霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第十二章 指導順応

インフォメーション
題名:第12章 指導順応 著者:出口王仁三郎
ページ:119
概要: 備考:2023/10/03校正。 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-10-03 17:35:42 文字数:697 OBC :B121802c124
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]:『神の国』大正14年7月15日
 皇道(くわうだう)大本(おほもと)は明治(めいぢ)二十五年(ねん)から、水(みづ)宣伝(せんでん)と松葉(まつば)宣伝(せんでん)を盛(さか)んに唱導(しやうだう)して来(き)た。然(しか)るに凡(すべ)ての文明(ぶんめい)人士(じんし)の間(あひだ)に軽侮(けいぶ)嘲笑(てうせう)の的(まと)となり、大本(おほもと)は迷信(めいしん)を流布(るふ)する邪教(じやけう)として遇(ぐう)されて居(ゐ)たのである。然(しか)るに時節(じせつ)の到来(たうらい)とでも言(い)ふべきものか、今年(こんねん)に到(いた)つて東洋(とうやう)の大(だい)新聞紙(しんぶんし)が盛(さか)んに水(みづ)の宣伝(せんでん)や松葉(まつば)の効能(かうのう)を主唱(しゆしやう)しだしたのは、神界(しんかい)経綸(けいりん)の第一歩を進(すす)めたものにして、吾々(われわれ)大本人(おほもとじん)は欣喜(きんき)の情(じやう)に堪(た)へないのである。
 次(つぎ)に大本(おほもと)は国家(こくか)存立(そんりつ)上(じやう)の急務(きふむ)として、昨年(さくねん)蒙古(もうこ)行(ゆ)きを断行(だんかう)し、宗教(しうけう)的(てき)統一を計(はか)り、且(か)つ食糧(しよくりやう)問題(もんだい)解決(かいけつ)の為(ため)決死(けつし)の活動(くわつどう)を行(おこな)つた結果(けつくわ)、朝野(てうや)の眼(まなこ)を醒(さま)し、今日(こんにち)では識者(しきしや)間(かん)に於(おい)て盛(さか)んに満蒙(まんもう)経営(けいえい)談(だん)が流行(りうかう)し出(だ)したのも、大本人(おほもとじん)に取(と)つて欣喜(きんき)すべき一事(いちじ)である。
 次(つぎ)に世界(せかい)共通(きようつう)語(ご)エスペラントの普及(ふきふ)を企(くはだ)ててより、日本(につぽん)の各(かく)既成(きせい)宗教(しうけう)団体(だんたい)に於(おい)て之(これ)が研究(けんきゆう)に着手(ちやくしゆ)するやうに成(な)つたのも、大本人(おほもとじん)にとつて一の欣幸(きんかう)とする所(ところ)である。
 次(つぎ)に吾人(ごじん)が主唱(しゆしやう)の下(もと)に世界(せかい)宗教(しうけう)連合(れんがふ)会(くわい)を北京(ぺきん)に於(おい)て締結(ていけつ)し、次(つぎ)に神戸(かうべ)道院(だうゐん)に於(おい)て大本(おほもと)の主唱(しゆしやう)の下(もと)に万国(ばんこく)信教(しんけう)愛善(あいぜん)会(くわい)を創立(さうりつ)し、次(つぎ)に全(ぜん)世界(せかい)に向(むか)つて人類(じんるゐ)愛善(あいぜん)会(くわい)を創開(さうかい)したのも、全(まつた)く神(かみ)の御(お)示(しめ)しに由(よ)つたものである。
 以上(いじやう)の美挙(びきよ)に依(よ)つて内地(ないち)の宗教家(しうけうか)の間(あひだ)に覚醒(かくせい)を促(うなが)したる結果(けつくわ)、神道(しんだう)大(だい)連合(れんがふ)会(くわい)、仏教(ぶつけう)大会(たいくわい)、東亜(とうあ)仏教(ぶつけう)何々(なになに)会(くわい)と云(い)ふやうに、宗教(しうけう)の異同(いどう)を問(と)はず、相(あひ)和合(わがふ)して、神仏(しんぶつ)の恩恵(おんけい)を世界(せかい)一般に知(し)らしめむとするの傾向(けいかう)に成(な)つて来(き)たのも、全(まつた)く神界(しんかい)御(ご)経綸(けいりん)の一歩であつて、吾々(われわれ)大本人(おほもとじん)の欣喜(きんき)雀躍(じやくやく)する所(ところ)である。
 大本(おほもと)は何事(なにごと)も世界(せかい)に先(さき)んじて其(そ)の範(はん)を示(しめ)す聖団(せいだん)であるから、大本人(おほもとじん)たるものは層(そう)一層(いつそう)愛善(あいぜん)の徳(とく)を養(やしな)ひ、真信(しんしん)の光(ひか)りに居(を)らねばならぬ大(だい)責任(せきにん)をもつて居(ゐ)るのである。
 アア惟神(かんながら)霊(たま)幸(ち)倍(はへ)坐世(ませ)。
(大正一四、七、一五号 神の国誌)
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