霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
設定
|
ヘルプ
ホーム
歌集・日記
大本の道
第1章 愛善の世界
第2章 三大学則
第3章 教旨
第4章 一霊四魂と五情
第5章 義と正欲
第6章 祭─惟神の大道
第7章 教─天授の真理
第8章 慣─天人道の常
第9章 造─適宜の事務
第10章 四大主義
第11章 神の経綸
第12章 伊都能売
第13章 神業と宣教
第14章 信仰の道
第15章 信仰心得
第16章 みろくの世へ
×
設定
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
文字サイズ
S
【標準】
M
L
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側だけに表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注[※]用語解説
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
【標準】
脚注マークを表示しない
脚注[*]編集用
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
脚注マークを表示しない
【標準】
外字の外周色
[?]
一般のフォントに存在しない文字は専用の外字フォントを使用しています。目立つようにその文字の外周の色を変えます。
[×閉じる]
無色
【標準】
赤色
現在のページには外字は使われていません
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
サイトをリニューアルしました。不具合がある場合は
従来バージョン
をお使い下さい|
サブスク
のお知らせ
歌集・日記
>
大本の道
> 第16章 みろくの世へ
<<< 第15章 信仰心得
(B)
第一六章 みろくの世へ
インフォメーション
題名:
第一六章 みろくの世へ
著者:
出口王仁三郎
ページ:
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
B130200c16
001
七八、濁世
002
教御祖
(
をしへみおや
)
宣
(
の
)
らせたまひし地の上の
乱
(
みだ
)
るる
状
(
さま
)
のゆゆしきろかも
003
世は
降
(
くだ
)
り
横眼
(
よこめ
)
ふる
間
(
ま
)
もあら
磯
(
いそ
)
の
波
(
なみ
)
立ちさわぐ地の上のさま
004
濁
(
にご
)
りにごり曇りくもりて
天地
(
あめつち
)
の神を
汚
(
けが
)
せる世こそゆゆしき
005
霊界に
善神
(
ぜんしん
)
邪霊
(
じやれい
)
の
争闘
(
あらそひ
)
ありやがて
現世
(
このよ
)
にあらはれ
来
(
き
)
たらむ
006
曲津霊
(
まがつひ
)
の神の滅ぶる世は
近
(
ちか
)
み
四方
(
よも
)
の国々いたくさやぎぬ
007
時
(
とき
)
いまだ到らざりせば
曲神
(
まがかみ
)
の
荒
(
すさ
)
びに任したまひし神がみ
008
曲神
(
まがかみ
)
の
永久
(
とは
)
に亡ぶるときは
来
(
き
)
ぬ
御神
(
みかみ
)
の光のいやしるければ
009
三千年
(
みちとせ
)
の昔と今をくらぶれば人のこころの
濁
(
にご
)
り深かり
010
自然愛
(
しぜんあい
)
自己愛
(
じこあい
)
の花咲き充ちて
醜
(
しこ
)
のみのりの
繁
(
しげ
)
きあし
原
(
はら
)
011
自己愛のままに
世人
(
よびと
)
をふみにじり争ひあへるあし
原
(
はら
)
の国
012
