霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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墓地

インフォメーション
題名:墓地 著者:出口王仁三郎
ページ:480
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-30 20:57:00 OBC :B119300c108
二十八歳の春
()(をんな)遠く去れるを見すまして()(ねづみ)()れ池はひ(あが)
(あを)くさの()ゆる(つつみ)濡衣(ぬれぎぬ)を圧搾しつつこころさびしも
何者かあとを追ひ来る心地して(しづ)ごころなき池の()夜半(よは)
ひやひやと肌ざはり(わる)濡衣(ぬれぎぬ)を身にまとひつつしばし(たたず)
右やせん左やせんとしばしの()池の(つつみ)に腕組みてたつ
()(をんな)逃げゆきし道の何となく心わるさに左にすすむ
大池(おほいけ)の南の土堤(どて)(ひがし)して進めど()が足おぼつかなきも
ゆけどゆけど(たに)あひの道九十九折(つくもをり)松吹く風にも心おののく
こんなことで神の修行がなるものかと心の(こま)をたてなほす夜更(よふ)
薄暗き杉むらの蔭にちよろちよろと白き行燈(あんど)()のともりをり
この道をゆかねばならず是非なくも()のある(かた)に近づきにけり
もそろもそろ近づき見れば旅籠町(はたごまち)神道(しんだう)教師の新墓(にひはか)なりけり
(ひと)()にてらせば白木(しらき)霊牌(れいはい)に某訓導(くんだう)の墓としるせり
道をゆく裳裾(もすそ)にさはる近き()に墓のあるこそいまはしかりけり
春の()は明けやすけれど何故(なにゆゑ)今宵(こよひ)夜半(よは)の長きに苦しむ
()ゆる細き一筋道(ひとすぢみち)ゆきて()(いく)たびかつまづき倒れぬ
何時(いつ)の間にか(はだ)(あたた)かになりにけりわがころもでは乾き果てねど
谷道の月は尾の()にかたむきてあたりをおそふ闇の薄幕(うすまく)
黎明(れいめい)の空を眺めて天津日の尊きことをしみじみ思へり
地獄より天国さして昇りたる心地したりぬ黎明(れいめい)の空に
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