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霊界物語
真善美愛(第49~60巻)
第49巻(子の巻)
序文
総説
第1篇 神示の社殿
第1章 地上天国
第2章 大神人
第3章 地鎮祭
第4章 人情
第5章 復命
第2篇 立春薫香
第6章 梅の初花
第7章 剛胆娘
第8章 スマート
第3篇 暁山の妖雲
第9章 善幻非志
第10章 添書
第11章 水呑同志
第12章 お客さん
第13章 胸の轟
第14章 大妨言
第15章 彗星
第4篇 鷹魅糞倒
第16章 魔法使
第17章 五身玉
第18章 毒酸
第19章 神丹
第20章 山彦
余白歌
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霊界物語
>
真善美愛(第49~60巻)
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第49巻(子の巻)
> 第3篇 暁山の妖雲 > 第11章 水呑同志
<<< 添書
(B)
(N)
お客さん >>>
第一一章
水呑
(
すてん
)
同志
(
どうじ
)
〔一二八五〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻
篇:
第3篇 暁山の妖雲
よみ(新仮名遣い):
ぎょうざんのよううん
章:
第11章 水呑同志
よみ(新仮名遣い):
すてんどうじ
通し章番号:
1285
口述日:
1923(大正12)年01月18日(旧12月2日)
口述場所:
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年11月5日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
治国別はクルスの森の古い祠傍らにある社務所に陣取り、百日の間講演会を行い、三五教の教理をだいたい教え込み、お寅を第一に宣伝使の候補として斎苑館に向かわせたのであった。
お寅と魔我彦は、宣伝歌を歌いながら進んで行く。二人は河鹿峠の上り口に着いた。谷川にくだって禊をし、天津祝詞を奏上ししばし渓流の絶景を眺めながら道歌を歌った。
河鹿峠の急坂を登りながら、魔我彦はへこたれて苦しさをうったえる歌を歌った。そしてお寅に休息しようと歌いかけた。お寅は魔我彦を励ます歌を歌いながら進んで行った。
二人はようやく祠の森の聖場にたどりついた。お寅と魔我彦は、受付係のヨルに案内されて、社の前に導かれた。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2023-06-24 20:31:46
OBC :
rm4911
愛善世界社版:
151頁
八幡書店版:
第9輯 87頁
修補版:
校定版:
156頁
普及版:
71頁
初版:
ページ備考:
001
治国別
(
はるくにわけ
)
は、
002
クルスの
森
(
もり
)
の
古
(
ふる
)
い
祠
(
ほこら
)
の
傍
(
かたはら
)
にある
社務所
(
ながどこ
)
に
陣取
(
ぢんど
)
り、
003
ランチ、
004
片彦
(
かたひこ
)
、
005
ガリヤ、
006
ケース、
007
万公
(
まんこう
)
、
008
お
寅
(
とら
)
、
009
蠑螈別
(
いもりわけ
)
、
010
お
民
(
たみ
)
、
011
竜公
(
たつこう
)
、
012
松彦
(
まつひこ
)
などと、
013
一百
(
いつぴやく
)
日
(
にち
)
の
間
(
あひだ
)
講演会
(
かうえんくわい
)
を
始
(
はじ
)
め、
014
三五教
(
あななひけう
)
の
教理
(
けうり
)
の
大体
(
だいたい
)
を
吹
(
ふ
)
き
込
(
こ
)
み、
015
漸
(
やうや
)
くにしてお
寅
(
とら
)
を、
016
先
(
ま
)
づ
第一着
(
だいいつちやく
)
に
宣伝使
(
せんでんし
)
の
候補者
(
こうほしや
)
となし、
017
添書
(
てんしよ
)
を
認
(
したた
)
めてイソの
館
(
やかた
)
に
向
(
むか
)
はしめた。
018
お
寅
(
とら
)
は
前述
(
ぜんじゆつ
)
の
如
(
ごと
)
く、
019
小北山
(
こぎたやま
)
に
立
(
た
)
ち
寄
(
よ
)
り、
020
魔我彦
(
まがひこ
)
を
伴
(
ともな
)
ひ、
021
宣伝歌
(
せんでんか
)
を
歌
(
うた
)
ひながら、
022
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
を
登
(
のぼ
)
り
往
(
ゆ
)
く。
023
お寅
『
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
024
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
