大国彦の部下(重臣)に「大鷹彦」または「大鷹別」という人物が出て来る。
[例]
第3巻第41章 「大自在天大国彦の部下、醜原彦、大鷹彦」
第4巻第4章 「ここに大国彦の重臣なる大鷹彦は」
第4巻第12章 「大自在天大国彦の重臣なる大鷹別は」
第4巻第34章 「大自在天の従臣なる大鷹別以下の」
この大鷹彦と大鷹別は同一人物であると思われるが、名前が混用されている。
最初は「大鷹彦」で出て来るが、途中から「大鷹別」に変わっているのである。
第3巻第41章から第4巻第5章までの間に「大鷹彦」が6回、第4巻第12章から第5巻第47章の間に「大鷹別」が25回出て来る。(それ以降は出て来ない)
御校正本、校定版、愛善世界社版、いずれも同じである。
第4巻の第1章から第21章までは口述・筆録のスタイルではなく、王仁三郎自身が書いているのだが、つまり王仁三郎自身が大鷹彦と大鷹別を混用して書いたことになる。
誤記の可能性が高いが、「大鷹~」が名前に付く人物は他にはおらず、他の人と勘違いすることはないと思うので、「大鷹別は大鷹彦の別名」という形で処理していいと思う。
★結論 大鷹別は大鷹彦の別名