霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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悪友

インフォメーション
題名:悪友 著者:出口王仁三郎
ページ:69
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-30 20:57:00 OBC :B119300c018
十八九歳の頃
プロレタリヤ竹藪(たけやぶ)もたぬ家の子は垣根の外の(たけのこ)あさり食ふ
垣外(かきそと)(たけのこ)ほれば悪友の太吉(たきち)きたりて持ち去り行きぬ
小幡川(をばたがは)に水あびをればわが(たもと)(くそ)まりおきて太吉(たきち)逃げゆく
くつくつと笑ひ太吉(たきち)が逃ぐる見て川よりあがれば(たもと)(くそ)あり
(くそ)こきし太吉(たきち)の家に(いか)り行けばごろつき親父(あご)しやくりたり
善悪(ぜんあく)によらない負けて帰りなば太吉(たきち)は家に()れぬと親父言ふ
大亀(だいがめ)と名を知られたる侠客の(せがれ)太吉(たきち)のいたずら(にく)らし
丹波(たんば)与作(よさく)足長(あしなが)自慢で野の井戸をまたげしあとより石をなげこむ
投げ()れし石に睾丸(こうぐわん)ぬれねずみとなりしをいかり与作が追ひ()
追ひかくる与作こはさに雪隠(せついん)に逃ぐれば()さん尻まくりをり
用達(ようたつ)しの()さんの尻に驚いてあつといひつつ倒れたる()
倒れたるところを与作追ひきたり餓鬼大将と(あたま)けりゆく
(わが)(あたま)けられし無念はらさんと与作のゆく手に(なは)はりにけり
丹波与作(なは)に爪先ひつかけてどつとばかりに路上に(たほ)
正清(まさきよ)をなぶるとは図太(づぶと)子忰(こせがれ)と与作がどなりまた追ひきたる
正清(まさきよ)近眼(ちかめ)をさいはひ生垣(いけがき)の中にひそみてやり過ごしけり
生垣(いけがき)にひそみてあれば(いへ)(ぬし)(かね)さんが来て(くは)()でうつ
(くは)()にうたれしあとの()(あが)りタンコブ一つ記念に残る
ダンコブに繃帯(はうたい)をなし家に帰り父にとはれて実状あかせり
みかけにもよらぬ不良の少年とまたもや父になぐられて泣く
をりをりは村の戸長(こちやう)にたのまれて京都府令をよみきかせけり
この村の節用中(せつようちう)とたたへられ無学の村民にもの(をし)ヘけり
貝祭文(かひさいもん)軍談(ぐんだん)落語に仁輪加(にわか)など村人逹(むらびとたち)に聞かせてたのしむ「貝祭文(かいさいもん)」とは法螺貝を吹きながら語る芸で、「デロレン祭文」とも呼ぶ。「仁輪加(にわか)」は「俄狂言」のことで、素人が演じる即興の狂言の芝居のこと。
白墨(はくぼく)を持ちて寺門(じもん)楽書(らくがき)栗山(くりやま)禅師(ぜんし)()ごと浴びたる
金剛寺(こんごうじ)夜学(やがく)の席から追ひ出され矢島(やじま)教師のもとに走れり
矢島(やじま)氏の寓居(ぐうきよ)にかよひ毎夜(まいよ)毎夜(まいよ)日本書紀など教へられたる
日本書紀(しよき)日本外史(ぐわいし)とつぎつぎに御国(みくに)(まな)びにうつりし若き日
国体(こくたい)のたふときことを知りそめて(ほとけ)の道より神にすすめり
産土(うぶすな)の神に()()なまゐまうで貧しき父母(ふぼ)(さち)いのりける
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