霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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水茎文字の研究

インフォメーション
題名:水茎文字の研究 著者:出口王仁三郎
ページ:
概要: 備考: タグ:大石凝真素美(大石先生)、金竜湖(金竜海) データ凡例:底本:『大石凝真素美全集 解説篇』昭和62年(1987年)、八幡書店、60~61頁、底本の原本は『敷嶋新報』第12号(大正4年6月15日) データ最終更新日:2025-03-21 02:46:46 OBC :Z9051
 皇典古事記研鑽上寸時も看過すべからざるは我神国の霊跡として国民の記憶すべき一を挙げんか天気清朗なるの日近江国水茎の岡に登りて湖上遠く東北を望む時青碧の水面に描き出す不可思議の現象水茎の文字現しては消え消えては現し神工神技に成れる文字の組織深遠にして其整然たること比数なし。水茎文字は天津神算木の運用に依りて初て解し得ベきものにして其の成立の奥底を為すものは、即ち宇宙大経綸の根元より出づ、太古より斯くして湖面に昼夜文字を描きつつ天地人の火水の艮より現出して神異を伝へ玉ふぞ神国たるの御微なりける。
 吾人は神典古事記を真解せんとして水茎文字の研究に腐心すること十数年二十八歳の秋大石先生大石凝真素美に伴はれて天の真奈井の珍現象を実見せし以来今回まで再び到り見るの機会を得なかつたのであるが、大正四年五月十六日皇風会の朝倉氏夫妻「皇風会の朝倉」とは大石凝真素美の門下生、朝倉尚絅(あさくら・しょうけい)のこと。を始め梅田教統外写真術を知れる名古屋の某氏と再び岡山に来たのであつた。正に午前九時である江洲八幡駅から行程二時間を要した。湖上遥かに沖の島を望見する時忽ち出現せしは(ア)の字のあつた「~の字のあつた」では文章がおかしいが、底本通りとした。「~字だった」ということか?。稍あつて其右方に(オ)の字が現れた時しも南の風烈しくして湖上の文字は何れへか姿を隠した。一行落胆しながら野山口の大東市之助氏方に依頼して湯を沸して貰ひ梅干に生がの御馳走で汽車弁当を平げ了つた。余は莚一枚の上に横寐して其儘華胥の国へ渡航しつつあつた。朝倉氏の声にて(エ)の字出現せりと叫ぶ、余は忽ち眠より覚めた足下の水面に明らかに(エ)の字が浮いて居る、拍手しつつ神明に祈願する折りしも少し右方に当つて又々(イ)の文字が出現する、神国の神国たる所以を一層確信する事となつたのである。午後二時といふに一行は下山した。野山口の大東氏宅を訪問して岡山買取の相談をした、大東氏は義侠心の有る男で且つ正直な人物だ何事も腹蔵なく打明けるそして比岡山は村有山であつて村民は岡山の土を大津辺へ船で運送して其土の売上金で生活して居るのだから岡山買取の話は到底不可能である。夫れとも法外の高値で掛合へば万に一つも御談が出来ぬ事も有るまいが小生の地所を幾年間でも貸与するから此所に研究所を建設し文字の浮ぶ時のみ岡に上りて研究写影されては如何などと左も懇切に言ふて呉れるのである。一行は其の擬侠心を感謝せざるを得なかつたのだ。
 午後九時三十分の神戸行列車に身を託して余と梅田氏とは京都に向つた。朝倉氏一行三人は六時半の列車で帰名することとなつたのである。
水茎の 岡にのぼりて 眺むれば
    忽ち出でぬ アオイエの文字
 神界の御功業は実に不可思議である、余等一行は綾部の本部へ帰ると共に金竜湖金竜海にも水茎の文字の浮ばむことを精神をこめて祈願したのであつた。神明納受ましましたか其当日より瞭然として水面に文字の浮ぶこととなつた之れ大神の御神慮に依ることであつた。深遠なる幽契の存じますことを窺知し奉るのである。
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