025
大海原
(
おほうなばら
)
は
乾
(
かわ
)
くとも
026
大地
(
だいち
)
は
泥
(
どろ
)
にしたるとも
027
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つの
三五
(
あななひ
)
の
028
神
(
かみ
)
の
光
(
ひかり
)
は
世
(
よ
)
を
救
(
すく
)
ふ
029
治国別
(
はるくにわけ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
030
クルスの
森
(
もり
)
に
現
(
あら
)
はれて
031
百日
(
ももか
)
百夜
(
ももよ
)
の
其
(
その
)
間
(
あひだ
)
032
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
御教
(
みをしへ
)
を
033
授
(
さづ
)
け
給
(
たま
)
ひし
嬉
(
うれ
)
しさよ
034
お
寅
(
とら
)
は
茲
(
ここ
)
に
撰
(
えら
)
まれて
035
三五教
(
あななひけう
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
036
其
(
その
)
候補者
(
こうほしや
)
と
定
(
さだ
)
められ
037
嬉
(
うれ
)
しき
添書
(
てんしよ
)
を
渡
(
わた
)
されて
038
今
(
いま
)
やいそいそイソ
館
(
やかた
)
039
聖地
(
せいち
)
をさして
進
(
すす
)
み
往
(
ゆ
)
く
040
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
041
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
浅
(
あさ
)
からず
042
体主
(
たいしゆ
)
霊従
(
れいじう
)
のありだけを
043
尽
(
つく
)
し
来
(
きた
)
りし
吾
(
わが
)
身
(
み
)
をば
044
愍
(
あはれ
)
みまして
大神
(
おほかみ
)
は
045
清
(
きよ
)
き
尊
(
たふと
)
き
御教
(
みをしへ
)
を
046
治国別
(
はるくにわけ
)
の
手
(
て
)
を
通
(
とほ
)
し
047
口
(
くち
)
を
通
(
とほ
)
して
詳細
(
まつぶさ
)
に
048
教
(
をし
)
へたまひし
有難
(
ありがた
)
さ
049
斯
(
かく
)
も
尊
(
たふと
)
き
神恩
(
しんおん
)
に
050
浴
(
よく
)
し
奉
(
まつ
)
りし
吾々
(
われわれ
)
は
051
骨
(
ほね
)
を
粉
(
こな
)
にし
身
(
み
)
を
砕
(
くだ
)
き
052
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御
(
おん
)
為
(
ため
)
に
053
仕
(
つか
)
へまつらで
置
(
お
)
くべきや
054
風
(
かぜ
)
も
漸
(
やうや
)
くやわらぎて
055
春
(
はる
)
の
陽気
(
やうき
)
は
立
(
た
)
ち
上
(
のぼ
)
り
056
梅
(
うめ
)
の
梢
(
こずゑ
)
に
一二輪
(
いちにりん
)
057
花
(
はな
)
咲
(
さ
)
き
初
(
そ
)
めし
春
(
はる
)
の
空
(
そら
)
058
谷
(
たに
)
の
戸
(
と
)
あけて
鶯
(
うぐひす
)
の
059
長閑
(
のどか
)
な
声
(
こゑ
)
に
送
(
おく
)
られて
060
進
(
すす
)
む
吾
(
わが
)
身
(
み
)
ぞ
楽
(
たの
)
しけれ
061
浮木
(
うきき
)
の
森
(
もり
)
の
侠客
(
けふかく
)
と
062
四辺
(
あたり
)
に
聞
(
きこ
)
えし
此
(
この
)
お
寅
(
とら
)
063
今
(
いま
)
は
全
(
まつた
)
く
三五
(
あななひ
)
の
064
神
(
かみ
)
の
教
(
をし
)
へに
鍛
(
きた
)
えられ
065
鬼
(
おに
)
は
変
(
へん
)
じて
神
(
かみ
)
となり
066
我欲
(
がよく
)
の
夢
(
ゆめ
)
もさめ
果
(
は
)
てて
067
心
(
こころ
)
の
底
(
そこ
)
より
生
(
うま
)
れ
子
(
ご
)
の
068
身魂
(
みたま
)
となりし
気楽
(
きらく
)
さよ
069
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
070
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのを
