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人造製乳

インフォメーション
題名:人造製乳 著者:出口王仁三郎
ページ:222
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 18:51:00 OBC :B129900c42
折もあれ山田(やまだ)文辰(ふみとき)()(きた)人造(じんざう)精乳(せいにう)の事を談ぜり
牛乳に経験を持つわれなれば山田の(げん)はよく腹に()りぬ
内藤と相談の(うへ)山田氏を園部に連れゆき精乳をつくる
園部(まち)奥村(かた)離家(はなれや)に人造精乳の販売をなせり
精乳の効能しるく町人(まちびと)は競ひて購買を申込(まをしこ)みたり
証明鑑定
精乳を医科大学にもちゆきて坪井(つぼゐ)博士の鑑定を乞ふ
医学博士坪井(つぼゐ)次郎氏牛乳より効験(まさ)に二十倍といふ
坪井(つぼゐ)博士橋本(はしもと)綱常(つなつね)博士(はかせ)の証明書にて販売をなす
京都市販売
京都市を()づひらかむと富小路(とみのこうぢ)(たこ)薬師(やくし)にて精乳をつくる
二十台の精乳配達(くるま)おき京都市中(しちう)に販売をなす
(たこ)薬師の(いへ)二戸(にこ)(ぶん)を一つとし盛んに製造販売なしけり
出資者は京都牧場松原(まつばら)氏販売主任は若林(わかばやし)なりき
若林は教員あがり文具店の(あるじ)なれども腹黒(はらぐろ)き人
精乳の製造技師は山田文辰(ふみとき)われは社長となりて働く
商売敵
製造の秘術をぬすみ大学病院の石塚(いしづか)薬剤師対抗を為す
精乳の隆盛(りうせい)うらやみ同じ町に栄乳(えいにう)と称し販売を為したり
製造の秘法をぬすまれ精乳の顧客(こかく)は四割激減なしたり
役員妨害
折もあれ綾部ゆ四方(しかた)平蔵(へいざう)四五(しご)(にん)連れにて店に()()
蓑笠(みのかさ)を身にまとひつつ四方(しかた)平蔵(へいざう)竹原(たけはら)村上(むらかみ)木下(きのした)従ふ
近梅(ちかうめ)の親爺は製造所に()りてわれ追ひ()せと煽動なしけり
平蔵(へいざう)()蓑笠隊(みのかさたい)近梅(ちかうめ)の内報により()()しなりける
ぐづぐづとくだらぬことをいひ並べ社員一同をこまらせてをり
上田(うへだ)さん綾部に帰り(きた)るまで此処(ここ)動かぬと店に頑張る
松原(まつばら)若林(わかばやし)()奇貨(きくわ)としてわれに退社をうながしにけり
焚書
折角の事業(ちよ)につきし夏の日をさまたげられて園部へ帰る
園部(まち)奥村の家に帰り見ればわが荷物(みな)綾部ゆ(きた)れり
御教祖(ごけうそ)(をしへ)がいやなら綾部へは帰りてくれなと四方(しかた)が頑張る
わが著書を残らず焼きて大本の立替(たてかへ)できたと四方(しかた)()威張る
()(あし)を残らず出して帰れよとわけのわからぬ事をいふ奴
蓑笠(みのかさ)八本(はちほん)の足を並べつつ園部大橋西(にし)に越えゆく
切り取り
蓑笠(みのかさ)の帰りし三日目の(ゆふ)掛軸(かけぢく)数百本を送り()
掛軸(かけぢく)をひらきて見れば神の字と(うしとら)の字はきりぬきてあり
立替(たてかへ)と称して信者の(とこ)()の掛軸あつめ切りとれるなり
あまりにも馬鹿ばかしければ言葉さへ()でずをかしく腹もたたなく
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