霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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冷水浴

インフォメーション
題名:冷水浴 著者:出口王仁三郎
ページ:308
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 06:24:00 OBC :B120900c56
大江颪(おほえおろし)に送られ(きた)る雪(さむ)(かけひ)の水は(こほ)りて動かず
御開祖(ごかいそ)は雪の(つも)れる朝庭(あさには)冷水浴(れいすゐよく)をおこたり給はず
われもまた新年松(しんねんまつ)内明(うちあ)けの十五日の朝冷水(れいすゐ)()()
頭髪はたちまち氷に閉ざされて風邪(ふうじや)にかかり発熱を為す
()()ねし(とこ)()近く勇祐(ゆうすけ)神徳(しんとく)貰へと鼻すすり泣く
をりもあれ浦上(うらかみ)松原(まつばら)()りきたり改心あれと涙に(いさ)むる
(かはず)にあらぬ身なれば今日(けふ)以後は冷水浴は()ずと()()
病女来る
本町(ほんまち)西村(にしむら)庄平(しやうへい)(はは)(きた)りやぶれし指の平癒(へいゆ)頼めり
気の毒に堪へず病床()ね起きて祈願をすれば(ただち)()えたり
西村の母は感涙にむせびつつ真正(しんせい)の神と信仰(あなな)ひにけり
西村の母はこれより家族つれ()が大本の信者となりたり
綾部町(あやべちやう)の人にて信者に()りたるはこの人をもつて濫觴(らんしやう)となす
浦上(うらかみ)竹村(たけむら)松原(まつばら)()()せし神業(かむわざ)を見てややおどろけり
艮の金神様も御苦労よ小松林(こまつばやし)(うつ)りしと彼等(かれら)いふ
『竹村』海潮(かいてう)さん慢心なさるな大神が臨時御使用遊ばされたのぢや
『竹村』水行(すゐぎやう)も出来ぬあなたに神徳(しんとく)があらふ筈なし慢心なさるな
『竹村』慢心は大怪我の(もと)これからは朝夕(あさゆふ)冷水浴を為されよ
何処(どこ)までも冷水浴はいやですと()れ頑張りて臥床(ふしど)()りたり
竹村は執念ぶかく枕頭(ちんとう)()して改心と水浴(すゐよく)せまれり
放言の矢
『上田』君達は身魂(みたま)(けが)れ曇りあれば冷水浴(れいすゐよく)は当然なるべし
『上田』欲望も何も持たざる(われ)なれば冷水浴(れいすゐよく)の必要は無し
『上田』小山田(をやまだ)(かはず)蠑螈(いもり)霊魂(みたま)持つ君等(きみら)(つと)めて冷水浴(れいすゐよく)せよ
数年間(すねんかん)はらひ清めしわが身魂(みたま)(かはず)呼ばはりしたと(いか)れり
『竹村』私等(わたしら)(かはず)(たま)なら上田さんは雪隠虫(せつちんむし)霊魂(みたま)(ののし)
『上田』雪隠(せつちん)の虫は(くそ)から這ひ(あが)り羽化して人の頭に止まるよ
『上田』糞虫(くそむし)の俺は(これ)から出世して君等(きみら)の頭に(くそ)かけてやらうか
『浦上』雪隠(せつちん)の虫がそれほどお好きなら先生今日(けふ)から肥料(こえ)かつぎなされよ
『上田』百姓の(せがれ)の俺は肥料(こえ)かつぎ()れきつて()るよ驚きはせぬ
『竹村』もの臭い人と思へば(くそ)かつぎかそれでは神仕(しんじ)は職に過ぎてる
『浦上』神様に(つか)へる人は肥料(こえ)仕事するやうなことでは到底駄目です
『松原』俺だとて肥料(こえ)かつぎした百姓だ神に奉仕の出来ぬ筈なし
色色(いろいろ)とくだらぬ事を枕頭(まくらべ)に語る五月蠅(うるさ)夜具(やぐ)被りたり
夜具(やぐ)()ぶり()(あたた)まりコンコンと苦しき(せき)(しき)りに()でたり
『竹村』野狐(のぎつね)の霊が(うつ)つてコンコンと鳴いて正体(あら)はしよつたぞ
『松原』馬鹿なこと(ぬか)すな狐が()かずとも風邪に(かか)ればコンコン(せき)が出るよ
くだらない迷信連(めいしんれん)があつまりて一月早早(さうさう)争論して居り
一月も寒風(かんぷう)深雪(みゆき)に過ぎ去りていよいよ節分祭は(きた)れり
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