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
071
従
(
したが
)
ひませる
神司
(
かむづかさ
)
072
悪
(
あく
)
に
曇
(
くも
)
りし
吾
(
わが
)
霊
(
たま
)
を
073
研
(
みが
)
きて
神
(
かみ
)
の
御柱
(
みはしら
)
と
074
なさしめたまへ
産土
(
うぶすな
)
の
075
珍
(
うづ
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
を
遥拝
(
えうはい
)
し
076
謹
(
つつし
)
み
敬
(
うやま
)
ひ
願
(
ね
)
ぎまつる
077
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
は
峻
(
さか
)
しくも
078
吹
(
ふ
)
き
来
(
く
)
る
風
(
かぜ
)
は
寒
(
さむ
)
くとも
079
神
(
かみ
)
の
慈愛
(
じあい
)
に
充
(
みた
)
されし
080
吾
(
わが
)
身
(
み
)
は
春
(
はる
)
の
心地
(
ここち
)
して
081
心
(
こころ
)
の
園
(
その
)
に
花
(
はな
)
開
(
ひら
)
き
082
小鳥
(
ことり
)
は
謡
(
うた
)
ひ
蝶
(
てふ
)
は
舞
(
ま
)
ふ
083
長閑
(
のどか
)
な
身
(
み
)
とはなりにけり
084
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
に
頑張
(
ぐわんば
)
りて
085
名
(
な
)
もなき
神
(
かみ
)
に
操
(
あやつ
)
られ
086
金
(
かね
)
と
色
(
いろ
)
とに
魂
(
たましひ
)
を
087
曇
(
くも
)
らせ
居
(
ゐ
)
たる
愚
(
おろか
)
さよ
088
魔我彦
(
まがひこ
)
汝
(
なれ
)
も
今
(
いま
)
よりは
089
お
寅
(
とら
)
と
共
(
とも
)
に
皇神
(
すめかみ
)
の
090
清
(
きよ
)
き
尊
(
たふと
)
き
御教
(
みをしへ
)
を
091
心
(
こころ
)
に
刻
(
きざ
)
み
胸
(
むね
)
に
染
(
そ
)
め
092
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つを
立
(
た
)
て
通
(
とほ
)
し
093
曲
(
まが
)
の
虜
(
とりこ
)
となる
勿
(
なか
)
れ
094
心
(
こころ
)
も
勇
(
いさ
)
み
身
(
み
)
も
勇
(
いさ
)
み
095
どことはなしに
若
(
わか
)
やぎて
096
鬼
(
おに
)
をも
挫
(
ひし
)
ぐ
吾
(
わが
)
思
(
おも
)
ひ
097
力
(
ちから
)
の
限
(
かぎ
)
り
身
(
み
)
の
極
(
きは
)
み
098
尽
(
つく
)
さにや
止
(
や
)
まぬ
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
099
上
(
のぼ
)
る
吾
(
わが
)
身
(
み
)
ぞ
楽
(
たの
)
しけれ
100
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
101
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましませよ』
102
と
歌
(
うた
)
ひ
乍
(
なが
)
ら、
103
お
寅
(
とら
)
は
魔我彦
(
まがひこ
)
を
従
(
したが
)
へ
漸
(
やうや
)
く
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
の
上
(
のぼ
)
り
口
(
ぐち
)
についた。
104
谷川
(
たにがは
)
の
流
(
なが
)
れは
激潭
(
げきたん
)
飛沫
(
ひまつ
)
を
飛
(
と
)
ばし、
105
淙々
(
そうそう
)
として
心胆
(
しんたん
)
を
洗
(
あら
)
ふに
似
(
に
)
たり。
106
木々
(
きぎ
)
の
梢
(
こずゑ
)
は
春
(
はる
)
立
(
た
)
ちて
芽
(
め
)
を
膨
(
ふく
)
み、
107
何
(
なん
)
とはなしに
春陽
(
しゆんやう
)
の
気
(
き
)
に
満
(
み
)
たされた。
108
二人
(
ふたり
)
は
谷川
(
たにがは
)
を
下
(
くだ
)
り、
109
手
(
て
)
を
洗
(
あら
)
ひ、
110
口
(
くち
)
をそそぎ、
111
天津
(
あまつ
)
祝詞
(
のりと
)
を
奏上
(
そうじやう
)
し、
112
暫
(
しば
