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厳瑞二霊

インフォメーション
題名:厳瑞二霊 著者:出口王仁三郎
ページ:236 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2016-11-28 01:18:26 OBC :B195301c46
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]写本(成瀬勝勇筆、大正14年3月、大本本部所蔵)
厳瑞二霊
 
 天之神界の組織経綸(けいりん)の大要を述べたから、順序として、(ここ)に地之神界の組織経綸の大要を述べねばならぬ。
 天之神界を組織する所の天津神(あまつかみ)に対し、地の神界の神々を国津神(くにつかみ)と称える。即ち国津神(くにつかみ)は、大地の内部を舞台として活動する所の神々を()すのである。
 既に説けるが如く、最初大地は、今日の如き凝集固成した一小天体ではなく、(その)太初(たいしょ)にありては天地(いま)剖判(ぼうはん)せず、宇宙全体は天にして、同時に又、地であった。それが造化陰陽二系の神々の活動の結果、縮小して先ず大々地となり、更にそれが分裂して八百万(やおよろず)の天体と成り、最後に宇宙の中心に現在の大地を成した。されば今()りに、宇宙間に羅列運行する各種の天体を、八百万の酒に(たと)うれば、大地は、それ等八百万の酒から絞りあげたる酒粕(さけかす)の総集合体である。かかるが故に、容積から云えば大地は甚だ細微なものだが、この団塊(だんかい)中には、あらゆる天体の要素を含有している。構成の順序から云えば、大地は天体中にありては最後に出来たが、見様(みよう)によりては、完全なる大地を構成せんがために、日月(じつげつ)星辰(せいしん)が先ず分離したとも言える。宇宙の万有(ことごと)く宇宙の縮図でないものはないが、この意義に(おい)て、大地は特に重要なる宇宙の縮図である。其容積の微小なのにも(かかわ)らず、本邦の古典を(はじ)め、何処(どこ)の国の古経典(こきょうてん)(おい)ても、天と地とを対立並称(へいしょう)する所以(ゆえん)である。物質にのみ拘泥する偏見者流は、(その)形の小なるを以て、地球を軽視する傾向があるが、それは一を知って(いま)だ二を知らざるものである。天と地とを対立せしむるのは、決して滑稽でも不合理でもない。陽と陰、霊と体、(ぷらす)(まいなす)とを対立せしむると同意義、同価値を有するものである。
 ()(かく)、大地は宇宙間にありて最重要の位置を占むる中心の統一機関で、其中(そのなか)には、あらゆる天体の要素一切を包含して居ることは、科学の研究の結果から見ても明白である。語を()えて云えば、八百万の天津神の分霊は、(ことごと)く大地に宿りて居る。それが八百万の国津神の霊魂であるのだ。天津神も八百万、国津神も八百万、そして本霊と分霊とは相呼応して、天と地との経綸を行うのである。(あたか)も大小無数の歯車が(あい)連関して一大機関を構成するのと、何の相違はないのである。
 国津神の発生は大地の凝結集成と其時を同うし、(これ)を経営すべき使命を帯びて発生したのであるが、其順序手続きも、人間界から観れば随分距離が遠く、自然力とか造化の働きとか云って仕舞(しま)いたくなる。天津神々を産み成し給うたのは、「ウ」「ア」の二大言霊を受持ち給う所の伊邪那岐(いざなぎ)伊邪那美(いざなみ)の二祖神であったことは既に述べたが、国津神を産み成すべき大神事を分掌し給うたのは、霊系(天)に属して高天原を主宰し給う天照大御神(あまてらすおおみかみ)、及び体系(地)に属して地球を主宰すべき素佐之男尊(すさのおのみこと)の二神であった。要するに、()きに岐美(きみ)二神の行われたる同一神事を小規模とし、之を大地に対して行われたので、之を天然現象として言い現わせば、火と水との調和塩梅(あんばい)により、土中から神々を発生せしめたのである。
