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(B)
台湾
インフォメーション
題名:
台湾
著者:
月の家和歌麿(出口王仁三郎)
ページ:
29
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2018-04-15 23:08:17
OBC :
B118800c07
001
相思樹
(
そうしじゆ
)
茂
(
しげ
)
る
寿山
(
ことぶきやま
)
で
002
尉
(
じやう
)
と
姥
(
うば
)
とが
国見
(
くにみ
)
する
003
高砂
(
たかさご
)
人種
(
じんしゆ
)
が十
字路
(
じろ
)
駅
(
えき
)
に
004
邦人
(
ほうじん
)
迎
(
むか
)
ふる
阿里
(
あり
)
の山
005
ほんにあやふい
阿里山
(
ありさん
)
鉄道
(
てつだう
)
006
くねりくねりて
崖
(
がけ
)
走る
007
君
(
きみ
)
が
千歳
(
ちとせ
)
を
寿山
(
ことぶきやま
)
の
008
尾根
(
をね
)
に国見る
尉
(
じやう
)
と
姥
(
うば
)
009
晴れつ
曇
(
くも
)
りつ
新高山
(
にひたかやま
)
の
010
尾根
(
をね
)
にさまよふ雲の
脚
(
あし
)
011
浪
(
なみ
)
の
音
(
ね
)
高雄
(
たかを
)
の
港口
(
こうこう
)
官舎
(
くわんしや
)
012
一
夜
(
や
)
の
宿
(
やど
)
借
(
か
)
る
尉
(
じやう
)
と
姥
(
うば
)
013
雲の
上
(
へ
)
に
浮
(
う
)
く
阿里山
(
ありさん
)
高峰
(
たかね
)
014
七五三
(
しめ
)
の
縄
(
なは
)
はる
御神木
(
ごしんぼく
)
015
一万
岼
(
だひら
)
ゆ
雲海
(
うんかい
)
みれば
016
雨の
塔山
(
たふざん
)
大
(
おほ
)
くづれ
017
主
(
ぬし
)
とわたしは
相思樹
(
さうしじゆ
)
の森よ
018
末
(
すゑ
)
は
高砂
(
たかさご
)
尉
(
じやう
)
と
姥
(
うば
)
019
君
(
きみ
)
は
新高尾
(
にひたかを
)
の上の
主山
(
しゆざん
)
020
おもひとどかぬ雲の上
021
主
(
ぬし
)
と私は
熱帯圏
(
ねつたいけん
)
の
022
台南市
(
たいなんし
)
よりもあつい
仲
(
なか
)
023
尉
(
じやう
)
と
姥
(
うば
)
とが
高砂島
(
たかさごじま
)
で
024
若い
相思樹
(
さうしじゆ
)
みとれてる
025
主
(
ぬし
)
と私は
高雄
(
たかを
)
の
港
(
みなと
)
026
ほれて掘るほど深くなる
027
尉
(
じやう
)
と
姥
(
うば
)
との
高雄
(
たかを
)
の島に
028
水ももれない二人づれ
029
尉
(
じやう
)
と
姥
(
うば
)
とのやうだといはれ
030
赤い顔する
猩々木
(
しやうじやうぼく
)
031
主
(
ぬし
)
と千
里
(
り
)
の
波涛
(
はたう
)
を
渡
(
わた
)
り
032
円満
(
ゑんまん
)
清朗
(
せいらう
)
の月をみる
033
あつい二人のお高い
仲
(
なか
)
を
034
風の
悋気
(
りんき
)
で
波
(
なみ
)
をどる
035
四季
(
しき
)
の花
咲
(
さ
)
く
高砂島
(
たかさごじま
)
は
036
楽
(
たの
)
し
解語
(
かいご
)
の花に
酔
(
よ
)
ふ
037
浪
(
なみ
)
も
高砂
(
たかさご
)
蓬莱丸
(
ほうらいまる
)
で
038
主
(
ぬし
)
と二人でわたり鳥
039
嶋
(
しま
)
に
茂
(
しげ
)
れる
相思樹
(
さうしじゆ
)
ながめ
040
一人旅して
欄心樹
(
らんしんじゆ
)
041
髭
(
ひげ
)
の
生
(
は
)
えてるガジマルみれば
042
いつそ恋しい
君
(
きみ
)
の
面
(
おも
)
043
清
(
きよ
)
い
高砂
(
たかさご
)
月かげみれば
044
胸
(
むね
)
に
動悸
(
どうき
)
が
宇都
(
うつ
)
の
宮
(
みや
)
045
舟
(
ふね
)
に車に
寝
(
ね
)
どしの
妻
(
つま
)
も
046
一人旅より気がつよい
047
主
(
ぬし
)
と二人で
海原
(
うなばら
)
渡
(
わた
)
り
048
浪
(
なみ
)
も
高砂
(
たかさご
)
恋の
嶋
(
しま
)
049
主
(
ぬし
)
は
新高
(
にひたか
)
わしや
次高
(
つぎたか
)
よ
050
いつも
晴
(
は
)
れない恋
曇
(
くも
)
り
051
尉
(
じやう
)
と
姥
(
うば
)
のる
蓬莱丸
(
ほうらいまる
)
に
052
浪
(
なみ
)
は
皷
(
つづみ
)
打
(
う
)
つ
舟
(
ふね
)
をどる
053
年
(
とし
)
に一度は
相思樹
(
さうしじゆ
)
茂
(
しげ
)
る
054
高砂
(
たかさご
)
島根
(
しまね
)
に来て見たい
055
乗
(
の
)
つて出て来た
蓬莱丸
(
ほうらいまる
)
で
056
帰
(
かへ
)
る
海中
(
わだなか
)
よしの丸
057
千
里
(
り
)
へだてた
高砂島
(
たかさごじま
)
で
058
故郷
(
こきやう
)
思はぬ二人づれ
059
恋の花
咲
(
さ
)
く
蓬莱島
(
ほうらいじま
)
に
060
命ちぢめる人が住む
061
命あづけたお前となれば
062
霧社
(
むしや
)
の
住居
(
すまゐ
)
もいとはない
063
わたしや
寂
(
さび
)
しい
日月潭
(
じつげつたん
)
の
064
浪
(
なみ
)
に
漂
(
ただよ
)
ふ
独木舟
(
まるきぶね
)
065
忘
(
わす
)
れられない
日月潭
(
じつげつたん
)
の
066
水に
流
(
なが
)
るる
杵
(
きね
)
の
唄
(
うた
)
067
妹
(
いも
)
の
土産
(
みやげ
)
はパパイヤバナナ
068
まだもオンライよく
似
(
に
)
てる
069
わたしや
高砂
(
たかさご
)
水牛
(
すゐぎう
)
ですよ
070
目つき
変
(
かは
)
ればつき
殺
(
ころ
)
す
071
主
(
ぬし
)
と私は
炬燵
(
こたつ
)
のおなら
072
臭
(
くさ
)
いながらもさし
向
(
むか
)
ひ
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