霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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出口王仁三郎氏に挙国更生を聞く 第二回

インフォメーション
題名:挙国更生を聞く 第二回 著者:
ページ: 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-05-16 06:25:31 OBC :B108500c23
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]『昭和』昭和8年2月号
鈴木 『先ほど経済権を奉還するという事を承りましたが、そうなると各人の私有財産というものは自然に消滅するのでございましょうか』
出口氏 『「普天(ふてん)(もと)王土(おうど)に非ざるなく、率土(そつど)(ひん)王臣(おうしん)に非ざるなし」あまねく天の下は王の領土でない所はなく、 地の果てに至るまで王の臣下でないものはない、という意味と昔から言っている。明治維新までは個人の私有地はなかった。明治になってから、土地の所有権が出来たのである。だから元にお返しすればよい。奉還すればそれだけの代は貰えるのであるから、無料で奉還するのではないから、形式が変わっただけで、そんな心配は要らん。そして皇室には地所というものがあるのだ。それで(さつ)をなんぼ出しても札と代えるか、土地と代えるかだけである。民の懐にみんな入って皇室には依然としてそれが残っている。これは財産が倍になって帰って来た事になる。
 それで金融もよくなり、何もかも根本的によくなる。明治維新の時にも大政奉還の時にみな(かね)を貰っている。武士でもなんでもみな土地を貰っている。これを金で貰うと思ったらいけない。御稜威(みいづ)の余徳を貰ったと思えばよい。札で貰ったら札で買える地所があるからよい。もう一ツ進めば良いんだが今の人間はそこまで行かん。明治までは庶民の所有地というものは一ツもなかった』
芦田 『経済方面の更生でも、総てあらゆる更生が一時に行われねば効果がないと思いますが』
出口氏 『そうだ。しかし、それは肝腎のものが変わって来ればよいのである。更生しよう、しようとしても無茶ばかりしている。根本問題を解決せねばならぬ。とても今日の小胆な政治家には出来ないと思う。現在の政治家ではいけない。これはなんぼ気張ってもようやらない。陸軍省が請求する。大蔵省が削る。そんな事ばかり繰り返している。本当はそんな事はどうでもよいのだ。陛下の御稜威(みいづ)によって、方法によってはなんぼでも出来る。
 元来日本は宰相や外交官が弱かったら戦争をせねばならなかった。日清戦争にしろ日露戦争にしろそうである。日清戦争の時、ワシは二十六歳の時であったが、当時の総理大臣の伊藤さん博文の腰が弱かったから戦争が起こった。窮鼠(きゅうそ)却って猫を咬むようになって、日清戦争が起こった。またその次の日露戦争が起こった時にも伊藤さんの腰が弱かったから露国が付け込んで来た。それでとうとう堪らなくなって戦争をした。今度も幣原(しではら)外交及び各当局者の腰が弱かったから、満洲の戦争が起こった。外交の弱いのは軍備が充実していない時である。軍備が充実している時には外交が強くなる。
 日本は国民皆兵の国であり、細矛千足(くわしほこちたる)の国である。「千足(ちたる)」という事は「一切の」ということである。子供も、爺も婆も、みんなという事が千足という意味である。「細矛(くわしほこ)」という言霊はつまり、(ほこ)(つるぎ)という意味もあるが、言霊学から言えば「細矛」というのは「(ひい)でたる子」であり、日本人は秀子(ほこ)(日子)であり、細矛というのである。その尚武の気をもっておる国民が国内に充実しているのが「細矛千足」という名義となって来たのである』
成瀬 『それでは軍備を拡張し、国民が国防という事に力一杯になっているというのは御神意に叶っている訳でございましょうか』
出口氏 『そうである。阿弥陀(あみだ)弥陀(みだ)利剣(りけん)と言って剣をもっている。即ち折伏(しゃくふく)の剣と摂受(せっじゅ)の剣を持っている。この摂受の剣をもって人を助ける。それから折伏の剣はどうも仕方がなくなれば、これを振るって折伏せしむるのである。諸刃の剣になっているのは折伏の剣と摂受の剣である。自分の顔に向かっている方が摂受の剣であり、向こうを向いているのは折伏の剣である』
成瀬 『防空の事についてちょっとお伺い致したいのですが「国防は航空防(こうくうぼう)なり」という御言葉を頂いておりますが、未だに防空に関する仕事に対しては国民の大多数は無関心であって、陸海軍省がやっておればよいというような調子であります。
