霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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序歌(じよか)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:序歌 よみ(新仮名遣い):じょか 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年07月13日(旧閏05月19日) 口述場所:竜宮館 筆録者: 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年6月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
教主館の奥の間で、写真の準備ができるのを待っている。敷島煙草を二本灰にしたが、まだフラッシュが照らない。霊界物語の口絵を造ろうとしているのだ。神の守りがある限り、この写真が写らないなどということはない。
このことを『海洋万里』丑の巻の序歌の代わりに述べておく。はっきり写らぬときは、諸人よ、神の仕組の宣り直しである、よく見直せよ。
松村真澄をはじめ三人の筆録者と向かい合いつつ、晴れよ晴れよと気をいらつ五月の十九日に、宵の灯りを待つのももどかしく、口車を止めておくことにする。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-09-20 15:40:29 OBC :rm260001
愛善世界社版:前付 1頁 八幡書店版:第5輯 141頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版:前付 1頁 初版: ページ備考:
001雲霧(くもきり)四方(よも)吹晴(ふきは)らし
002(あら)はれ(たま)()(かみ)
003御影(みかげ)()ちつつ竹下(たけした)()
004写真(しやしん)機械(きかい)装置(さうち)して
005手具脛(てぐすね)()いて()つて()
006()(あぐ)みたる瑞月(ずゐげつ)
007退屈(たいくつ)(まぎ)れにスパスパと
008(くゆ)らす敷島(しきしま)二本(にほん)まで
009(はい)にしたれど()()らぬ
010(よこ)()たまま頬杖(ほほづゑ)
011つくづくレンズを(なが)めつつ
012()()(なが)(つる)(くび)
013教主館(けうしゆやかた)(おく)()
014(しび)れを()らし()(あぐ)
015(とき)しも(おも)はず斯芸琉(しげる)()
016パチンと(おと)をたてシヤツター
017用意(ようい)(ため)今一度(いまいちど)
018(うつ)して()ようと(ふた)(だま)
019敷島(しきしま)煙草(たばこ)(また)(ひと)
020(はい)になるまでじらされる
021嗚呼(ああ)惟神(かむながら)々々(かむながら)
022御霊(みたま)(さち)はへましまして
023(この)有様(ありさま)をハツキリと
024カメラに(をさ)(たま)へかし
025現幽神(げんいうしん)三界(さんかい)
026第十(だいじつ)(くわん)物語(ものがたり)
027口絵(くちゑ)種子(たね)(つく)らむと
028(こころ)(くば)るぞ(ゆか)しけれ第10巻の初版発行日は大正11年8月20日である。この序歌を記している7月13日(旧暦閏5月19日)に第10巻の口絵の写真(表題は「教主殿に於ける御口述中の瑞月大先生及び筆録者」)を撮ったということであろう。
029朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
030(かみ)(まも)りのある(かぎ)
031(うつ)らざらめや(この)写真(しやしん)
032三角形(さんかくけい)のコンパスを
033(なが)めやりつつ瑞月(ずゐげつ)
034()ツの御霊(みたま)(さち)()
035言葉(ことば)(うつ)(ふで)(さき)
036(しき)りに(はし)らす執筆(しつぴつ)
037姿(すがた)(うつ)竹下(たけした)()
038(くも)りはてたる現世(うつしよ)
039(のり)(かがみ)教子(をしへご)
040()()ちもなく()()める
041海洋(かいやう)万里(ばんり)(うし)(まき)
042序歌(じよか)(かは)りに()べておく
043(この)()(つく)りし神直日(かむなほひ)
044(こころ)(ひろ)大直日(おほなほひ)
045(ただ)何事(なにごと)(ひと)()
046直日(なほひ)見直(みなほ)聞直(ききなほ)
047ハツキリ(うつ)らぬ(その)(とき)
048(かみ)仕組(しぐみ)()(なほ)
049よく見直(みなほ)せよ諸人(もろびと)
050天津(あまつ)御空(みそら)はモヤモヤと
051まだ()れやらぬ五月空(さつきぞら)
052()()(とき)松村(まつむら)()
053真澄(ますみ)(そら)(あこが)れつ
054三人(みたり)筆者(ひつしや)()()ひて
055()れよ()れよと()をいらつ
056嗚呼(ああ)惟神(かむながら)々々(かむながら)
057今日(けふ)()(ぐわつ)十九(じふく)(にち)
058(つき)(ひかり)宵暗(よひやみ)
059(あか)()()のもどかしく
060根気(こんき)()きて口車(くちぐるま)
061(まち)ぼけ(ざか)(とど)()く。
062   大正十一年七月十三日 旧閏五月十九日   於竜宮館
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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