惟神
(
かむながら
)
の風になびかぬ
醜草
(
しこぐさ
)
の枯れゆく見れば
哀
(
あは
)
れなるかな
013
しこ
草
(
ぐさ
)
の草の
片葉
(
かきは
)
にいたるまで
言問
(
ことと
)
ふ世こそ
歎
(
うた
)
てかりけり
014
一枚の
木
(
こ
)
の葉も造り得ざる身が神を知らずに威張りてゐるなり
015
国を忘れ神の
大道
(
おほぢ
)
にさからひて
根底
(
ねそこ
)
の国をひらく人かな
016
時雨
(
しぐれ
)
するあとより晴るる
大空
(
おほぞら
)
は世の移りゆく
証明
(
しるべ
)
なるらむ
017
吹きすさぶ世の
荒風
(
あらかぜ
)
も愛善の誠の力に
凪
(
な
)
ぎわたるなり
018
邪心
(
よこしま
)
と
悪徳
(
あしき
)
を捨てて愛善のまことの
種子
(
たね
)
を地の上にまけ
019
善
(
よ
)
き事に
悪
(
あ
)
しきことあり
曲事
(
まがごと
)
に
善
(
よ
)
き事まじる
現世
(
うつしよ
)
の道
020
世の中は
善事
(
よごと
)
曲事
(
まがごと
)
まじらひて総てのものはなり
出
(
い
)
づるなり
021
七九、やまと心
022
国魂
(
くにたま
)
の神の
神徳
(
みいづ
)
に
人
(
ひと
)
ぐさの心のいろも濃き薄きあり
023
敏心
(
とごころ
)
の
日本
(
やまと
)
ごころは
皇神
(
すめかみ
)
の
依
(
よ
)
さしたまひし誠なりけり
024
このかみ
[
※
「このかみ」は「兄」の意
]
と名に負ふ梅は
雪霜
(
ゆきしも
)
を忍びて春のさきがけと咲く
025
白梅
(
しらうめ
)
のよろづの花に
魁
(
さきが
)
けて
香
(
かを
)
るは
日本
(
やまと
)
ごころなるらむ
026
敷島
(
しきしま
)
の
日本
(
やまと
)
ごころの本体はただ愛善の光なりけり
027
醜
(
しこ
)
ぐさの実りのしげき世の中は
日本魂
(
やまとみたま
)
の
種
(
たね
)
のとぼしき
028
おしなべて
我
(
わ
)
が
日
(
ひ
)
の
本
(
もと
)
の
国民
(
くにたみ
)
は神の国なることを忘れつ
029
日
(
ひ
)
の
本
(
もと
)
の誠の
教
(
のり
)
を
白雲
(
しらくも
)
の
余所
(
よそ
)
に求むる世こそさびしき
030
かむながら
日本
(
やまと
)
大道
(
おほぢ
)
は世の人を安きに救ふ
真道
(
まみち
)
なりけり
031
日本魂
(
やまとだま
)
研
(
みが
)
きすまして世を救ふ人はまことの神にかなへり
032
富貴
(
ふうき
)
にも
操
(
みさを
)
をかへぬ
真心
(
まごころ
)
ぞ
日本
(
やまと
)
婦人
(
をみな
)
のたからなりけり
033
わが国は
徳主法従
(
とくしゆはふじゆう
)
神のくに理屈ばかりで治まらぬ国
034
国民
(
くにたみ
)
の和合一致は愛善の道おこなふにまさるものなし
035
国民
(
くにたみ
)
の心の曇り晴れざれば神の
守護
(
まもり
)
の
如何
(
いか
)
であるべき
036
地の上の平和のために
日
(
ひ
)
の
本
(
もと
)
は
後
(
あと
)
へはひくなみろくの
御代
(
みよ
)
まで
037
八〇、世のため道のため
038
道のため
御国
(
みくに
)
のために
真心
(
まごころ
)
をつくすは人のつとめとぞ思ふ
039
国のため
世人
(
よびと
)
のためと言ひながら世の
大方
(
おほかた
)
は
身
(
み
)
のためにする
040
名位寿富
(
めいゐじゆふう
)
心
(
こころ
)
にかけず
吾
(
われ
)
はただ世のため人のために動かむ
041
己
(
