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神示降下

インフォメーション
題名:神示降下 著者:出口王仁三郎
ページ:37
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 06:24:00 OBC :B120900c09
神前(しんぜん)の祝詞を(をは)御開祖(ごかいそ)はにこにこしながらわれを(まね)かす
(まね)かれて御前(みまへ)に進めば()開祖は神示をわれに伝へ給へり
()神示は末子(ばつし)澄子(すみこ)と結婚の式をあげよとの(あふ)せなりけり
神示にはわれ(そむ)かじと答ふれば開祖は喜び役員を集むる
()開祖の召集によりて(たか)()四方(しかた)平蔵(へいざう)かけつけ(きた)
平蔵の報告により正信(まさのぶ)をはじめ役員広前(ひろまへ)にあつまる
反対者あまたあれども神示なればいなむ(よし)なくうべなひにけり
正信(まさのぶ)をはじめ春蔵(はるざう)竹村は掌中(しやうちう)の玉をとられし(おも)もち
大神(おほかみ)示教(じけう)なりせば永劫(えいごう)に動かす(すべ)無しわれの役柄
調査員
神様の(あふ)せなれども上田氏の素性(すじやう)調査を必要といふ足立(あだち)
平蔵と足立は調査員となり穴太(あなを)方面さしていでゆく
婚談をやぶらんとして正信(まさのぶ)はわが行状(ぎやうじやう)をしきりに批判す
春蔵と竹村二人はふくれつつ早早(さうさう)わが()をさして帰れり
正信(まさのぶ)青菜(あをな)に塩をふりしごと顔色(かほいろ)しなびてしよげかへりをり
平蔵は足立を伴ひはるばると穴太(あなを)をさして急ぎいでゆく
第一に八木(やぎ)の福島(かた)()りわれの経歴素性をしらぶる
穴太より移りて住める八木町(やぎまち)の斎藤(かた)にききあはせにゆく
斎藤()の話を聞きて正信はひとしほ顔色(かほいろ)あをざめしといふ
平蔵は欣喜(きんき)雀躍(じやくやく)斎藤()に感謝の言葉残してかへる
福島は神のまにまにまかしをり是非(ぜひ)(こた)へをなさざりにけり
平蔵と足立は穴太(あなを)に出張し系図や血筋を調べて帰る
平蔵の報告により()開祖はよろこび神に感謝したまへり
()神示は確固(かくこ)不易(ふえき)()開祖は神前(みまへ)静坐(せいざ)感謝し給へり
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