霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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白梅の花

インフォメーション
題名:白梅の花 著者:出口王仁三郎
ページ:57
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-10-31 06:24:00 OBC :B120900c13
白梅(しらうめ)の花咲き匂ふ本宮(ほんぐう)の神のみ(には)のすがしき(あさ)なり
白梅の枝にしろじろおく(しも)をとかして匂ふ朝津日のかげ
白梅のかをるあしたの庭にいでて教祖(をしへみおや)は祝詞のらせり
白梅の花の(きよ)きを(ゆび)さしてかくあれかしと開祖(かいそ)は示せり
(かん)ばしき白梅の花に手を寄せて(われ)(するど)き針に刺されし
狂態
竹村は開祖の意志を悟りえず(こずゑ)をきりて(びん)にさしたり
()開祖が(ゆび)さし給ひし梅なりと竹村残らず()てしまひけり
梅の枝を焼きて灰とし花を湯にひたして竹村得意気(とくいげ)()
『竹村』梅の花わが体内にをさまれり三千(さんぜん)世界の開祖は私だ
『竹村』()開祖が神徳(しんとく)ことごとく渡された俺がまことの神の取次(とりつぎ)
『竹村』海潮(かいてう)澄子(すみこ)も足立も平蔵もこれから俺のいふことをきけ
あまりにも馬鹿らしければ黙然(もくねん)とわれは狂態みてゐたりけり
お気の毒
これからはこの竹村が筆先の御用をいたすと肩肱(かたひぢ)いからす
『竹村』この(はう)のゆるしがなくば筆先は海潮(かいてう)ぢやとて拝読ゆるさぬ
『竹村』朝夕(あさゆふ)寒水(かんすゐ)浴びた神徳(しんとく)で結構な御用をうけたまはりたり
『竹村』水行(すゐぎやう)もせぬよなずるい海潮(かいてう)はけふから御用は出来ませんぞや
『竹村』異存あれば異存があるといひなされこの神柱(かむばしら)耳かしてやる
右手(めて)(しやく)左手(ゆんで)水桶(みづをけ)ひつさげて水()きながらおつかけて()
水桶(みづをけ)を大地におろし(しやく)ぶりて一心不乱にをどる竹村
『竹村』われこそは(みづ)御魂(みたま)よ梅の花三千(さんぜん)世界の神柱(かむばしら)ぞや
『竹村』海潮(かいてう)を早く()なして下されよ神の経綸(しぐみ)の邪魔になるぞや
『竹村』平蔵(へいざう)は何をぐづぐづしてゐるかこの神様を何とおもうてる
『竹村』大本(おほもと)はひかへがこしらへてあるほどに改心いたせよ皆の者ども
『竹村』油断すればあとの(からす)がさきになるこの筆先を考へてみよ
『竹村』足もとに火がもえるまで知らなんだ海潮(かいてう)みれば()気の毒なり
『竹村』天と地がかへるとまうす筆先は今日のことぞよこの神柱(かむばしら)
『竹村』この(はう)が今日から(うへ)の御用ぞや上田海潮(かいてう)席をさがれよ
半狂人
精神に異状を()たして竹村はとりとめも無き事ばかりいふ
現今(げんこん)のわが大本にもこんな男(かたち)をかへてひそみをるなり
(しやく)(あふぎ)両手にもちて竹村はあたりの村村(むらむら)呶鳴りまはれり
平蔵をはじめ世話(がた)信者らはこの狂態を神とおもへり
筆先の文句をことごとそらんじて神様らしく振舞(ふるま)ふ竹村
筆先のとほりのことを仰言(おつしや)ると迷ふ信者のあさはかなるかな
人民のみたまに洗礼ほどこすと(しやく)持ち竹村は村村(むらむら)(めぐ)
竹村は三千世界の梅の花(かみ)のはしらと水()きまはる
『竹村』白梅(しらうめ)の花の化身の神柱(かむばしら)申した事は一分(いちぶ)(ちが)はぬぞ
大本はこの神柱(かむばしら)が道を説く邪魔な海潮(かいてう)()なせと呶鳴る
竹村の出鱈目(でたらめ)言葉を信じつつわが行動をひややかにみる
野心家
出口家の養子でなくば海潮(かいてう)半時(はんとき)も置かぬと(ののし)る者あり
海潮(かいてう)を退隠させて竹村がまことの御用を致すといきまく
善悪の審神(さには)に迷ひ平蔵はわが()にひそみて()でて(きた)らず
竹村の仰言(おつしや)ることは御尤(ごもつと)もまことの神とふれあるく浦上(うらかみ)
浦上(うらかみ)は幾多の村中(むらぢう)ふれあるき竹村崇拝熱(すうはいねつ)をあふれり
迷ひたる信徒(まめひと)(たち)はわれをみて四足(よつあし)扱ひなすぞをかしき
四足(よつあし)()なさな綾部の大本はまことの神が(あらは)れぬといふ
竹村は四方(しかた)春蔵(はるざう)浦上(うらかみ)とかたらひ(しき)りに反対をなす
『竹村』上田()が霊学なんか持てうせて(あや)高天(たかま)(けが)しよつたぞ
『春蔵』大本は霊学なんか邪魔になるまことで(ひら)く神の大道(おほみち)
『春蔵』竹村にまことの経綸(しぐみ)は判らないわれこそまことの神の柱よ
『春蔵』上谷(うえだに)のわが()(きた)根本(こんぽん)のまことのまことを説いてきかさむ
『春蔵』海潮(かいてう)(けが)した故に大神は綾部に居らぬ上谷(うへだに)に御座るぞよ
御尤(ごもつと)御尤(ごもつと)もよと云ひながら浅き信者が上谷(うへだに)にあつまる
上谷(うへだに)の自宅に四方(しかた)春蔵(はるざう)は綾部のふるき斎壇(さいだん)持ちゆく
大神をはじめて祀つた斎壇(さいだん)神徳(しんとく)ありとさけぶ春蔵
まめひとは綾部を捨てて上谷(うへだに)春蔵(はるざう)(やかた)にだまされにゆく
海潮(かいてう)()なせば綾部にをさまると虫のよきこと春蔵がいふ
春蔵は神罰により地獄道(ぢごくだう)に十九才の冬を()ちゆきにけり
円山(まるやま)に桜の花は匂へども(みち)思ふ身はみる(いとま)だもなし
惟神(かむながら)道にいそしむその(うち)に早くも桜は散りはてにけり
散り果てし桜の花に人生の果敢(はか)なき(さま)を悟りし春なり
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