おの
)
が身をかへりみずして世のために尽くす人こそ国の
美宝
(
みたから
)
042
とこしへに朽ちぬ宝は世のために尽くす誠にまさるものなし
043
われわれの活動するは天恩に報じ
貧者
(
ひんじや
)
を救ふためなり
044
なまなかに物質愛をそそぐより
神国
(
みくに
)
の愛に
世人
(
よびと
)
生かさむ
045
かむながら誠の道にひと
筋
(
すぢ
)
に世につくす
人
(
ひと
)
宝なりけり
046
若がへり若返りつつ
何時
(
いつ
)
までも
老
(
おい
)
を忘れて
御国
(
みくに
)
に尽くさむ
047
千早
(
ちはや
)
ふる神の心にかなふらむ
神国
(
みくに
)
のために尽くすまことは
048
限りある
生命
(
いのち
)
なりせば道のためこの瞬間を惜しまれにけり
049
神代
(
かみよ
)
より栄え果てなき
神国
(
かみくに
)
を
常久
(
とは
)
にまもらへ
大本
(
おほもと
)
信徒
(
まめひと
)
050
八一、若人
051
あたらしき
吾
(
わ
)
が
日
(
ひ
)
の
本
(
もと
)
の運命を開拓するは
若人
(
わかうど
)
の腕
052
若人
(
わかうど
)
の
奮
(
ふる
)
ひ
起
(
た
)
つべきときは
来
(
き
)
ぬ若き日本の春は近めり
053
素盞嗚
(
すさのを
)
の神にならひて愛善の尖端をきれ昭和青年
054
超スピード時代に
生
(
あ
)
れし青年は
心
(
こころ
)
配りておくれをとるな
055
青年の意気は天をも
衝
(
つ
)
くといへど登る足場に心をそそげ
056
雪霜
(
ゆきしも
)
をしのぎて匂ふ
白梅
(
しらうめ
)
の花にならへよ昭和の青年
057
山も野も青くもえ立つ春の日の心をもてよ昭和青年
058
青年の春によき
種
(
たね
)
まかざれば
如何
(
いか
)
であるべき
秋
(
あき
)
の実りは
059
若きとて心ゆるすな
廻
(
めぐ
)
りゆく
月日
(
つきひ
)
の
駒
(
こま
)
のあとへ引かねば
060
若き日の苦労いとはず道のため
世人
(
よびと
)
のために尽くせ青年
061
若き日に汗と
膏
(
あぶら
)
をしぼらずば
筋骨
(
きんこつ
)
よわく
生命
(
いのち
)
みじかし
062
身
(
み
)
をきたへ
魂
(
たま
)
を練りつつ世に
起
(
た
)
たむ時に備へよ昭和青年
063
天地
(
あめつち
)
のまことの道をふみしめて
神国
(
みくに
)
につくせ昭和青年
064
愛善の光をあまねく地の上に照らしみちびけ昭和の青年
065
八二、芸術
066
芸術を母ととなへて宗教を世界にひらく
伊都能売
(
いづのめ
)
の
魂
(
たま
)
067
絵に歌に
文
(
ふみ
)
に
真実
(
まこと
)
をあらはして世を救ひゆく
伊都能売
(
いづのめ
)
の
魂
(
たま
)
068
画
(
ゑ
)
や歌に筆はしらせて
天地
(
あめつち
)
の神のいさををわれはひらくも
069
素盞嗚
(
すさのを
)
の神の
尊
(
みこと
)
のつくらしし
三十一文字
(
みそひともじ
)
は
言霊
(
ことたま
)
の
本
(
もと
)
よ
070
素盞嗚
(
すさのを
)
の神の始めし
敷島
(
しきしま
)
の歌は
善言美詞
(
みやび
)
のはじめなりけり
071
しき
島
(
しま
)
の道あきらけく世を照らし
教
(
をしへ
)
をひらく
瑞霊
(
ずいれい
)
の神
072
須賀
(
すが
)
の宮
八雲
(
やくも
)
の歌のなかりせば敷島の道さかえざらまし
073
天地
(
あめつち
)
の神をなごむる敷島の歌こそ人の
詠
(
よ
)
むべきものなる
074
なぐさめに
非
(
あら
)
