あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
第43・44巻は、ハルナの都に向かう言霊隊の第三陣・玉国別(たまくにわけ)の一行と、第四陣・治国別(はるくにわけ)が活躍する物語。
本巻では、河鹿峠の南麓にある「祠の森」「山口の森」「野中の森」が主な舞台になる。
- 第1~7章
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鬼春別(おにはるわけ)が率いるバラモン軍はエルサレムの黄金山に向かって進軍した。治国別はその後を追って黄金山に進むことになり、玉国別はイソ館の喉元である河鹿峠を守り、「祠の森」に神殿を築くことになった。
- 第8~14章
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治国別は晴公らを率いて河鹿峠を下り、「山口の森」で一夜を明する。
ここで晴公は妹(楓)と父母(珍彦、静子)と出会う。晴公たち家族四人は河鹿峠に戻り、玉国別の神殿造営の手伝いをすることになる。
- 第15~21章
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治国別一行は「山口の森」を発って南へ進み、「野中の森」へやって来るが、ここで治国別はどこかに消えてしまった。
残った三人にバラモンの改心組三人が加わり、松彦が六人のリーダーとなって先へ進んで、ウラナイ教の蠑螈別(いもりわけ)と魔我彦が開いた小北山(こぎたやま)の神殿を訪れた。この話は第45巻へ続く。
主な登場人物[?]基本的にセリフやアクションがある人物のみ採録しています。名前だけしか出てこない人は省いています。[×閉じる]:
玉国別…三五教の宣伝使、元ウラル教の半ダース宣伝使(音彦)
道公…玉国別の弟子
伊太公…玉国別の弟子
純公…玉国別の弟子
治国別…三五教の宣伝使、元ウラル教の半ダース宣伝使(亀彦)
万公…治国別の弟子、お寅の入り婿だった
晴公…治国別の弟子、楓の兄(俊彦)
五三公…治国別の弟子
五十子姫…玉国別の妻、八人乙女の第三女
今子姫…五十子姫の侍女
ランチ将軍…バラモン軍の将軍
片彦将軍…バラモン軍の将軍
久米彦将軍…バラモン軍の将軍
テル、
ハル…バラモン軍の兵士(浮木ケ原の陣営の守衛)、3章~
ヨル…バラモン軍の兵士(片彦将軍の近侍)、3章~
イル、
イク、
サール…バラモン軍の兵士だったが三五教に改宗した、4章~
アリス、
サム…バラモン軍の兵士(ランチ将軍の目付役)、4章~
松公、
竜公(松彦、竜彦)
…治国別の従者
楓…17~8歳、晴公の妹、9章~
珍彦…楓の父
静子…楓の母
アク、
タク、
テク(甲、乙、丙)
…バラモン軍の斥候隊、11章~
バラモン軍の槍持ち…11章
甲…バラモン兵、15章
女(に化けた月日明神)
…15章
【18章以降、小北山のウラナイ教】
お寅…小北山の内事司、元・女侠客、18章~
お菊…15~6歳(または17歳)、お寅の娘、18章~
文助…小北山の受付、盲人、21章