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昭和維新の志士たれ

インフォメーション
題名:昭和維新の志士たれ 著者:山田筑波
ページ:670 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :B195502c2202138
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]『昭和』昭和9年11月号
昭和維新の志士たれ

      山田筑波

 日光東照宮の建造によつて諸大名の資金を削り、或は参勤交代を申しつけ或は奉行所を設けて固めたる徳川の幕政を三百年で見事中断したのは、僅かに三十名の青年である。
 この小人数の勤王家が何故に徳川の大磐石を覆し得たか、そは実に君国を思ふの熱誠と、意気が強かつたからだ。御皇室に僅か四十万石送つて、己は天下を従へ、四百万石を盗み居る幕府の悪政に気づいた時純なる若者の血が逆上した。『よーしこの身は例へ八つ裂きに逢ふとも、皇国の政を一天万乗の大君に奉還せしめずに置くものか』と固い決意をした時志士となり、志士の熱誠と意気は凝つて至る所に同志を生んだ。同志の団結と意気は遂に犯し難い大力となつて、皇政復古を実現せしめたのである。然るに、今我目睫(もくせふ)には更に大なる変革、昭和維新が迫つてゐる。脱線したる政治、宗教、教育、経済の悉くを、皇道の本義にねじ直しおし広めては、天祖の御神勅通り、全世界を大御稜威の下に統一すべき時である。これこそ昭和維新の目指す所であるが、国内の上下一切が惑溺してゐる欧米心酔の夢を打破り、唯物思想を打砕くには明治維新以来の強大なる敵と闘はねばなるまい。然し最早論議したり、研究に没頭してゐる時ではない。理想で終らせぬ様、有くもこれを思ひ之を要望する者は足下より実行すべきである。実行すれば一歩づつでも完成に近づく。だが実行すべきものは誰だ? 老いぼれて、猶命の惜しい政治家か? 大学者か? 女か、子供か、どんな境遇にあつてもかまはぬ、溌剌たる青年でなければ駄目だ。
 見よ!! 明治維新は三十歳前の志士がなしてゐる、二十九歳を一期として犠牲に立たれた吉田松蔭先生は、その門を三日くぐつた武士をして維新の大業に参加せしめてゐるではないか。ひたすらに国の前途を憂ふる熱烈なる叫びが如何に同胞の血を湧き立たせた事か、真に一人の志士を斬れば、百人の志土が生れたと云ふも、若き日本男子の血潮があればこそ……。
 さらば、昭和維新も我等青年の奮起以外に何を待たう。我等が衷心より祖国を愛し、大君を思ひ奉るの熱血を以つて。何かよく焼き尽せざる。熱誠相寄つて団結をなさば、更に何ものかこれに敵せん、況して幹を妨ぐる枝を伐り、葉をむしり取つて、天壌無窮の皇運を扶翼せんの思ひに於てをや。ああ内憂外患多事、多難、時運は既に充ち充ちてゐる。只若人の蹶起と団結を待つのみだ。小事を捨てて大局に生きよ、携へて昭和維新の志土たれ! 然し早まるものにも、偏るものにもこの完成は出来ぬ、既に犠牲者も出て居らう。今度こそは左翼にも右翼にもなしとげられぬ神政復古、最後の御維新なのだ!! さらば志士たらん者よ、師なきに非ず中庸を学んで邁進せよ!!
 だが忠烈無比なる明治の志土も、幕府に仕へる父へは不忠であり、大稜威を知らざる為政者には虐げられたる如く、大愛に生くる者には苦痛があり、先覚者は常に虐げらるるものと覚悟せねばならぬ。友の誤解、親戚の反対、村の笑ひ等が何んだ! 君国を護り、万民を活かして後何をか悔いる。
 維新の大業を敢行して永遠にほほえむ明治の志士が羨ましくないか青年! 立つて自ら昭和維新の志士となり、更に大なる忠勤をなせ!

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