霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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辞任勧告

インフォメーション
題名:辞任勧告 著者:出口王仁三郎
ページ:449
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 06:24:00 OBC :B120900c82
皇道会(くわうだうくわい)認可の運動に憤慨し開祖は(いか)りて綾部を去れり
御開祖(ごかいそ)弥仙(みせん)の山にたてこもり中の宮神社にさしこもり給ふ
一人(いちにん)供人(ともびと)もつれず御開祖は深山(みやま)の奥にかくれ給へり
御牧(みまき)らは急先鋒とあひなりてわれに辞任の勧告をなす
京都市の御牧(みまき)杉浦時田(ときだ)きん西村(にしむら)松井われに毒つく
やむを得ず京都をたちてはるばると二十里の道徒歩(とほ)して帰る
本宮(ほんぐう)に帰りてみれば竹村は曲津(まがつ)はよせぬと立ちふさがれり
『竹村』御開祖は岩戸がくれを遊ばした小松林(こまつばやし)が反対するゆゑ
髪をきり手足の爪をぬきとりて追つぱらはむと威猛(ゐたけ)る竹村
味方山(みかたやま)松の()()のもみぢ()小雲(こくも)の流れ染めてかがよふ
会長の悪神(あくがみ)追ひ出せたたき出せと京都伏見(ふしみ)ゆ電信の山
御開祖の岩戸がくれも会長の暴状ゆゑと意気まく役員
秋の()を吹き()るる風は強けれどみ(そら)の月は動くともせず
()(うへ)の人のさやぎを知らぬがに月はみ(そら)の限りをてらせり
わがこころ認識せざる人人(ひとびと)雄猛(をたけ)ぶさまははがゆかりけり
秋の()()の葉の紅葉(もみぢ)ばらばらと(こがらし)に散る(ゆふ)(さび)しも
竹村(たけむら)(とき)こそ()たれとよろこびて(わが)帰綾(きれう)をば(さまた)げにけり
認識の無き平蔵も同意して穴太(あなを)(われ)を追はんと(はか)れり
大本(おほもと)の三千世界の立替(たてかへ)の邪魔する上田(うへだ)(はら)へと云ふ(たけ)
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