本書は大本宣伝使として心得ておかねばならぬ事項を神書その他出口聖師の教示の中から抜萃し、なお注意すべき事(第八章)など添えて集録したものである。その内容は神業に奉仕さして頂く者としての信仰、心がまえ等多面にわたつているがお示しが何れの時代のものであるか、その年月日に注意して御精神の存するところを正しく受取らして頂かねばならぬ。
宣伝使たる者は常にこれをたずさえ、朝夕くり返し拝読して内分を充たし、信仰の向上と聖職遂行のために最善をつくし宣教活動に奮い立つていただきたい。
昭和二十七年八月
大本教学院
○表紙題字
「せんでんしのこころえ」は三代教主筆