霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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霊の礎(一一)

インフォメーション
題名:霊の礎 著者:出口王仁三郎
ページ:
概要: 備考: タグ: データ凡例:共通凡例S データ最終更新日:2025-10-17 22:22:22 OBC :B163100c11
一、天界即ち神界高天原(たかあまはら)にも、また地上の如く宮殿や堂宇(どうう)があって、神を礼拝(らいはい)し神事を行っているのである。
 その説教または講義等に従事する者は、もちろん天界の宣伝使(せんでんし)である。
 天人は常に愛と証覚の上において、ますます円満具足ならん事を求めて、霊身(れいしん)()となすからである。
 天人に智性や意性のあることは、なお地上現界の人間同様である。
 天人は天界の殿堂や説教所に集合して、その智的または意的福音を聴聞(ちょうもん)し、共にますます円満ならむことを望むものであって、智性は智慧に属する(もも)の真理により、意性は愛に属する諸の善によって、常に円満具足の境域に進みて()まぬものである。

一、天界の説法は天人各自が処世上の事項について、教訓を()るるに(とど)まっている。要するに愛と仁と信とを完全に体現せる生涯を営まむがために説示し聴聞するのである。
 説法者は高壇の中央に立ち、その面前には証覚の光明勝れたるもの座を占め、聴聞者は宣伝使の視線を()れぬように円形の座を造っている。
 その殿堂や説教所は天国にあっては木造の如く見え、霊国にあっては石造の如くに見えている。石は(しん)に相応し、木は善に相応しているからである。
 また天国の至聖(しせい)(じょう)はこれを殿堂とも説教所とも言わず、ただ単に「神の家」と称えている。そしてその建築はあまり崇大なものではない。されど霊国(れいごく)のものは多少の崇大な所がある。


天国浄土の天人を  教導すべき宣伝使
一名(いちめい)別名の意神の使者という  宣伝(せんでん)神使(しんし)何人(なにびと)
(れい)(くに)より来たるなり  天国人の任ならず
そも霊国の天人は  善より来たり真におり
真理に透徹すればなり  天国浄土に住む者は
愛の徳にて真を得て  知覚するのみ言説を
試むることあえて無し  ()れ天国の天人は
(おのれ)がすでに知り得たる  ところをますます明白に
体得せんと思えばなり  またその未だ知らざりし
真理を覚り円満に  認識せんと努め行く
一度(ひとたび)(まこと)を聴く時は  すぐさまこれを認識し
つづいてこれを知り覚る  (まこと)を愛しておかざるは
その生涯に活用し  これをば(おの)が境涯の
中に同化し実現し  その向上を計るなり。


高天原の主神より  ()さし給いし宣伝使は
自ら説法の才能あり  霊国以外の天人は
神の家にて説くを得ず  しかして神の宣伝使は
祭司となるを許されず  神の祭祀を行うは
天国人の所業にて  霊国人の職ならず
そのゆえ如何(いかん)と尋ぬれば  高天原の神界の
祭司を行う職掌は  天国に住む天人の
惟神(いしん)神業(しんぎょう)なればなり  そもそも祭司の神業は
霊国に()()の神の  愛の()(とく)(むく)ゆべく
奉仕し尽すためぞかし  高天原の天界(神界)の
主権を有すは霊国ぞ  善より来たる真徳を
義として(しん)におればなり  高天原の最奥に
おける説示は証覚の  極度に達し中天(ちゅうてん)
説示は最下の天国の  説示に比して智慧に充つ
如何(いかん)となれば天人の  智覚に応じて説けばなり
説示の主眼要点は  いずれも主神の備えたる
神的人格を各人が  承認すべく教え行く
ことを除けば何もなし  これを思えば現界の
宣伝使また主の神の  神格威厳を(ほか)にして
説示すること無かるべし  アヽ惟神(かんながら)々々
高天原の天界の  主神の愛とその(しん)
歓喜し(うやま)まい(たてまつ)る。

大正十一年十二月   王仁
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