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七 浮かれ節
インフォメーション
題名:
7 浮かれ節
著者:
愛善苑宣教部・編
ページ:
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
B100600c07
001
御結婚当時の出口家は相当な暮らしで、
002
結婚早々新築までされたくらいでしたが、
003
前述のように政五郎さんの極めて無頓着な性格のために、
004
家計は追々ひっそくいたしまして、
005
開祖様はそれはそれは一方ならぬ御苦心をなさったのです。
006
借金はますます増えるし、
007
ついには住みなれた家屋敷を売って借家へ入られました。
008
やがて小さな飲食店を開業され、
009
かたわら饅頭の内職をはじめられましたが、
010
夜分には四女・竜子さんを背中に負い、
011
末女の二代様をふところに入れて、
012
四升の米を石臼で粉に挽かれるのが毎日のお仕事でした。
013
出来た饅頭は三女の久子さんや、
014
次男の清吉さんが箱に入れて売りに歩かれました。
015
政五郎さんはと申しますと、
016
相変らずお酒は召し上がる、
017
芝居や浮かれ節は三度の御飯よりもお好きで、
018
開祖様に弁当を詰めさせてはプイと家を出てしもうという有様で、
019
ある時は綾部の町を軒別に回って歩く浮かれ節が面白くて、
020
どこまでもそのあとをついて回り、
021
町だけでは済まされずに村々まで追いかけて、
022
二十日間も家をあけられたことがあったそうです。
023
こういう風でしたが、
024
開祖様は非常に夫を大切にされ、
025
どんな無理な云いつけでも素直に聞かれ、
026
子供を養育しつつ夜の目も寝ずに働かれ、
027
昼は昼で身を粉に砕いて生活難と戦われ、
028
夫がたまたま普請などに行かれる場合には、
029
一緒に行って壁下地やら瓦持ちやら、
030
土運びなどをされたことも珍しくありませんでした。
031
このように家計は苦しかったが、
032
家庭の和合は近所の模範でした。
033
また裏の畑にいろいろな野菜を作り、
034
芝居が来ると弁当をこしらえて持たせてやるのが嬉しくて、
035
政五郎さんの
帰幽
(
きゆう
)
後
[
※
死亡後
]
も時折、
036
037
「世が世であれば、
038
四斗樽を買うておいて飲ませてあげたいといつも思うた」と述懐されていました。
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