霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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本宮の夏

インフォメーション
題名:本宮の夏 著者:出口王仁三郎
ページ:117
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 06:24:00 OBC :B120900c23
御開祖(ごかいそ)は炎暑に()ぢず一室に(こも)りて神筆(みふで)しるし給へり
御開祖の冠島(をしま)(びら)きに驚きて去りたる信者また帰り()
春蔵(はるざう)竹村(たけむら)松原(まつばら)浦上(うらかみ)(そら)とぼけつつ帰り来たれり
紫陽花(あぢさゐ)の花の匂へる井戸端にまたもや(かはず)(ぎやう)ははじまる
隣家(となりや)白波瀬(しらはせ)弥兵衛(やへゑ)又しても狂人(きちがひ)出来たと声とがらせり
この村に()つてくれるな(やかま)しい(よる)寝られぬと(つぶや)白波瀬(しらはせ)
わが植ゑし葡萄(ぶだう)(つる)の伸びたるを黒住教師()()りて行く
黒住の教師太兵衛(たへゑ)は村人に人格者よといはれたる人
村中(むらぢう)の人格者さへかくの如しとわれはしみじみ世をはかなめり
わが庭の葡萄(ぶだう)の苗を堀りてゆくをわれは(もだ)して見て居たりけり
村人(むらびと)金明会(きんめいくわい)狂人(きちがひ)のあつまるところと見て居たるなり
狂人(きちがひ)のお(なほ)(ばあ)さんがあらび出したと新宮(しんぐう)安藤(あんどう)金助(きんすけ)がくやむ
村中(むらぢう)狂人(きちがひ)あつかひされながら開祖は雄雄(をを)しく道を宣らせり
はるばると京都をたちて雨の(よひ)野崎(のざき)宗長(むねなが)(もう)()にけり
京都の信者
宗長(むねなが)金光(こんくわう)の役員島原(しまばら)杉田(すぎた)に仕へし人なりにけり
千家(せんげ)(りう)茶道の宗匠(そうしやう)野崎(のざき)氏は大谷(おほたに)法主(ほつす)に茶を教へたる人
山坂(やまさか)をはるばる越えて宗長(むねなが)は京都の土産(みやげ)茄子(なす)を贈れり
松原(まつばら)自由(じいう)南部(なんぶ)のことに(あい)(くわん)し抗議せんとて(のぼ)()しなり
野崎(のざき)氏は京都の出来事まつぶさに悲憤の涙しつつ語れり
ねんごろなわが説明に野崎氏は感激()して入信ちかへり
野崎氏の弟の松井(まつゐ)元里(げんり)氏は令兄(れいけい)のあとを追ひて(きた)れり「松井元里」は霊界物語・大本七十年史等では「里」ではなく「利」の「松井元利」になっている。
松井氏は本願寺家(ほんぐわんじけ)出仕(しゆつし)して名望高き職員なりけり
金明会(きんめいくわい)(をしへ)をつぶさに聞き(つひ)りただちに入信(ちか)ひたりけり
両人の知識階級きたりしゆ春蔵(はるざう)顔色(かほいろ)蒼くなりたり
野崎氏は本願寺法主(ほつす)(ちや)師範(しはん)依頼の手紙を人に誇れり
金光教会に捨てられ信徒(しんと)()に嫌はれ浪人となれる野崎氏
松井氏の保証頼みて莫大の借金持てる宗匠(そうしやう)なりけり
野崎氏の保証に立ちて松井氏は財産残らず失ひにける
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