我国の前途を思ひ朝夕に「筆のしづく」の書を認むる
蛆虫が十二集り御開祖をあやまらしめて吾れを苦しむ
皇道の真髄を解く日常の吾れを罵る蛆虫悲しき
反抗の筆先
蛆虫のあやまり言葉を信じまし吾れに反抗の筆先書かすも
二代までまだ水晶にならぬかと開祖しきりに筆先書かせり
皇道の真義を知らぬ信徒は反抗者とのみ吾れを思へり
蛆虫連
御開祖は大和魂瑞月は唐魂と見てゐる蛆虫
瑞月は水浴なさず不精者外国魂がうつれるといふ
素盞嗚尊が岩戸を閉めたりと吾れに極力手向ふ蛆虫
瑞月は学で知識をこしらへし外国魂と蛆虫ののしる
わがなせる事等残らずさかさまと蛆虫連はひが目に見るなり
大本の内部の改革せよといふ神示を誤解し吾れにせまり来
海潮が改心すれば大本は全部揃ふとほざく蛆虫
ロシヤ国の悪のやりかた海潮にうつると見てゐる十二の蛆虫
艮の金神様さへまつりたら外の神さま要らぬとほざけり
素盞嗚の尊と稚日売岐美の神神代の規則破りとほざけり
立替が出てきて悪のみたま等は亡びゆくぞと吾れを罵る
保守主義
駿河なる長沢恩師のことまでも悪く書かれし筆先かなしき
御開祖の誤解によりて朝夕をわれ道のため苦しみにけり
進展主義の吾れに対して御開祖は保守主義にて折合ひ悪し
財政は日に日に極度に窮迫し信者は次第に逃げ去りにけり
貧困と圧迫を朝夕しのびつつ「道の大本」を執筆なしたり
迫害妨害
迫害に居たたまらずして意を決し園部京都に出でて布教す
京都市や宇治方面の宣伝も蛆虫連の妨害はげしき
園部町に出でて布教しゐたるをり大本役員来りてさまたぐ
開きゆく後から後から蛆虫は食ひ破りつつ得得たりけり