霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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大神鎮祭

インフォメーション
題名:大神鎮祭 著者:出口王仁三郎
ページ:179
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 18:51:00 OBC :B129900c36
朝まだき食事もなさず追ひ出され再び生魂(いくたま)神社に詣でし
生魂の社
生魂(いくたま)の宮の(あした)をたたずめば(もり)のしげみに(からす)なくなり
チヨチヨと御代(みよ)(さかえ)寿(ことほ)ぎて(すずめ)なくなり生魂(いくたま)(もり)
家鶏(かけ)の声町家(ちやうか)(のき)より(きこ)えくる生魂(いくたま)神社の(あさ)(すが)しさ
大前(おほまへ)(ぬか)づき祝詞のりをれば禰宜(ねぎ)はしづしづ階段(きざはし)(のぼ)れり
大宮(おほみや)奥殿(おくでん)深く進み()禰宜(ねぎ)のうがてる足袋(たび)(しろ)しも
何となく心(すが)しくなりにけり国魂神(くにたまがみ)の宮に詣でて
ブラシ屋の娘
うやうやしく拝礼をはり(おほ)鳥居(とりゐ)くぐればブラシ()
娘はせ()
親たちの御無礼お許し下されと涙かたてに娘わびいる
(あめ)(した)にみちしくわれは些細(ささい)なる事に心は動かさじと(こた)
ありがたしもつたいなしといひながら合掌しつつわれを拝めり
()(きみ)真心(まごころ)はしれり若き()の心なやまし給ひそとさとす
若き()(なぐさ)めおきて(ただ)一人(ひとり)谷町(たにまち)(どほり)を南に進めり
とある家
内藤の(いへ)はいづくと尋ねつつ谷町(たにまち)(どほり)をさまよひて()
よく見れば法被(はつぴ)(をとこ)が数十人出入(でいり)してゐる家の前なり
ともかくもこの()()りて休まむと案内(あない)もこはず奥の()()
奥の()神床(かむどこ)の前にすわりをればこの()(あるじ)けげんな顔せり
よく見ればこの()(とこ)に祀りたるは金光(こんくわう)(けう)のほこらなりけり
阪井卯之助
何故(なにゆゑ)にわか()一人(ひとり)おはせしと(あるじ)卯之助(うのすけ)おごそかにとふ
何故(なにゆゑ)かわけは知らねどこの(いへ)は気にいりたりとわれ答へけり
何教(なにけう)の先生様かと卯之助(うのすけ)はさも慇懃(いんぎん)にこととひはじむる
われこそは綾部にいます大本の皇大神(すめおほかみ)御使(みつかひ)(こた)へし
卯『わが(いへ)金光(こんくわう)(けう)の信者です(かね)はとられる御利益はなし
女房が瀕死の(やまひ)()しをれば日参(につさん)すれど聞いてくれませぬ
神徳(しんとく)(かね)で買へよと金光(こんくわう)の教師がけちなこと申します』
病人は何処(どこ)()るかとわがとへば離れ座敷に案内(あない)なしたり
病婦回復
離家(はなれや)朝戸(あさど)をくればプンプンと(ねつ)くさき()のおそひ()にけり
離家(はなれや)一歩(いつぽ)()るれば病床よりあやしきかげの飛び(いだ)しけり
枕頭(ちんとう)にわれは端坐(たんざ)し祝詞のれば病婦(びやうふ)はそろそろ起き(あが)りけり
この女阪井(さかゐ)筆子(ふでこ)と名乗りつつ腹から何か飛び出せしといふ
筆『先生の御声(みこゑ)聞くよりわか腹は玉ごろ一つ動き出しました
 玉ごろは爪のあひより飛び出して私の(からだ)が軽快しました』
大本入信
棟梁の阪井(さかゐ)卯之助(うのすけ)神徳(しんとく)に驚きわれに合掌なしけり
今日(けふ)よりは大本(おほもと)大神(おほかみ)祀らせて下さりませと主人(あるじ)は頼めり
卯『宗教の神はこれから拝まない誠の神を祀つてもらはふ』
 金光(こんくわう)の祭壇すばやくとりのけてあとに大本神(おほもとかみ)を祀りぬ
 数十人の乾児(こぶん)はおどろき一同に主人(しゆじん)とともに入信(にふしん)をなす
二三(にさん)(にち)ふれば筆子(ふでこ)大病(たいびやう)もぬぐふがごとく()えたりにけり
この(いへ)に神を祀りて朝夕に人の病をいやしつ教へつ
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