 そこで防空熱がそろそろ台頭しかけたこの際、昭和青年会として半官半民の国民防空研究会とか、或いは国民防空促進会とかいうようなものの建設につき請願書を議会に提出して、政府をしてこれに予算を計上せしめるような方法をとりたいと思います。
 これはすでに軍部なんかでも希望されている事柄でありますが、いかがなものでございましょうか』
出口氏 『そいつは良い。通過しようがせまいが、いうだけ言うたらよい。こういう機会にやるだけやったらよい』
三千麿 『話がちょっと前に戻りますけれども、先刻の更生の御話の中に惟神の道に帰るという事でしたが、今の学者の中にも(かけい)さん筧克彦・東京帝大教授を初め、惟神の道を説く人がありますが、大本の惟神の道とそういう人達の惟神の道とどう違うんでしょうか』
出口氏 『「人ナガラ」惟人が惟神を説いている。大本は実行するのである。こうじゃ、ああじゃと言って筧さんのは色々な説を集めてやっている。学者として人にいうけれども自分が実行しないから駄目である。惟神の道を言って教えても自分が率先して型を見せてやる誠意がなかったならば、本当の惟神の道ではない。書物だけを出して人に教えておっても何にもならぬ。実践躬行(きゅうこう)してこそ惟神の道が生きて来る。ワシも、筧さんの「惟神の道」を読んで見たけれども、総ての神典や古事記によって集めたに過ぎないのである。あの人の説というものは一ツもない、極く浅い浅薄なものである』
鴛海 『欧州の諸国は亜細亜に対して色々借款(しゃっかん)をさしておりますが、そういう事は非常に悪いと吾々は考えていました。そうすると日本が満州に対してやっているのは矢張りよい事でないと思われますが……』
出口氏 『金をやっているのはよいじゃないか、亜細亜に金を貸しているのは亜細亜を栄えさすのであるからよいではないか。ワシはよいと思う。それが為に軍器を拵えて抵抗するようでも、結構落ち付くところはきまっているから、ワシは神の経綸だと思っている。外国は野心があって、貸しているのである。誠心誠意で貸したのであるならば酬われるけれども、野心で貸したら、元に帰って来る事はない。あれは誠ではない』
鴛海 『日本は欧州人から悪く見られるのはやむを得ませんでしょうか』
出口氏 『それは当り前じゃ。狸同志がやっているから、それはしょうがない。今までは誠は一ツもないと神様が言っておられる。引っ掛け合いばかりやっている。世界も更生せねばならぬ。しかし先ず日本が更生して範を示さねばならぬ。
 日本人でも今のはしょうがない。真の日本人は幾らも居らぬ。ほとんど全滅の状態である。皮膚や毛髪の色だけが日本人であって、精神的には混血児である。外国人が大部分である。人間の精神は血である。心というものはみな血が動いておるのである。霊というものは血だ。故に現代の日本人は混血児になっている。こういう連中が子を拵えても混血してしまっている。先ずこの血から更生せねばならぬ。血は精神の持ち方で変わって来る。真正な日本人に帰ったならば──始めから心が元だから、霊主体従の人間になる。現代人は先ず血液が外国人になってしまっている──心が日本人に帰ったならばそれで良い』
神本 『衛生と称して随分本当の事から言えば、不衛生な事が行われておりますから、更生の必要があると思われますが』
出口氏 『衛生々々と言っても衛生学が盛んになって来るほど病人が殖えるでないか。
 兎も角、日本人は衛生々々というよりは、かえって働きさえすればよい。なまくらだから病気が出て来る。働いてさえおれば少しも病気が起こらん。病が多くて病というものはなかなかない。病体になって来たならばなかなか癒らん。大抵はみんな気を病んでいる。だから神様に参って来ると病気が直ぐ癒ってしまう。自然の摂理で怪我しても直ぐに肉が出て来る。足でも怪我したら腐ると言って切ったりなんかするけれども、日本人は普通腐らない。肉食する人種なら肉が弱いから、どうしても腐り易い。菜食人種や米を食うておる者はそう目茶苦茶に腐るものではない』
神本 『それではその他の事について政治、経済なんかについて御伺いになる御方はどうか御遠慮なく……』
大崎 『新聞なんか見ますと、今年当たりには日本の内外債を合すると約百億円になると書いてありますが、あれはどうして解決が出来るんでしょうか』
出口氏 『百億円あろうが、いくらあろうが構わない。世界中、神様のものだ。あるから貸すのだ。ないから借りるのだ。そんな事を心配しておったならばしょうがない。なんぼあっても構わん。日本には日本の神の経綸があるから』
大崎 『日本の現金は三億しかないですが』
