霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第五章

インフォメーション
題名:第5章 著者:
ページ:21
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2018-11-05 02:07:27 OBC :B115009c08
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]神霊界 > 大正9年8月21日号(第124号) > 道の大本(裏の神諭)
一、神は霊であり、幽体であり、隠身(かくれみ)であるから、人の(まなこ)には隠れて、をがみまつることは出来ぬのである。
二、霊なる(まこと)の神に対する時は、己もまたその霊魂(みたま)を洗ひ清めて、正しき霊をもつて対し奉らねばならぬのである。
三、(をしへ)の子よ、(つと)めて道を守り、心を清め、神に親しみ、もつて真の神の太き御恵みを享けよ。
四、神の力と恩恵(めぐみ)、汝等が心に下るにおいては、現世(うつしよ)にも、幽界(かくりよ)にも、(つゆ)恐るべきものは無し。
五、神の御恵みを享けしものは、苦しみをも苦しみとせず、災禍(わざはひ)をも災禍とせざるに至るべし。
六、神は人々を(さいはひ)ならしめんとし、救ひ玉はんとして、夜も昼も(わか)ち無く、御心を砕き給ひつつあることを忘るるなかれ。
七、神は汝ら教子(をしへご)、または世の中のあらゆる人々を、苦しめんとは夢にも思ひ玉はず。汝等の苦しむは、神の御業にあらず、汝等の心の(うち)に棲める鬼のなせるわざなりと知るべし。慈愛深き神はそれを眺めて、痛く(なげ)かせ玉ひつつあることを思へ。
八、雲の上なる大宮人(おおみやびと)より、(しも)国民に至るまで、憂きと、悩みと、苦しみとに漏れし人は無い。
九、現世(うつしよ)はかくの如く果敢(はか)なき、亡ぶべき国なれど、常永(とこしへ)に栄えて亡びざる国は、霊魂(みたま)故郷(ふるさと)なり。
一〇、天津御空も、(あめ)が下にも、神の恵みは(あまね)く充ち(たら)ひつつあり。然るに、神の恩恵の中に育ちながら、口惜(くや)んで暮し、煩ひ暮すは、皆心の罪の仕業なり。
一一、罪を悔い、過ちを改めて、四魂(よつのみたま)を洗ひ清めよ。
一二、信仰の力は、涙の雨を晴らすところの科津(しなづ)彦なり。栄えの門を開くところの鍵なり。
一三、歓喜(よろこび)の太陽は、信仰の天に輝き、穏やかの風は、誠の家に吹く。
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