)
し
渓流
(
けいりう
)
の
絶景
(
ぜつけい
)
を
眺
(
なが
)
めながら、
113
お
寅
(
とら
)
『
岩走
(
ゐはばし
)
る
此
(
この
)
谷水
(
たにみづ
)
のいさぎよさ
114
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
もかくやまさなむ。
115
吾
(
わが
)
胸
(
むね
)
を
洗
(
あら
)
ふが
如
(
ごと
)
く
覚
(
おぼ
)
えけり
116
谷川
(
たにがは
)
おつる
水
(
みづ
)
の
響
(
ひび
)
きに』
117
魔我彦
(
まがひこ
)
『この
景色
(
けしき
)
見
(
み
)
るにつけても
思
(
おも
)
ふかな
118
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
雄々
(
をを
)
しき
姿
(
すがた
)
を。
119
唯
(
ただ
)
二人
(
ふたり
)
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
を
後
(
あと
)
にして
120
進
(
すす
)
み
来
(
きた
)
りぬ
神
(
かみ
)
のまにまに』
121
お
寅
(
とら
)
『
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
はいかに
峻
(
さか
)
しとも
122
神
(
かみ
)
を
慕
(
した
)
ひて
往
(
ゆ
)
く
身
(
み
)
ぞ
安
(
やす
)
き。
123
獅子
(
しし
)
熊
(
くま
)
や
虎
(
とら
)
狼
(
おほかみ
)
の
猛
(
たけ
)
ぶなる
124
河鹿
(
かじか
)
の
山
(
やま
)
も
神
(
かみ
)
のまにまに。
125
登
(
のぼ
)
り
往
(
ゆ
)
く
此
(
この
)
坂道
(
さかみち
)
も
何
(
なん
)
となく
126
楽
(
たの
)
しかりけり
嬉
(
うれ
)
しかりけり』
127
魔我彦
(
まがひこ
)
『
谷水
(
たにみづ
)
を
掬
(
むす
)
ぶ
心
(
こころ
)
はいそのかみ
128
古
(
ふる
)
き
神代
(
かみよ
)
の
思
(
おも
)
ひせらるる。
129
言依別
(
ことよりわけ
)
の
神
(
かみ
)
の
命
(
みこと
)
の
落
(
お
)
ち
入
(
い
)
りし
130
この
谷水
(
たにみづ
)
を
呑
(
の
)
むぞ
嬉
(
うれ
)
しき。
131
言依別
(
ことよりわけ
)
天津
(
あまつ
)
御国
(
みくに
)
に
往
(
ゆ
)
かむとて
132
掬
(
むす
)
びたまひしこれの
谷水
(
たにみづ
)
。
133
音
(
おと
)
に
聞
(
き
)
く
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
の
山颪
(
やまおろし
)
134
吾
(
わが
)
身
(
み
)
の
塵
(
ちり
)
を
払
(
はら
)
ふべらなり。
135
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
は
救
(
すく
)
ひの
神
(
かみ
)
のみいきぞと
136
思
(
おも
)
へば
嬉
(
うれ
)
し
今日
(
けふ
)
の
旅路
(
たびぢ
)
よ』
137
お
寅
(
とら
)
『いざさらば
水
(
みづ
)
に
名残
(
なごり
)
を
惜
(
を
)
しみつつ
138
進
(
すす
)
みて
往
(
ゆ
)
かむイソの
館
(
やかた
)
へ』
139
魔我彦
(
まがひこ
)
『いそいそとお
寅
(
とら
)
の
方
(
かた
)
に
従
(
したが
)
ひて
140
吾
(
われ
)
も
往
(
ゆ
)
かなむイソの
館
(
やかた
)
へ』
141
斯
(
か
)
く
歌
(
うた
)
ひ
終
(
をは
)
り
又
(
また
)
もや
歩
(
ほ
)
を
起
(
おこ
)
した。
142
魔我彦
(
まがひこ
)
は
急坂
(
きふはん
)
を
登
(
のぼ
)
り
乍
(
なが
)
ら
歌
(
うた
)
ひ
出
(
だ
)
したり。
143
魔我彦
『サアサアこれから
坂道
(
さかみち
)
だ
144
お
寅
(
とら
)
の
方
(
かた
)
よ
気
(
き
)
をつけよ
145
道
(
みち
)
には
高
(
たか
)
い
石
(
いし
)
がある
146
ウントコドツコイ、ドツコイシヨ
147
谷
(
たに
)
の
流
(
なが
)
れは
淙々
(
そうそう
)
と
148
琴
(
こと
)
をば
弾
(
だん
)
じ
笛
(
ふえ
)
をふき
149
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
二人
(
ふたり
)
の
