霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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懐古

インフォメーション
題名:懐古 著者:出口王仁三郎
ページ:56
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-30 20:57:00 OBC :B119300c015
十七八歳の頃
故郷(ふるさと)にかへりて見れば(くるま)ひきし(とも)老いながら(みな)生きてをり
若き日に昼夜(ちうや)(べつ)なくはたらきし友(やす)らかに余生をたのしむ
ブルジヨアの家に(うま)れし友は皆わが故郷(ふるさと)()してをらなく
()しみせず働きし若者の老後は(かへ)つてまめやかなるかな
若き日に学業のみをいそしみし友は四五十歳を()きなく
労働の汗を(しぼ)りし報いにや老いてますますさかんなる(われ)
若き日の苦労は()うてでもせよと世の(ことわざ)(しん)なるを知る
()(ひる)も働きとほせし()身体(からだ)筋骨(きんこつ)今にたくましきかな
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