ず遊びにあらずして神にかなへる敷島の道
075
和歌の
徳
(
とく
)
言葉のひかりに
天地
(
あめつち
)
も動きてなびくうまし
神国
(
かみくに
)
076
敷島の
大和
(
やまと
)
男子
(
をのこ
)
の
詠
(
よ
)
む歌はなべて雄々しきものなるべきを
077
歌も句もただ読み易く記すこそ
風雅
(
みやび
)
の道のこころなりけり
078
春の花
秋
(
あき
)
のもみぢの
妙
(
たへ
)
なるも神のすさびの
錦
(
にしき
)
なりけり
079
うらら
日
(
び
)
に匂ふ
神苑
(
みその
)
の
白梅
(
しらうめ
)
の香りゆかしき心もたばや
080
人生を
活
(
い
)
かすは
真
(
まこと
)
の文化なり
邪曲
(
じやきよく
)
文化は人を死せしむ
081
八三、人類愛善
082
人生の
悲惨
(
ひさん
)
苦悩も消えゆかむ人類愛善みちを悟らば
083
百八十
(
ももやそ
)
の国のことごと愛善のひかりに照らす
三五
(
あななひ
)
の道
084
国々に人類愛の花咲きて山のおくまで
明
(
あか
)
くなり行く
085
愛善の旗を押し立てゆく道にさやらむ
曲
(
まが
)
はあらじとぞ思ふ
086
敵といふものはこの世にあらざらむ人類愛の道歩む身は
087
今さらに何か恐れむかねてより神に捧げしわが身なりせば
088
人類愛
道
(
みち
)
に一生ささげむと願ふ
真
(
ま
)
ごころ神は
汲
(
く
)
ませり
089
妻も子も
吾
(
われ
)
も
御神
(
みかみ
)
につかへつつ人類愛に燃ゆる
秋
(
とき
)
なり
090
内外
(
うちそと
)
の
国人
(
くにびと
)
のこらず愛善の道に生かさむ
生命
(
いのち
)
の限りは
091
外国
(
とつくに
)
のいや果てまでも進み行かむ人類愛の
教
(
をしへ
)
かしこみ
092
地の上の国のことごと愛善の実行力にみちびき行かむ
093
地の上の国のことごと愛善の光に充つる世は
近
(
ちか
)
みかも
094
地の上の人の心を
和
(
なご
)
めおきてわれ愛善の光明とならむ
095
吾
(
われ
)
はただ宇宙万有一さいを愛するほかに何ものもなし
096
八四、聖地(一)
097
天地
(
あめつち
)
の国の
真秀良場
(
まほらば
)
畳
(
たたな
)
はる綾部は神の
現
(
あ
)
れませる
聖地
(
さと
)
098
てるたへの綾部の
里
(
さと
)
はかしこくも神の
本宮
(
もとみや
)
国の
真秀良場
(
まほらば
)
099
にしき織る綾部の
神戸
(
かんべ
)
は
神祖
(
かむみおや
)
国常立
(
くにとこたち
)
の神の
御在所
(
みあらか
)
100
橄欖樹
(
かんらんじゆ
)
常磐木
(
ときはぎ
)
しげる
円山
(
まるやま
)
は日の神います第一天国
101
和妙
(
にぎたへ
)
の
綾
(
あや
)
の
高天
(
たかま
)
の
鶴山
(
つるやま
)
の
樹々
(
きぎ
)
のさかえに見ゆる
神光
(
みひかり
)
102
輝ける
天津御国
(
あまつみくに
)
を
眼
(
ま
)
のあたり
綾
(
あや
)
の
高天
(
たかま
)
の庭に見るかな
103
天国は
虚空
(
こくう
)
にあらず葦原の
中津御国
(
なかつみくに
)
の
真秀良場
(
まほらば
)
にあり
104
天地
(
あめつち
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
たち
和妙
(
にぎたへ
)
の
綾
(
あや
)
の
高天
(
たかま
)
に神つどひませり
105
八百
(
やほ
)
よろづ
千万
(
ちよろづ
)
の神ことごとく
綾
(
あや
)
の
高天
(
たかま
)
に
集
