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宣伝歌
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宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
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脚注[※]用語解説
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[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
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冠島山
インフォメーション
題名:
冠島山
著者:
出口王仁三郎
ページ:
98
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2024-10-31 06:24:00
OBC :
B120900c19
紺青
(
こんじやう
)
の波をたたへし日本海の
夜半
(
よは
)
の
舟出
(
ふなで
)
は
落
(
おち
)
つきにけり
冠島山
(
をしまやま
)
わが
目路
(
めぢ
)
近くなりにつつ
東
(
ひがし
)
の空はあからみにけり
波
凪
(
な
)
ぎし
大海原
(
おほうなばら
)
をくれなゐに染めて太陽昇りそめたり
のたりのたり波にゆらげるわが舟のあしたの海の
穏
(
おだや
)
かなるかな
鯖鳥
(
さばどり
)
の声かしましく朝あけの空を封じて
四方
(
よも
)
に飛びゆく
仰ぎみれば数千万羽の
鯖鳥
(
さばどり
)
のかげはみ
空
(
そら
)
を黒くつつめり
こんもりとふくれあがりし
濃緑
(
こみどり
)
のこの
島山
(
しまやま
)
の
清
(
すが
)
しき朝なり
荒磯
(
あらいそ
)
に舟を
横
(
よこた
)
へしづしづと開祖は
冠島
(
をしま
)
に上陸したまふ
磯端
(
いそばた
)
の
荒石
(
あらいし
)
がしら飛び越えてわれも開祖のあとに続けり
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