霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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宇治宣教

インフォメーション
題名:宇治宣教 著者:出口王仁三郎
ページ:522
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 18:51:00 OBC :B129900c85
あくる日は植村(うゑむら)長谷川(はせがは)早朝より(きた)りて神殿の飾りたてせり
(じふ)数日(すうにち)布教に従事してあれば宇治人(うぢびと)九分(くぶ)以上入信なしける
巡査の妨害
大久保(おほくぼ)の警察署員()(きた)り神を祀るは不穏当(ふおんたう)となじる
日本人(につぽんじん)日本(につぽん)の神を祀るのが何悪いかとわれはなじりぬ
警官は言葉につまり腹を立て信者に退散(めい)じゐたりき
信徒(まめひと)は巡査の言葉に驚きて蜘蛛(くも)()散らす如く逃げ行く
巡査ではわからぬ署長を呼び(きた)れと言へば警官ますます(いか)
警官を伴ひ大久保警察へ言訳(ことわけ)せむとわれは()で行く
元教(げんけう)はわれに従ひ大久保の警察署へと()(きた)りけり
署長不明
第一に(われ)は署長に面会し巡査の不法をいたくなじりぬ
国体の真相知らぬ署長()はわが(こと)()も耳に()らざり
ともかくも官許(くわんきよ)を受けて布教せよと署長の様子いたけ(だか)なり
信教の自由を説けど署長()は憲法不明(みみ)にも()れず
しばしの()署員とわれと掛け合ひつ(あき)夕日(ゆふひ)は山に落ちたり
あくる日は警官数名布教所(ふけうしよ)に立ち番なして信者を散らせり
教勢拡大
われもまた詮方(せんかた)なければ(がう)(くち)酒造家(しゆざうか)安田(やすだ)(かた)に転ぜり
安田氏の妹つる子の癲癇(てんかん)をわが鎮魂によりて(なほ)せり
(がう)(くち)に会合所をば設置して数多(あまた)の信者を集めゐたりき
大久保の警察署員はそれ限りただ(ひと)ことの抗議もなさず
宇治(うぢ)(ちやう)茨木(いばらき)(かた)に会合所ふたたび開き宣伝をなす
(がう)(くち)会合所には小竹(こたけ)をば所長となして守らしめたり
信徒(まめひと)はまたつぎつぎに()(きた)り教勢とみにふるひたちたり
感謝祈願詞
感謝(かんしや)祈願(きぐわん)の祝詞はこの時(はじ)めての出版にして朝夕(とな)へし
羨望
かかるをり御牧(みまき)治三郎(ぢさぶらう)京都より訪ね(きた)りて教勢に驚く
御牧(みまき)()はわが教勢を(うらや)みて会合所をば占領せむとす
時もあれ除隊となりて帰り()南郷(なんがう)国松(くにまつ)とひそかに語らふ
両人はひそかに幹部を呼びあつめわれを排斥の謀議をこらせり
御牧(みまき)()は家具一切を運び(きた)り永住せむと奔走(ほんそう)してをり
大晦日
十二月三十一日と(あひ)なれば幹部役員()(きた)りけり
幹部()南郷(なんがう)御牧(みまき)にそそのかされ退却せよと無法のみ言ふ
宇治(うぢ)ばかりに日は照らざればこれよりはわれは去らむと言ひ放ちけり
役員は短気を出すなといひながらわれの退去を望みゐるらし
南郷(なんがう)御牧(みまき)はこの場に()(きた)り早く大本へ帰れとすすむる
折角にわが(ひら)きたる根拠地も邪神のためにこはたれにけり
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