霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第七章

インフォメーション
題名:第7章 著者:
ページ:29 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2018-11-05 02:08:11 OBC :B115009c10
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]神霊界 > 大正9年8月21日号(第124号) > 道の大本(裏の神諭)
一、ここに謹しみて
皇祖天照大御神の御神勅(しんちよく)を写し(はべ)り、(あまね)く道の人々に伝へんとするなり。
宝勅
吾れ諸々の蒼生(あをひとくさ)(いつは)り計りて、例へば、()しと思ふとも、必ず、(あめ)(みこと)(いかり)を享けて、根の国に(おもむ)かん、正しき心を持ちて、まさに悪しくとも、必ず(あめ)の神の恵みあらん。諸々の生人(いくひと)等、天に逆ふ時は道無く、(つち)に逆えばその幸ひ無し。その事に離れて、根の国に入り落ちんぞ。重ねて心を天地に等しくして、思ひを風雲(ふううん)に載せて道に従ふの(もと)とし、神を守るの要とせよ、(よろづ)管々(くだくだ)しき事を払ひ棄てて、一つ心の定まれる規範(のり)を尋ねて、天の神の神言(みこと)に叶ひて、神の心に叶へ。諸々の生人(いくひと)()、天地に従ひて、玉の緒を継ぎ、皇御祖(すめみおや)を祭り、心の規矩(のり)(まさ)しくし、その源の根を深うし、宗廟(そうべう)の神を敬ひて、四方(よも)の国を従へて、天の位の貴き事を視て、その(わざ)(あめ)(した)に弘むべし。
二、春日の神の御神託を、ここに謹しんで写し(はべ)り、人々の為に伝へんとす。
例へば諸々の(ひと)常に清き宝を構へ、国土の珍物(ちんぶつ)を供し、七重の注連縄(しめなわ)を張り、数百日心を苦しめて我を祈るとも、その心(よこしま)に、慳貪(けんどん)ならん家にはいたるまじ。例へば重服の深き家にも、慈悲常にあらん。その(しつ)に招かずといふとも、必ず影向(えいかう)あるべし。我常に慈悲を神体とするが故なり。
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