(
つど
)
ふ
御代
(
みよ
)
なり
106
はや
来
(
こ
)
よと
綾
(
あや
)
の
高天原
(
たかま
)
に
現
(
あら
)
はれて
招
(
まね
)
かせ給ひぬ
生命
(
いのち
)
の神は
107
八百万
(
やほよろづ
)
神のつどへる
大本
(
おほもと
)
を
何時
(
いつ
)
もきよめよ朝な夕なに
108
八五、聖地(二)
109
月に花に雪にかがよふ
花明山
(
かめやま
)
は月の神ます第一
霊国
(
れいごく
)
110
月の
坐
(
ま
)
す天恩郷の
霊国
(
れいごく
)
は石と岩とにかためられたり
111
国魂
(
くにたま
)
の
千曳
(
ちびき
)
の岩を
招
(
お
)
ぎよせて月の宝座のおごそかなるも
112
霊国
(
れいごく
)
のいしずゑかたくきづきたる月の宝座は
霊
(
たま
)
の
真柱
(
みはしら
)
113
信真
(
しんしん
)
の姿をうつす
霊国
(
れいごく
)
は
千曳
(
ちびき
)
の岩もて固められたり
114
霊国
(
れいごく
)
の姿そのままうつしたる天思郷のおごそかなるも
115
国津神もろもろの神
天恩
(
てんおん
)
の
郷
(
さと
)
に
天降
(
あも
)
りて道
宣
(
の
)
りつたふ
116
八百
(
やほ
)
よろづ神の集ひて敷島の道ひらき行く
天恩
(
てんおん
)
のさと
117
天恩郷
(
てんおんきやう
)
あつまり来たる
真人
(
まさびと
)
は
天地
(
てんち
)
のめぐみ悟りてゆくなり
118
八百万
(
やほよろづ
)
神の集へる
花明山
(
かめやま
)
に働く人のさちはひなるかな
119
八六、祈りと讃美
120
かりごもの乱れ果てたる地の上に光の神は
現
(
あ
)
れましにけり
121
国々に
御名
(
みな
)
を変へさせ給ひつつ救ひのために
降
(
くだ
)
りますきみ
122
天地
(
あめつち
)
にたぐひもあらぬ
救主
(
すくひぬし
)
天津使
(
あまつつかひ
)
もこぞりて
仕
(
つか
)
ふ
123
身
(
み
)
も
魂
(
たま
)
も救ひのきみにささげつつ
慕
(
した
)
ふ心は
生命
(
いのち
)
なりけり
124
聖霊よ
吾
(
わ
)
が身に
宿
(
やど
)
らせ給ひつつ
妙
(
たへ
)
なる力わかち給はれ
125
責めらるる苦しき身にも
虐
(
しひた
)
ぐる
仇
(
あだ
)
を愛する心たまはれ
126
もろもろの罪に曇りしたましひを照らさせ給へ
伊都
(
いづ
)
の光に
127
疑ひや恐れの雲を吹き払ひみちびきたまへ神ます国へ
128
隠れたるみのりの奥を悟るべく誠の
智慧
(
ちゑ
)
をわかたせ給ヘ
129
生
(
い
)
くるともはた死するともただ神を祈る心を授けたまはれ
130
朝夕にいのる
吾
(
わ
)
が身を
幸
(
さちは
)
ひていや
永久
(
とこしへ
)
に守らせたまへ
131
願
(
ね
)
ぎごとは
数多
(
あまた
)
あれども
吾
(
われ
)
はただ
御代
(
みよ
)
の平和を祈るのみなる
132
春風
(
はるかぜ
)
の
薫
(
かを
)
りて
諸
(
もも
)
の花ひらくのどかな
御代
(
みよ
)
となさしめ給へ
133
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
四方
(
よも
)
の国々
安
(
やす
)
かれと
日
(
ひ
)
ごとに祈るほかなかりけり
134
なやむとき
疲
(
つか
)
れしをりも
皇神
(
すめかみ
)
の愛の
御声
(
みこゑ
)
に力
得
(
え
)
にけり
135
むら
肝
(
きも
)
の心のなやみ
何時
(
いつ
)
しかに夢と消えたり
教
(
のり
)
の光に
