霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第三章

インフォメーション
題名:第3章 著者:
ページ:14
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-09-28 01:09:11 OBC :B115009c06
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]神霊界 > 大正9年8月21日号(第124号) > 道の大本(裏の神諭)
世の人の知らぬ楽しき神の道  (さかえ)の花は常永(とは)に咲きぬる
空蝉(うつせみ)の定め無き世の吾なれば  心も身をも神に任せん
日に月につもりし罪や汚れをば  (みづ)(みたま)によりて清めよ
万国(くにぐに)の穏か祈れ道の人  (うま)れし国の(さち)はなほさら
千早振(ちはやふる)神の踏まれし正道(まさみち)を  つぶさに教へ諭すこのふみ
いくたびも繰返し見よ神の(ふみ)  (つひ)には悟る道の大本
如何にせば神の御言葉悟り得ん  智慧も力もなき人の身は
世のわざにさかしき人は皇神(すめかみ)の  (まこと)の道に(おろか)なりけり
皇神(すめかみ)のみのりを写すこの神書(ふみ)は  常世の(やみ)(てら)灯火(ともしび)
幾度(いくたび)も繰りかへし見て新らしく  悟るは神の恵みなりけり
 ◯ある人のみまかりけるを葬ひて詠める歌 
風すさみ峰の吹雪ぞ吹き猛る  浮世を棄てて天津御国に
光り(やみ)行き交う浮世あとにみて  夜なき国にのぼりましけり
朝日影に消ゆると見えし月星(つきほし)は  消えしにあらで隠れたるなり
空蝉(うつせみ)の浮世を棄てて皇神の  御許に遊ぶ人ぞ恋しき
 ◯その父なる人の心を汲みて詠みておくりたりし歌
ふる涙一夜(ひとよ)のうちに消え失せて  朝日輝く天津御空に
ふる涙漏れなく(かぞ)へ大神は  報い給はん喜びの雨
大神は恵みの鞭を与へつつ  心の眠りさまし給へり
今しばし暴風雨(あらし)吹けども(やが)てまた  のどかなはるの花ぞ開かん
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