往手
(
ゆくて
)
をば
150
祝
(
しゆく
)
する
如
(
ごと
)
く
聞
(
きこ
)
え
来
(
く
)
る
151
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
152
高姫
(
たかひめ
)
さまに
従
(
したが
)
ひて
153
北山村
(
きたやまむら
)
に
本山
(
ほんざん
)
を
154
築
(
きづ
)
きて
教
(
をしへ
)
を
開
(
ひら
)
きたる
155
曲
(
まが
)
つた
心
(
こころ
)
の
魔我彦
(
まがひこ
)
も
156
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
で
157
松彦司
(
まつひこつかさ
)
に
救
(
たす
)
けられ
158
全
(
まつた
)
く
迷
(
まよ
)
ひの
雲
(
くも
)
も
晴
(
は
)
れ
159
三五教
(
あななひけう
)
に
帰順
(
きじゆん
)
して
160
初
(
はじ
)
めて
進
(
すす
)
むイソ
館
(
やかた
)
161
今
(
いま
)
迄
(
まで
)
神
(
かみ
)
にいろいろと
162
背
(
そむ
)
きまつりし
罪科
(
つみとが
)
は
163
仮令
(
たとへ
)
山
(
やま
)
程
(
ほど
)
ありとても
164
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
大神
(
おほかみ
)
は
165
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
し
聞直
(
ききなほ
)
し
166
救
(
すく
)
はせ
給
(
たま
)
ふと
聞
(
き
)
きしより
167
創
(
きづ
)
もつ
足
(
あし
)
の
吾
(
われ
)
乍
(
なが
)
ら
168
一切
(
いつさい
)
万事
(
ばんじ
)
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
に
169
お
凭
(
もた
)
れ
申
(
まを
)
して
進
(
すす
)
み
往
(
ゆ
)
く
170
大空
(
おほぞら
)
渡
(
わた
)
る
月影
(
つきかげ
)
も
171
一度
(
いちど
)
は
雲
(
くも
)
に
蔽
(
おほ
)
はれて
172
姿
(
すがた
)
をかくす
事
(
こと
)
あるも
173
晴
(
は
)
るればやはり
元
(
もと
)
の
月
(
つき
)
174
四方
(
よも
)
の
山野
(
やまの
)
を
照
(
て
)
らすごと
175
神
(
かみ
)
に
目醒
(
めざ
)
めた
魔我彦
(
まがひこ
)
の
176
心
(
こころ
)
の
空
(
そら
)
の
日月
(
じつげつ
)
は
177
再
(
ふたた
)
び
茲
(
ここ
)
に
輝
(
かがや
)
きて
178
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
をよく
悟
(
さと
)
り
179
松姫司
(
まつひめつかさ
)
に
許
(
ゆる
)
されて
180
珍
(
うづ
)
の
聖地
(
せいち
)
に
詣
(
まう
)
で
往
(
ゆ
)
く
181
吾
(
わが
)
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
こそたのしけれ
182
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
183
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
184
仮令
(
たとへ
)
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも
185
誠
(
まこと
)
の
力
(
ちから
)
は
世
(
よ
)
を
救
(
すく
)
ふ
186
如何
(
いか
)
に
嶮
(
けは
)
しき
此
(
この
)
坂
(
さか
)
も
187
神
(
かみ
)
の
守護
(
まも
)
りのある
上
(
うへ
)
は
188
如何
(
いか
)
でか
進
(
すす
)
み
得
(
え
)
ざらむや
189
ウントコドツコイ ハアハアハア
190
息
(
いき
)
が
苦
(
くる
)
しうなつたれど
191
こんな
所
(
ところ
)
で
屁古垂
(
へこた
)
れて
192
どうして
神業
(
しんげふ
)
が
務
(
つと
)
まろか
193
お
寅
(
とら
)
の
方
(
かた
)
よお
前
(
まへ
)
さまは
194
何
(
なん
)
と
云
(
い
)
つても
年寄
(
としよ
)
りだ
195
未
(
ま
)
だ
年
(
とし
)
若
(
わか
)
い
魔我彦
(
まがひこ
