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生産増強運動

インフォメーション
題名:生産増強運動 著者:大本七十年史編纂会・編集
ページ:768 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :B195402c7223
 愛善苑発足にあたっては、宗教的信念で生産増強をはかり、窮乏する国民生活に寄与するために力をつくすことを基本方針の一つとした。愛善苑創立当初から本部には厚生部がおかれ、出口新衛が主任(のち部長)となった。
 「愛善苑」誌には毎号農事に関する記事をかかげた。一九四六(昭和二一)年五月二〇日から四日間にわたって、本部で、荒廃した農村の立直しのためはじめての農事講習会が開催され、全国各地から一一〇人が参加した。講習課目は「酵素農法」「水稲特殊早植増収法」「有畜経営農業」「甘藷増収法」「日本農業の過去と将来」などで、講習会では信農一如の精神が強調され、配給肥料がわずか硫安二貫匁という当時の乏しい状況下で、多大の反響をよんだ。
 第二回は、九月二一日から三日間にわたって亀岡高等女学校講堂で開催された。この時の参加者は約三〇〇人で、演題は「農村文化の構想」「米麦栽培法」「甘藷果菜栽培法」その他であった。ついで第三回は一〇月七日から二日間中矢田農場で開催され、一〇六人が参加した。一二月八日には厚生部に農事課が新設され、農事の研究・指導にあたることとなった。一方綾部では翌年の三月に、長野県の篤農家黒沢浄をまねいて稲作の指導研究がなされている。
 鳥取県西伯郡の大山農場の開墾については、かねて鳥取県当局ならびに隣接村との交渉がかさねられていたが、委員長や厚生部長らの現地視察の結果、愛善苑大山農場をもうけ、まず六二町歩を第一期事業として開墾することとした。一九四七(昭和二二)年六月三〇日現地で開設奉告祈願祭と鍬入式をおこない、青年道場として、理想の開拓農場を目ざして発足した。主任は出口新衛、副主任は藤原勇造・泉田武に決定した。隣接の島根・鳥取・岡山各県連絡事務所に協力をもとめる一方、全国の信徒に奉仕をよびかけたところ、七月から翌年にかけて、二二都道府県から七〇五人(島根二九六・鳥取二六〇・岡山五四・広島三〇・山口八・兵庫八・京都七・静岡六・北海道五、その他)もの信徒が応援にかけつけ、赤松林の開墾に従事した。また一一月には東北・奥羽教区を主体に、青森県十和田農場約四〇町歩の開拓も決定されており、生産増強にそなえて開墾事業に力がいれられた。
 昭和二二年八月二八日の瑞生大祭において、委員長は挨拶のなかで、生産増強運動についてつぎのように述べた。「日本の立直しも国民一人一人の魂の立直しに始まる。……愛善生活運動の中には、宗教をそのまま生活化するとともに、生産増強運動がふくまれている。生産増強のうち特に食糧の増産は最も緊要である。これにたいし愛善苑では、酵素農法と黒沢式水稲栽培法をあわせ用いて少くも五割の米の増収をはかり、あるいは麦作、甘藷等においても確信ある増収法を採用し、実施普及して、わが国食糧問題の解決に貢献したいと努力している」。
 生産増強運動としては、この年にはいってから本部ならびに地方において、約五〇回にわたる農事指導の講習会をひらき、増収法もしだいに全国的に普及実施されてきた。一九四八(昭和二三)年一月からは生産増強・農事指導のため、B5判一二頁の「愛善新聞」を旬刊で発行している。
 また厚生事業については、一九四六(昭和二一)年一二月一日、京都において信徒たちによる京都愛善消費組合が結成された。会員相互の厚生のための、生活必需物資の共同購入と配給、組合員の生産物製品ならびに不要品の交換などを事業の主なものとした。この事業は京都を中心に亀岡・綾部、さらに滋賀県・兵庫県にもおよび、全国各地より物資の斡旋・連絡などにつき照会があつまり、つぎつぎと実績があがった。大阪・神戸・山形・山梨なども組合結成のはこびがすすみ、一九四七(昭和二二)年六月一五日には愛善厚生組合全国連合会を結成し、ついで八月二六日愛善生活協同組合中央会を創立した。
〔写真〕
○農村の立直しにはとくに力をいれ食糧増産の一環として大山に開拓農場をひらいた 入植15年をへた昭和37年開拓成功検査に合格 鳥取県西伯郡 p768
○生産増強 農事指導のため愛善新聞を旬刊で発行した p770

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