136
御教
(
みをしへ
)
に
眼
(
まなこ
)
さむるぞ嬉しけれ
甦
(
よみがへ
)
りゆく
吾
(
わ
)
が身おもへば
137
皇神
(
すめかみ
)
の
教
(
をしへ
)
をかたく守る身は昨日も今日も楽しかりけり
138
末の世と人は
嘆
(
なげ
)
けど道をゆく
吾
(
われ
)
には
五六七
(
みろく
)
の
神世
(
かみよ
)
なりけり
139
生みの子の
八十
(
やそ
)
続きまで
大本
(
おほもと
)
の神の
御国
(
みくに
)
の道につかへむ
140
八七、みろくの世
141
みろくの世
早
(
は
)
や
来
(
こ
)
よかしと祈りつつ岩戸の
開
(
ひら
)
く時を待つかな
142
仁愛神
(
みろくしん
)
世にあらはれて
天地
(
あめつち
)
も安くをさまる
貴
(
うづ
)
の
御代
(
みよ
)
待つ
143
天地
(
あめつち
)
の神のことごと
出
(
い
)
でまして
御代
(
みよ
)
を守らす
吉
(
よ
)
き
日
(
ひ
)
待たるる
144
すゑの世の
艮
(
とどめ
)
の神と
伊都能売
(
いづのめ
)
の
稜威
(
みいづ
)
も高し綾部
花明山
(
かめやま
)
145
地の上の
高天原
(
たかあまはら
)
に
伊都能売
(
いづのめ
)
の神の光のあまねき
御代
(
みよ
)
なり
146
上下
(
かみしも
)
をそろへて遠き
神
(
かみ
)
つ
代
(
よ
)
の
浦安国
(
うらやすくに
)
にかへれと祈る
147
ゆかりある
魂
(
たま
)
を
高天
(
たかま
)
に
招
(
お
)
ぎよせて弥勒の
御代
(
みよ
)
を神は開かす
148
国魂
(
くにたま
)
の神々
高天
(
たかま
)
に
神
(
かむ
)
つどひ
神議
(
かむはか
)
ります
五六七
(
みろく
)
の
大御代
(
おほみよ
)
149
高天原
(
たかあまはら
)
紫微
(
しび
)
の
宮居
(
みやゐ
)
を地にうつし
天国
(
てんごく
)
たつるあななひの道
150
霊国
(
れいごく
)
の月の
稜威
(
みいづ
)
を地にうつし
世人
(
よびと
)
を照らすあななひの道
151
三千年
(
みちとせ
)
の
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いはと
)
も
開
(
あ
)
けはなれ
祝詞
(
のりと
)
の声も高く
聞
(
きこ
)
ゆる
152
四方
(
よも
)
の
海
(
うみ
)
波しづかなる
足御世
(
たるみよ
)
は
国常立
(
くにとこたち
)
の神のいさをし
153
御代
(
みよ
)
安く
生代
(
いくよ
)
足代
(
たるよ
)
と治まりて
仁愛
(
めぐみ
)
の雨は
四方
(
よも
)
をうるほす
154
霊
(
たま
)
幸
(
ち
)
はふ神の
教
(
をしへ
)
の
玉
(
たま
)
つゆに
四方
(
よも
)
の
民草
(
たみぐさ
)
うるほふ
御代
(
みよ
)
かな
155
野の山も
大海原
(
おほうなばら
)
も地の底も一度にゑらぐ
五六七
(
みろく
)
の
大御代
(
おほみよ
)
156
野に山に神の恵みは充ちみちてみろくの
神代
(
かみよ
)
栄
(
さか
)
えゆくなる
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 第15章 信仰心得
(B)
歌集・日記
>
大本の道
> 第16章 みろくの世へ
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【第16章 みろくの世へ|大本の道|歌集・日記|/B130200c16】
合言葉「みろく」を入力して下さい→