出口氏 『あんなものはどうでもよい。ワシは蒙古入りの時に二十円金貨を一万円、腹に捲いておったが、一町ほど行ったらどうもこうも苦しくてしょうがない。その時、(さつ)は結構なもの尊いものだと思った。紙幣なら十万円、懐に入れておっても何ともないが、(きん)みたいなものは食う訳にもいかず、何にもならぬ。飾りものだけにしかならぬ。なかなか採れぬから高くしてあるけれども、つまり言えば子供の玩具(おもちゃ)と同じである。金が有難いと迷信しているけれども、分析して考えてみれば何にもならぬ下らぬものである。兎も角ワシは、国民が一致して国を護るという気になれば金も何も要らんと思う。
 農業にも改良方法が沢山ある。しかし満州蒙古で農業の開拓をするという事は非常に不利益だと思う。会社を拵えるとか、紙を製造するとか、木材を切り出して製材するとか、鉱山を掘るというような事はよいが、農業なんかとても日本人じゃようやって行けぬ。食う事が出来ない、(あわ)高粱(こうりょう)コーリャンとかならまあよいが、米はなかなかうまく行かない。蒙古人はそんな事でもいうと(わら)っている。羊一匹十七円、高梁一石が六円である。この一石を作る間に、羊が百匹飼えて千七百円儲かる。そんな事を教えてもそんな算盤の取れぬ馬鹿な事をしそうな筈がない。食うだけを作っておく。百姓をやるんなら、南洋だね。ほったらかして置いても年中大きくなるから利益が多い。取るだけに忙しいくらいだ』
成瀬 『ただ今の御言葉で思い出しましたが、伊藤友治郎という人が、南洋殖民学校を東京で経営していて、三ヶ月で青年達にビルマ語を速成教授してビルマに送っているのですが、実は伊藤氏はそれより前に、ビルマに行っておった事があり、ビルマの国王から、日本のちょうど九州くらいの土地を無料で貰っているので、そこへどんどん人を送っておりますが、大本の活動的な元気のいい宣伝使を送って頂きたいと希望していました。矢張り同氏の話ですが、シャム現在のタイのバンコックで土地を日本人だけに売るというところがあるというのです。一町歩五円六十銭という、まるでただのようなもので、将来大いに南洋は発展する余地があるようでございます』
出口氏 『南洋にはまだ、誰も所有しておらん島がチョイチョイあるのだ。
 兎も角、殖民であったら南洋だね。……が、兎も角、国防の第一線として満州国は必要がある。日本の国防の為にはアジアの盟主としては、どうしても、あすこがなければならね。ワシがいつやら、地図に世界の鎌倉と書いておいただろう。ちょうどそうなって来た。世界の鎌倉だろう(一同ハハア)満州という国は神界から言っても日本の国防上から言っても必要な国である』
鴛海 『世界平和を招来する階段としても、アジア連盟というものはどうしても通らねばならぬ階段でしょうか』
出口氏 『通らねばならんがナ。日本が強かったら一遍に連盟が出来るが、今の日本ではもうちょっとのところが出来ない。依らしめねばいかん。日本の国に頼らさねばいかん。日本の外交というものはなっていない。アジア諸国は日本に頼ろうとしているが、今の当局者にそこまでの雅量がないし、勇気がない。欧米諸国に(はばか)っている。
 こういうような弱気があるからいけない。これを日本は神国であるからいよいよの時には神が働くという考えと、それから国体の本義を知った国民が全部揃うたならば、外交も強くなるし、また総ての事がうまく行くようになる。神を知るという事が大事である。今の当局に神を知った者がないから思い切った事がやれない。ワシらならやって見せる。そうするとアジア諸国は喜んで出て来るナ。欧米は眼をつり上げてやって来よる。色々干渉しようとするだろう。しかし、そんなものが出て来るなら出て来いという勢いでやったらよい。豪州とシンガポールに軍艦を置いておけば、どうにも手が出せない。英国も米国も手が出せなくなって来る……』
鴛海 『もしアジア連盟というものが……』
出口氏 『アジア連盟をやるについてはシンガポールと豪州をヤッておきさえすれば、ひとりでに出来る。そうでなければ出来ない。前門があっても後門が塞げていないから』
鴛海 『アジアには非常に沢山の人種が色々に住んでいるように聞いていますが、それらの人種と、どういう風に連絡すればいいのでしょうか』
出口氏 『人種の連合というものは心配せんでもひとりでにやって来る。こっちが強かったらひとりでに出来る。先ず日本の国が更生することじゃ。そうすれば光は東方よりだからナ──火をとぼしておけば虫でも何でもそこへ飛んで来るようなものだ。東方の光をもっともっと強くしておくと、みな外国も寄って来る。アジアだけじゃない』
鴛海 『そうするとアジアを単位にするということは、そう決定的の事じゃないでしょうか』
出口氏 『何もかも一時(いっとき)になって来る──とお筆先に書いてある。アジアを──元をやるというと何もかもみな従ってしまう、そうなれば……』
鴛海 『アジア連盟──アジアモンロー主義──はそう主張せんでもいいものでしょうか』
出口氏 『そんな事はせんでもよい。アジア人のアジアになってしまう』