)
が
196
これ
程
(
ほど
)
息
(
いき
)
が
苦
(
くる
)
しのに
197
お
前
(
まへ
)
は
平気
(
へいき
)
な
顔
(
かほ
)
をして
198
それ
程
(
ほど
)
ドンドン
登
(
のぼ
)
られる
199
ほんに
不思議
(
ふしぎ
)
の
事
(
こと
)
だなア
200
是
(
これ
)
を
思
(
おも
)
へば
魔我彦
(
まがひこ
)
は
201
まだ
改心
(
かいしん
)
が
足
(
た
)
らぬのか
202
ウントコドツコイ ハアハアハア
203
思
(
おも
)
つたよりはきつい
坂
(
さか
)
204
一方
(
いつぱう
)
は
断崕
(
だんがい
)
屹立
(
きつりつ
)
し
205
一方
(
いつぱう
)
は
千仭
(
せんじん
)
の
深
(
ふか
)
い
谷
(
たに
)
206
一足
(
ひとあし
)
あやまり
踏
(
ふ
)
み
外
(
はづ
)
し
207
肝腎要
(
かんじんかなめ
)
の
生命
(
せいめい
)
を
208
落
(
おと
)
すやうな
事
(
こと
)
があつたなら
209
私
(
わたし
)
は
何
(
なん
)
と
致
(
いた
)
さうか
210
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
何一
(
なにひと
)
つ
211
残
(
のこ
)
る
事
(
こと
)
とてなけれども
212
折角
(
せつかく
)
人
(
ひと
)
と
生
(
うま
)
れ
来
(
き
)
て
213
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
神業
(
しんげふ
)
に
214
仕
(
つか
)
へずもろくも
幽界
(
いうかい
)
に
215
往
(
ゆ
)
くよな
事
(
こと
)
があつたなら
216
吾
(
わが
)
一生
(
いつしやう
)
の
不覚
(
ふかく
)
なり
217
守
(
まも
)
らせたまへ
大御神
(
おほみかみ
)
218
道
(
みち
)
の
隈手
(
くまて
)
も
恙
(
つつが
)
なく
219
進
(
すす
)
ませたまへ
惟神
(
かむながら
)
220
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
願
(
ね
)
ぎまつる
221
ウントコドツコイ ドツコイシヨ
222
だんだん
坂
(
さか
)
がきつなつた
223
調子
(
てうし
)
にのつてお
寅
(
とら
)
さま
224
倒
(
こ
)
けないやうにしてお
呉
(
く
)
れ
225
私
(
わたし
)
は
心
(
こころ
)
にかかります
226
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
227
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
御
(
ご
)
守護
(
しゆご
)
を
願
(
ねが
)
ひます
228
ウントコドツコイ ドツコイシヨ
229
ハアハアハアハア
息
(
いき
)
切
(
き
)
れる
230
ここらで
一服
(
いつぷく
)
しよぢやないか』
231
云
(
い
)
へばお
寅
(
とら
)
は
振
(
ふ
)
り
返
(
かへ
)
り、
232
お寅
『
魔我彦
(
まがひこ
)
さまよ
若
(
わか
)
い
身
(
み
)
で
233
弱音
(
よわね
)
を
吹
(
ふ
)
くにも
程
(
ほど
)
がある
234
左様
(
さやう
)
な
事
(
こと
)
で
天地
(
あめつち
)
の
235
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
がつとまろか
236
私
(
わたし
)
のやうな
年寄
(
としより
)
が
237
難
(
なん
)
なく
登
(
のぼ
)
る
此
(
この
)
坂
(
さか
)
が
238
夫
(
それ
)
程
(
ほど
)
お
前
(
まへ
)
は
苦
(
くる
)
しいか
239
合点
(
がてん
)
の
往
(
ゆ
)
かぬ
事
(
こと
)
だなア
240
お
前
(
まへ
)
は
矢張
(
やつぱ
)
り
曲神
(
まがかみ
)
が
241
お
腹
(
なか
)
の
底
(
そこ
)
に
潜伏
(
せんぷく
)
し
242
聖地
(
せいち
)
に
往
(
ゆ
)
くのを
怖
(
こは
)
がつて
243
悶
(
もだ
)
へて
居
(
ゐ
)
るに
違
(
ちが
)
ひない
244
早
(
はや
)
く
心
(
こころ
)
を
取
(
と
)
り
直
(
なほ
)
し
245
副守
(
ふくしゆ
)
の
奴
(
やつ
)
を
逸早
(
いちはや
)
く
246
体
(
からだ
)
の
外
(
そと
)
に
追
(
お
)
ひ
出
(
だ
)
して
