もいっさい夫の前に打ち明け、夫に悪行あれば涙をもって諌暁(かんぎょう)し、善事があれば賞揚して健実なる敬神思想に導くこと、世の教育者、宗教家のごとき権識と純愛をもっている良い妻である。
 つぎに婦婦というのは、夫につかうるに至誠、恭敬、謙遜にして柔順、早起晩臥、言命を守り言葉正しく行為乱れず、善は夫に推し譲り、過失は自己の不徳に帰し、慈をほどこし勤勉道のためにし、邪悪の思想寸毫もなく、貞節を修め進退居措(きょそ)礼を失わず、ただただ家庭の平和を尊重する家思いの婦人らしき妻である。
 つぎに婢婦というのは、心つねに畏れ慎み、少しの自慢心もなく、戦々競々として事に従い、労苦を避けず、忠孝の節をつくし、言柔軟にして性質和穆(わぼく)、口に邪曲の言なく、日常の行為放縦ならず、貞良純一、質朴直信、平素厳正にみずから守り、坐作(ざさ)礼あり。幸運来るも慢心せず、冷遇さるるも怨むことなく、神の試練と感謝し、いかなる虐待も(いか)らずして甘受し、馬詈嘲笑も介意せず、二心を起こさず、好まざる仕事にも勤勉し、他人の栄誉を妬まず、己の薄命を訴えず、つとめて貞節を修め衣食をえらばず、もっぱら恭順にして、ただそのおよばざるを恐れて、夫につかうること、あたかも女牌のごとき妻である。
 つぎに怨家婦というのは、夫にたいしてつねに瞋恚(しんい)の念をいだき、昼夜離別せんことを思い、夫婦の愛情なきこと同居人のごとく、飯食い友達ぐらいに心得ており、少し気にいらぬ時は闘争をなしておそれず、乱髪坐臥して家務をつとめず、家政を思わず、子女の教育に留意せず、神を敬せず、祖先を崇めず、婬蕩(いんとう)にして恥を知らず、そのさまあたかも犬猫のごとく、親里を毀辱すること仇敵怨家のごとき妻で、いわゆる現代の新しき婦人の典型である。
 つぎに奪命婦というのは、昼夜瞋恚の心をもって、夫にたいしつねに離縁の方法をひそかに工夫し、人知れず毒薬などを与えんと欲し、宝物を奪い、夫の生命を失わんとする悪妻である。
 ゆえに人は妻帯するに先だち十二分の注意をはらわなければ、後日(ほぞ)をかむともおよばざる悔いをのこすにいたり、一生涯不快なる地獄的生活を送らねばならなくなってくるのである。第一麻柱の教えの腹におさまっている女でなくばだめである。
[#全集5「女房」では末尾に次の一文が入っている。ここから]
現代の教育を受けた新らしき女とか、モガ(ぢよ)なぞを女房にしようものならそれこそ大騒動で、一生泣き暮しをせなくてはならぬ様になる。故に自分は何時も信者同志の結婚を奨励して已まないものである。
[#ここまで]
(無題、『東北日記』八の巻、昭和3年11月7日)
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