霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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仮面

インフォメーション
題名:仮面 著者:出口王仁三郎
ページ:321
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-30 20:57:00 OBC :B119300c074
二十六七歳の頃
田舎には気のきいた(をんな)一人(いちにん)もなしと思へば淋しくなりぬ
(かふ)()と結婚すれば(おつ)()茶茶(ちやちや)いれるかと思ひわづらふ
(かふ)(おつ)(へい)(てい)()も土臭く気に()らぬとてさまよう結婚
侠客(けふかく)のむすめ一人(いちにん)()がいへに流連(ゐつづけ)なしてかへるともせず
(おつ)(へい)の家を()はんと思へども彼女にさまたげられて意を得ず
要領を得んとおもひて不断から不得(ふとく)要領の仮面をかぶる
山に()ね草に伏しつつ若き日の人目(ひとめ)をしのぶラブ・グロテスク
若き日のラブ イズ ベストをとなふれど会心(くわいしん)の者なき田舎かな
玉の緒の(いのち)のラブはうばひさられやむを得ずして(くず)のみ拾ふ
搾乳(さくにう)もそろそろいやになりにけり仔牛(こうし)の心おもひはかりて
肝腎の(ちち)はしぼられひよろひよろと(やせ)たる仔牛(こうし)に涙こぼるる
糯米(もちごめ)(かゆ)などたきて牛の子に朝な夕なに()はせけるかな
数頭の仔牛(こうし)(よる)はおそはれて幾度(いくたび)となく(とこ)はね起きたり
うばたまの暗き淋しき(やぶ)小路(こぢ)も雨ををかして(かよ)(きみ)()
田の中の溜池(ためいけ)のそば忍びゆけば青き火燃えてぱつと消えたり
人魂(ひとだま)は三個ならびてまた()でぬ(たけ) (たつ) (まん)溺死(できし)の亡霊
人魂(ひとだま)を淋しき野辺(のべ)に一人見て胸をののきぬ足はふるひぬ
淋しさと(こわ)さ忍んでたどりゆく夜半(よは)恋路(こひぢ)はあさましかりけり
人並(ひとな)みに恋は知れども(われ)若き日は余りにも(せは)しかりけり
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