 例によりて『古事記』には、此間(このかん)の大神事を、神話的概観の(もと)に面白く描破(びょうは)してある。(あめ)八洲河(やすかわ)に於ける璽剣(たまつるぎ)誓約(うけい)の段がそれである。姉神なる天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、先ず弟神なる須佐之男尊(すさのおのみこと)()かせ給える十拳剣(とつかのつるぎ)()い給いて、三段に打折り、奴那登(ぬなと)母々(もも)由良(ゆら)(あめ)真奈井(まない)()(そそ)ぎ、佐賀美(さがみ)賀美(かみ)吹棄(ふきす)てられた。すると、その気吹(いぶき)狭霧(さぎり)に成りませる神は三女神で、(すなわ)多紀理姫命(たぎりひめのみこと)市寸島姫命(いちきしまひめのみこと)及び田寸津姫命(たきつひめのみこと)である。次に須佐之男尊が、先ず天照大御神の左の御髻(みみずら)(まか)せる八尺(やさか)勾瓊(まがたま)を請い受けて、気吹(いぶき)(はな)たれると、御出生になったのは正勝吾勝命(まさかつあかちのみこと)であった。次に右の御髻(おんもとどり)(たま)からは天之菩日命(あめのほひのみこと)御鬘(みぐし)の珠からは天津彦根命(あまつひこねのみこと)、左の御手の珠からは活津彦根命(いくつひこねのみこと)、右の御手(みて)の珠からは熊野樟日命(くまのくすびのみこと)(あわ)せて五彦神(ひこがみ)が御出生になったのである。この物語が含蓄する神秘は実に深い。
 須佐之男尊(すさのおのみこと)は体系(陰系、水系、地系)の活動力である。この活動力を表現する(つるぎ)を中枢とし、霊系(陽系、火系、男系、天系)の活動力たる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御魂を以て外周を包めば、(うま)れたものは三女神である。それと正反対に、天照大御神の御魂((たま))を中枢とし、須佐之男尊の御魂を以て外周を包むと、生れたものは五男神である。男性と女性との生まるる神界の秘奥は、(ここ)に示されている。即ち女性の生まるる場合、陰が陽に包まれ、男性の生るる場合は、陽が陰に包まる(ママ)。陰陽一対の二神は、かくして或る時は女性を生ましめ、或る時は男性を生ましむるのである。
 三女神とは即ち三つの御魂(みたま)である。(みず)の御魂である。右の系統、水の系統で、円満美麗にして、みずみずしい御魂である。『大本神諭』に「変性女子(へんじょうにょし)御魂(みたま)」とあるのは(これ)()すので、要するに外姿は男性なれども、その内性が女性であることを()うのである。又五男神とは、即ち五つの御霊である厳之御魂(いづのみたま)である。左の系統、火の系統で、稜威(いずいず)しき御魂である。『大本神諭』に「変性男子(へんじょうなんし)の御魂」とあるのがそれで、要するに外姿は女性なれど、その内性は男性であることを謂うのである。二者各々(おのおの)(その)特徴があるが、変性女子(へんじょうにょし)のみでも不完全、又変性男子(へんじょうなんし)のみでも一方に偏する。両者を合一して、初めて長短得失相補(あいおぎな)うて完全なものとなる。(これ)が即ち伊都能売御魂(いづのめのみたま)である。地の神界の経綸(けいりん)も其根本に(おい)て、変性女神(へんじょうにょしん)たる須佐之男尊と、変性男神(へんじょうなんしん)たる天照大御神の誓約(うけい)に基いて出来た。人界の経綸も矢張り同一組織で遂行さるるので、現に大本(おおもと)も、(いづ)の御魂と(みづ)の御魂との結合によりて、始めて基礎が出来(でき)、活動が出来ることになっている。人倫の大本(おおもと)たる夫婦の関係も同様である。(げん)(ずい)との霊的因縁(いんねん)ある二個の肉体が合一して、初めて其天職を完全に遂行し()る。
 
 
大正十四年三月二十九日  成瀬勝勇  謹写
   
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