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2-3

インフォメーション
題名:2-3 著者:出口王仁三郎
ページ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-11-01 03:15:00 OBC :B113800c12
開祖の寄行
 開祖神人(しんじん)感合(かんごう)ありし時より(たちま)言行(げんこう)一変して俗眼者(ぞくがんしや)()(これ)を発狂者と誤認するに至りたり。開祖()(とき)広からぬ(わが)邸内に万年青(おもと)壹株(ひとかぶ)を植へ大声を挙げ祝して曰く、此所(ここ)は世界の大元(おほもと)になる吉祥の地なり。大本(おほもと)(をしへ)(ひら)くぞよ、と。隣人(これ)を聞いて倍々(ますます)(あや)しみを重ね恐れて近付く者一人も無かりしが、()()(とき)開祖はハラン(そう)(えう)(ひき)(きた)りて(わが)邸内に植へ、東洋(とうよう)(十葉)の破乱(きた)(よつ)て今(これ)を滅却せむ、と熱湯をハランの()に注ぎ枯死せしめ、以て東洋の災害を救ふ()く務められたり。一書(あるふみ)に曰く、()を見ては必ず(けい)(くわい)(きい)ては必ず戒む云々(しかじか)。凡て神明(しんめい)の所行は人心小智の窮知(きうち)し得る処にあらず。(ただ)(つつ)しみて神意に戻らざらむ事を(つと)めざるべからざるなり。本居(をう)玉鉾(たまぼこ)百首に
あやしきをあらじをいふは世の中の あやしきをしらぬしれ(ごころ)かも
しるといふはたれのしれものはかりても 世のことわりは(そこ)ひなきもの
あやしきはこれの天地(あめつち)うべなうべな 神代(かみよ)はことにあやしくなりけむ
しらゆべき(もの)ならなくに世の中の くしき(こと)わり(かみ)ならずして
 或時は仏像を持出(もちいで)て井戸端にて洗滌し、仏法は(やが)て神州の大本教(おほもとけふ)に改めらるる時(きた)らむ。其前提として()く仏像の塗物(ぬりもの)脱落(はぎおと)すなりと(いひ)、或時は家屋外に炬燵(こたつ)(やぐら)持出(もちいで)て其上に吉原枕(よしわらまくら)を積み重ね(あだか)も城廓の形を装ひ大呼(たいこ)して曰く、正直なれ勤勉なれ信仰せよ忍耐せよ、神の御心(みこころ)(かな)はば(かか)る城廓の(うち)に住む身分ともならむ、と村人に教示し給ふこと再三にして(とど)まらざりしが、開祖はかくして日夜村人(むらびと)を訓戒されたるに偶々(たまたま)近隣に失火(しつか)ありければ、即ち開祖は大喝(だいかつ)して、精神の悪ひ村や不徳の家には(かか)る災難の()るものぞ。世界の人民(こころ)を改めて神に従へ、今の世の人民の心では未だ未だ火事(ぐらゐ)で無ひぞよ、地震雷電(かみなり)火の雨洪水(こうずい)(おこ)して天地(てんち)の神のより戒めあるぞよ云々(しかじか)
 (これ)を聞きたる村人は(もと)より信ずる者とて一人(いちにん)も無く忽ち怪乱狂妄(けふぼう)取るに(たら)ざる妖婦(ようふ)(げん)(へん)するあり、流言(りうげん)浮説(ふせつ)(いたづ)らに世人(せじん)を惑はす空言(くうげん)(あざけ)るあり、安寧秩序に大害ありと為すあり、(つゐ)には近隣なる安藤(あんどう)金助(きんすけ)なるもの放火の嫌疑者として綾部警察署へ訴へ(いで)たり。
 (ああ)開祖の(げん)過激に失するの傾向ありとは言へ(はた)して怪乱狂妄なるべき()。世俗を惑はす妖言なる乎。古来聖哲の(をしへ)にも(てん)の世を戒むるや、必ず天変地異、疾病(しつぺい)戦争(とう)の災禍を以てすとあり。余輩(よはい)(ここ)に慎んで、皇国列聖賢皇(けんこう)御詔勅(ごしようちよく)引証(ゐんせう)して開祖の言辞(げんぢ)の必ずしも怪乱狂妄ならず、流言(りうげん)浮説(ふせつ)ならざるを証明せんとす。
 人皇(にんをう)十代 崇神(すじん)天皇は天災地変の屢々(しばしば)(おこ)るを見て政治の不良に()し給ひ、
同天皇の七年二月に卜災詔(ぼくせいのせう)(くだ)し給へり。
(みことのり)に曰く
(みことのり)して(のたま)はく、昔日(きむさき)(わが)皇祖(すめみおや)(おほ)ひに天津(あまつ)日嗣(ひつぎ)(ひら)き給ひき、其の(のち)(ひじり)(わざ)(いよいよ)高く(きみ)(のり)(ひろ)(さかん)なり、不意(ゆくりなく)()か世に(あた)りて数々(しばしば)災害(あら)むことを、恐らくは(みかど)に善き政事(まつりごと)()ふして(とが)神祇(かむたち)(うく)るや、神亀(うらべ)(をほ)せて以て(さわり)を致すの所由(ことのよし)を極めざらむ()
 人皇(にんわう)第三十三代 推古天皇の十五年二月神祇(しんぎ)を祭祀するの(みことのり)(くだ)し玉ひし時の(ことば)に曰く
(われ)聞之(きくに)曩日(むかし)(わが)皇祖(すめみおやの)天皇(すめらみこと)(たち)の世を(をさ)め玉へること也。(あめ)(せぐく)まり(つち)(ぬきあし)して(あつ)神祇(かむたち)(ゐやま)(あま)ねく山川(やまかわ)を祀りて(はるか)乾坤(あめつち)(かよ)はす、(ここ)を以て陰陽(ひら)(やわら)ひで造化(なしつつ)ること共に調(ととの)へり、今()が世に(あた)りて神祇(かむたち)(いやま)ひ祀ること(あに)(おこた)る事あらむ乎、(かれ)群臣(まらちぎみ)(たち)(ため)に心を(つく)して(よろ)しく神祇(かむたち)を拝み(まつ)()し。
 右の(ほか)天災地異に対し列聖の神祇(しんぎ)に祈願し玉ひて災害を除去し玉ひし例証は枚挙に(いとま)無し。(ただ)(ここ)には参考として二つの例を挙げたるのみ。
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