鈴木 『リットン報告書が連盟理事会で受け入れられれば戦争が誘発されるものでしょうか』
出口氏 『そんなものはどうでもよいがな。採用されても、せんでも、どうでもよいじゃないか。リットン報告書を採用したら面白くなるよ。世界の国が日本に攻めて来る。そうすると日本が鉢巻して気張るからな。
 兎も角、神代から神の経綸で(きま)っているのだ。日本が治めてやらねばいかんという事は定っている。ワシはあんな事なんか眼中においておらん。世界中、攻めかけて来ると御筆先に書いてある。攻めかけて来んというと経綸が出来ん。何もかも一時(いっとき)だ。神様はチョロ臭い事は嫌いだからな』
岩田 『要するに腹をきめるだけでございますね。後は問題にならん訳ですね』
出口氏 『それが一番大事だね。反宗教の時にも「大本はどう考えているか」と聞いた人がいた。ワシは「どうでもよい、問題にしておらん」と言った。「左傾はどうか」──左傾でも酒でも何でもよい。あれは酒に酔って人に小便をかけるじゃないか。真理じゃないと立って行かん。真理が勝利を得るに決まっている』
三千麿 『それから内部の話ですが、言論という事は非常に大事ですけれども、それと同時に、文筆──文章を練るという事も必要であると思いますが』
出口氏 『それも必要だね。これからの青年はその方の勉強をやっとかんといかん。今は何もかも違って来ているが、第一に神社仏閣の幔幕(えんまく)──あれからして違ってしまっている、あれは昔は長さが二丈八尺に決まっている。天の二十八宿(しゅく)(かたど)って、()()といって地が三十六ある。今のはみな違っている。信者の幕まで違っている。乱れてしまっている。幕が天にあたる()が地に当たっている。地は六だから六六三十六だ。三十六と言ったら弥勒という事だから、ちょうど地の弥勒、幕でも昔からチャンとそうなっている』
鈴木 『ヒットラーの旗ですが、卍の形になっておりますが』
出口氏 『どこでも天地は経緯(たてよこ)だから、経と緯にきまっている。紅卍字(こうまんじ)でも、白卍字(はくまんじ)でも妙見(みょうけん)でも──これは先をとがらしているだけの違いだ。大本も○に十だ。まるに十だけれども、それを具体化して○を十(こしら)えたんでみな同じである。仏教も基督教もみなそうだ。十というものは天地の数だ。まるいのは世界だ。他のは宇宙が書いてない。ただ十だけだ。大本は周囲に○がある。まるの中に十それを具体化してまるを十拵えた。どの宗教でもこれは当たり前だ。十からみな作っている、(たて)(よこ)、火と水だ』
成瀬 『三五(アナナイ)という事は、ほのかに意味が分かっておりますが、直截(ちょくさい)簡明に御説示願いたいのですが』
出口氏 『これも神様のお蔭、これも天皇陛下のお蔭、これも主人のお蔭という風に自分の手柄を上にもって行く事だ。「ア」という事は天だ。「ナ」という事は神だ。「ウ」は下を意味する。「あがなう」は自分が代わりに賠償することで「うべなふ」(諾ふ)という事は承諾したという事である。上から下へもって行く事である。「ウラナウ」(易う)は自分の心を調べる事である。「ウラ」というのは心であり、「うらやすく」というのは「(うら)安く」という事で、「うら安の国」というのは「心安い国」という事である。
 それからワシだけにしゃべらさんと皆も何とか言わんかい』
神本 『どうですか皆さん、どしどしと御尋ねになっては?──自力更生の字義の解釈でございますが……』
出口氏 『政府から国民に対して勝手にやってくれという投げ言葉だ。自力更生じゃない。自己更生だ。つまり自力のない者が沢山あるのだから自己を更生して初めて自力が出来て来るのだ。力のないものに自力更生せいと言っても、力のないものはしょうがない。自力更生する者があれば世の中はこんなに困っていないからね』
成瀬 『大阪で内田先生が「政府は自力更生というが、その範囲を全然示しておらんが、(しか)らば各々の力で更生せよというのならば、いかなる手段方法を以て更生しても差し支えないのであるか。この点を臨席の警察官は政府にこれに対する明答を与えるように漏れなく報告しておくように」と言うておられました』
出口氏 『誰や──内田さんか。そりゃそうだ。自力があったならば更生々々と言わんでもコセコセ言わんかって(軽い笑声所々に起こる)やって行けるがね。自力という事は「(みずか)らの力」とみんな思うているが、ワシは「(おのずか)らの力」と思うている。自らの力というのは惟神の御力だと思う。みんな神に目覚たら文句ないんだ』
宇知麿 『さあそろそろ失礼さして頂きましょう。大分お疲れのようでございますから』
一同 『どうも結構な御話を有難うございました』
 (完)

   
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