あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
第43・44巻は、ハルナの都に向かう言霊隊の第三陣・玉国別(たまくにわけ)の一行と、第四陣・治国別(はるくにわけ)が活躍する物語。
本巻では、河鹿峠とその南麓にある「祠の森」が主な舞台になる。玉国別がサルに目を掻きむしられて失明してしまう。
- 第1~9章
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玉国別の一行は河鹿峠の麓で尾長猿の大群に囲まれてしまい、玉国別は白毛の大猿に背後から両眼を掻きむしられ失明してしまう。巨大な獅子に跨った時置師神(ときおかしのかみ)が現れると、猿の大群は逃げ去った。
玉国別は清水で両眼を洗い、神に真剣な祈りを捧げると、左目だけは見えるようになった。
- 第10~18章
-
治国別の一行は河鹿峠でバラモン教の部隊に出会する。治国別が宣伝歌を歌うとバラモン軍は逃げて行った。
それを予期して「祠の森」で待ち構えていた玉国別は、言霊を発射しようとするが、目の傷が痛くて出来ない。バラモン軍に取り囲まれてしまい危機一髪の際に、再び巨大な獅子に乗った時置師神が現れて、敵は退散した。
バラモン軍の残党のマツ公が、治国別の弟であることが判明する。
玉国別の妻の五十子姫(いそこひめ)が夫の遭難を察知して、夫を助けるためにイソの館からやって来る。
主な登場人物[?]基本的にセリフやアクションがある人物のみ採録しています。名前だけしか出てこない人は省いています。[×閉じる]:
玉国別…三五教の宣伝使、元ウラル教の半ダース宣伝使(音彦)
道公…玉国別の弟子
伊太公…玉国別の弟子
純公…玉国別の弟子
時置師神
大黒主…バラモン教の大教主、旧名・鬼雲彦
鬼春別将軍…大黒主の家来
ランチ将軍…鬼春別の家来
片彦将軍…鬼春別の家来
久米彦将軍…鬼春別の家来
甲、
乙…バラモン教の目付、片彦将軍の部下、8章
ケーリス、
タークス、
ポーロ…4章
(10章以降に登場)
治国別…三五教の宣伝使、元ウラル教の半ダース宣伝使(亀彦)
万公…治国別の弟子
晴公…治国別の弟子
五三公…治国別の弟子
バラモン教の騎士
マツ公(松公、松彦)
…バラモンの片彦将軍の秘書、三五教へ改宗、治国別の弟
タツ公(竜公、竜彦)
…バラモンの片彦将軍の秘書、三五教へ改宗、松彦の妻の弟
イル、
イク、
サール(16章で甲、乙、丙)
…バラモン兵、三五教へ改宗
五十子姫…玉国別の妻、八人乙女の第三女
今子姫…五十子姫の侍女