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航海中
インフォメーション
題名:
航海中
著者:
月の家和歌麿(出口王仁三郎)
ページ:
6
目次メモ:
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2018-04-08 02:37:34
OBC :
B118500c02
001
○
壱岐
の島出て
海原
(
うなばら
)
行
(
ゆ
)
けば
002
釣瓶
(
つるべ
)
落
(
おと
)
しに日は
沈
(
しづ
)
む
003
○
対馬
灘
(
なだ
)
から
西海
(
にしうみ
)
みれば
004
波に
夕
(
ゆふひ
)
日の
猿
(
さる
)
辷
(
すべ
)
り
005
○
沖
(
おき
)
に
連
(
つら
)
なる
灯影
(
ひかげ
)
は何だ
006
あれは
対馬
(
つしま
)
の
漁師船
(
れふしぶね
)
007
○
女神
(
めがみ
)
伴
(
ともな
)
ひ
鴨着島
に
008
渡
(
わた
)
る
夕
(
ゆふ
)
べの
三日
(
みか
)
の月
009
○
浪
(
なみ
)
の
皷
(
つづみ
)
に
船端
(
ふなばた
)
うたせ
010
進む
対馬
の夜の海
011
○
彼岸
(
ひがん
)
中日
(
ちうにち
)
晴
(
は
)
れたる
海路
(
うなぢ
)
012
行
(
ゆ
)
くも楽しい
対馬
潟
(
がた
)
013
○
漁火
(
ぎよくわ
)
は点々
浪間
(
なみま
)
に
浮
(
うか
)
ぶ
014
中をのり行く神の船
015
○風はそよそよ
波
(
なみ
)
凪
(
な
)
ぎわたる
016
空に
星
(
ほし
)
冴
(
さ
)
ゆ
津島潟
017
○
昔
(
むかし
)
火々出見命
の
遺跡
(
ゐせき
)
018
玉
(
たま
)
と
輝
(
かがや
)
く
和多津
(
わたつ
)
島
019
○
満干
(
みちひ
)
二つの
玉出
(
たまで
)
の島
に
020
渡
(
わた
)
る
今宵
(
こよひ
)
の三日の月
021
○
今宵
(
こよひ
)
津島
(
つしま
)
の
狭手依姫
の
022
神の
守
(
まも
)
りに
渡
(
わた
)
る
灘
(
なだ
)
023
○
浪
(
なみ
)
に
浮
(
うか
)
べる
玉出
の島に
024
曇りきつたる
魂
(
たま
)
照
(
て
)
らす
025
○山の
尾
(
を
)
の
上
(
へ
)
に
常磐木
(
ときはぎ
)
並
(
なら
)
び
026
風に
舞子
(
まひこ
)
の
澳津島
027
○
沖
(
おき
)
に
浮
(
うか
)
べる
玉出
の島は
028
王仁
の
棲所
(
すみか
)
にや
丁度
(
ちやうど
)
よい
029
○
津島
(
つしま
)
厳原
夜
(
よる
)
漕
(
こ
)
ぎ
来
(
く
)
れば
030
空にかがやく一つ星
031
○二つ
並
(
なら
)
んだ
玉出
の島に
032
君と二人で
渡
(
わた
)
り鳥
033
○君は
壱岐
の島私は
対馬
034
中をへだつる
浪枕
(
なみまくら
)
035
○
壱岐
と
対馬
を
隔
(
へだ
)
つる波の
036
枕
(
まくら
)
恋しい
玉
(
たま
)
の船
037
○君を
乗
(
の
)
せ行くあの
睦丸
の
038
黒い
烟
(
けむり
)
が
恨
(
うら
)
めしい
039
○
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
を
厳原
町に
040
今宵
(
こよひ
)
一夜
(
いちや
)
の
旅枕
(
たびまくら
)
041
○神の
天降
(
あも
)
りし
玉出
の島に
042
渡
(
わた
)
る
今宵
(
こよひ
)
の
冴
(
さ
)
えた月
043
○
蒙古
(
もうこ
)
賊軍
(
ぞくぐん
)
神威
(
しんゐ
)
に
恐
(
おそ
)
れ
044
逃
(
に
)
げて
帰
(
かへ
)
りし
澳津島
045
○
壱岐
の
島根
(
しまね
)
に
別
(
わか
)
れを
告
(
つ
)
げて
046
行
(
ゆ
)
くは
吾
(
われ
)
待つ
対馬嶋
047
○
唐
(
から
)
と日本の
根占
(
ねじめ
)
の島と
048
神の
造
(
つく
)
りし
対馬
(
つしま
)
嶋
(
しま
)
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