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沓島ごもり

インフォメーション
題名:沓島ごもり 著者:出口王仁三郎
ページ:481
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 18:51:00 OBC :B129900c79
五月十四日露艦(ろかん)来冦(らいこう)ふせがむと開祖沓島(めしま)に出発せらるる
一行は大月(おほつき)伝吉(でんきち)後野(ごの)市太郎(いちたらう)二人の供人(ともびと)のみなりにけり
()一人(ひとり)神経痛になやまされ龍宮館(りうぐうやかた)に留守をつとむる
バルチツク艦隊対馬(つしま)水道に(むか)つて(きた)る国難時機なり
御開祖(ごかいそ)は二人の(とも)(したが)へて荒波(あらなみ)(たけ)沓島(めしま)に渡れり
三人(さんにん)にただ三升(さんじよう)麦粉(むぎこ)もちて孤島(こたう)に祈る開祖の雄々しさ
鹿造難癖
朝夕(あさゆふ)に神を祈りてありしをり大槻(おほつき)鹿造(しかざう)()(きた)りけり
鹿造(しかざう)は声(あら)らげて()(せがれ)無断に連れ出しけしからぬと言ふ
伝吉(でんきち)日当(につたう)を出せいやならば今伝吉(でんきち)を渡せとなじる
出口(でぐち)竜子(りようこ)この場にあらはれ鹿造(しかざう)さん無茶を言ふなとたしなめにけり
チヨコザイな女のくせに何ぬかすと鉄拳(てつけん)ふるふ鹿造(しかざう)おそろし
(こし)(いた)めやすらひ()れば鹿造(しかざう)海潮(かいてう)起きよと夜具(やぐ)をめくれり
鹿造(しかざう)の鉄拳あびて竜子(りようこ)()は泣き声しぼりかみつきにけり
鹿造(しかざう)の妻のよね子は()(きた)りこの(てい)を見て呶嗚りちらせり
鹿造(しかざう)の血をぬぐひつつ妻よね子西町(にしまち)さしてつれ帰り()
文助(ぶんすけ)与平(よへい)は驚き鹿造(しかざう)家居(いへゐ)をさして挨拶に行く
鹿造(しかざう)は因縁つけの名人(ゆゑ)(かね)をやらねば承知せぬと言ふ
ありもせぬ(かね)をさらへて届けやれば()だ足らぬとて駄々(だだ)こねてをり
流血騒動
見かねたる澄子は姉の応援と平手(ひらて)でぴしやぴしや鹿造(しかざう)を打つ
こら待てと()が制しをる()もあらず古谷(ふるたに)下駄にて鹿造(しかざう)を打つ
古谷(ふるたに)(ひたひ)を割られ顔面(がんめん)流血(りうけつ)淋漓(りんり)見るもいやらし
古谷(ふるたに)はそしらぬさまを(よそほ)ひつ机の前に筆先(ふでさき)読みをり
四方(しかた)文助(ぶんすけ)中田(なかた)善助(ぜんすけ)小島(こじま)(とら)その他数名(すうめい)集まり(きた)
乱痴気(らんちき)のさわぎの音を聞きつけて隣の巡査()(きた)りけり
牛田(うしだ)巡査は乱痴気(らんちき)さわぎの(あと)をみて兄弟喧嘩は慎めといふ
古谷卑怯
御開祖(ごかいそ)の留守に騒動をおこせしは済まぬと文助(ぶんすけ)おそれ()りをり
役員会(には)かに(ひら)下手人(げしゆにん)古谷(ふるたに)なれば自首せよと言ふ
古谷(ふるたに)は知らぬ知らぬと首を振り平素の言葉に似合(にあは)ぬ卑怯さ
八人(はちにん)御子(みこ)のためなら(みこと)でもあげると言ひし古谷(ふるたに)醜状(ざま)
出口竜子(りようこ)は罪をかぶりて自首すると言へば古谷(ふるたに)にこにこ笑ふ
(りよう)さま御霊(みたま)の因縁で御苦労とにこにこ笑ふ古谷(ふるたに)にくらし
国のため道のためなら生命(せいめい)を捨てると言ひし古谷(ふるたに)のうそ
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