247
至粋
(
しすゐ
)
至純
(
しじゆん
)
の
霊
(
たま
)
となり
248
此
(
この
)
谷川
(
たにがは
)
を
流
(
なが
)
れ
往
(
ゆ
)
く
249
清水
(
しみづ
)
のやうな
霊
(
たま
)
となり
250
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
を
心
(
こころ
)
から
251
尊信
(
そんしん
)
なして
一心
(
いつしん
)
に
252
天津
(
あまつ
)
祝詞
(
のりと
)
を
奏上
(
そうじやう
)
し
253
くだらぬ
歌
(
うた
)
を
止
(
や
)
めなされ
254
お
前
(
まへ
)
はいつも
喧
(
やかま
)
しい
255
口
(
くち
)
許
(
ばつか
)
りの
広
(
ひろ
)
い
人
(
ひと
)
256
嶮
(
けは
)
しき
坂
(
さか
)
を
登
(
のぼ
)
る
時
(
とき
)
や
257
口
(
くち
)
をつまへて
息
(
いき
)
凝
(
こ
)
らし
258
一歩先
(
ひとあしさき
)
に
目
(
め
)
をつけて
259
二階
(
にかい
)
の
階段
(
きざはし
)
登
(
のぼ
)
るよに
260
静
(
しづか
)
に
静
(
しづか
)
に
往
(
ゆ
)
きなさい
261
さうする
時
(
とき
)
は
如何
(
いか
)
程
(
ほど
)
に
262
嶮
(
けは
)
しき
坂
(
さか
)
も
安々
(
やすやす
)
と
263
いつの
間
(
ま
)
にやら
登
(
のぼ
)
れます
264
これが
第一
(
だいいち
)
坂道
(
さかみち
)
を
265
往
(
ゆ
)
く
旅人
(
たびびと
)
の
秘訣
(
ひけつ
)
ぞや
266
一
(
いち
)
里
(
り
)
許
(
ばか
)
りも
往
(
い
)
つたなら
267
祠
(
ほこら
)
の
森
(
もり
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
が
268
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
二人
(
ふたり
)
を
待
(
ま
)
ち
顔
(
がほ
)
に
269
清
(
きよ
)
き
尊
(
たふと
)
き
神司
(
かむつかさ
)
270
数多
(
あまた
)
まします
事
(
こと
)
ならむ
271
もう
一息
(
ひといき
)
ぢや
魔我彦
(
まがひこ
)
よ
272
心
(
こころ
)
の
駒
(
こま
)
に
鞭
(
むちう
)
つて
273
勇
(
いさ
)
み
進
(
すす
)
んで
往
(
ゆ
)
きませう
274
祠
(
ほこら
)
の
森
(
もり
)
の
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
に
275
お
頼
(
たの
)
み
申
(
まを
)
して
登
(
のぼ
)
るなら
276
如何
(
いか
)
なる
嶮
(
けは
)
しき
山道
(
やまみち
)
も
277
平野
(
へいや
)
を
分
(
わ
)
けて
進
(
すす
)
むごと
278
いと
易々
(
やすやす
)
と
知
(
し
)
らぬ
間
(
ま
)
に
279
聖地
(
せいち
)
に
進
(
すす
)
み
得
(
え
)
らるだろ
280
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
281
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのを
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
282
尊
(
たふと
)
き
恵
(
めぐみ
)
を
賜
(
たま
)
はりて
283
此
(
この
)
魔我彦
(
まがひこ
)
に
力
(
ちから
)
をば
284
与
(
あた
)
へて
登
(
のぼ
)
らせたまへかし
285
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
286
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましませよ』
287
と
歌
(
うた
)
ひ
乍
(
なが
)
ら
辛
(
から
)
うじて
祠
(
ほこら
)
の
森
(
もり
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
に
辿
(
たど
)
りついた。
288
此処
(
ここ
)
には
数多
(
あまた
)
の
老若
(
らうにやく
)
男女
(
なんによ
)
が
蝟集
(
ゐしふ
)
し
一斉
(
いつせい
)
に
天津
(
あまつ
)
祝詞
(
のりと
)
を
奏上
(
そうじやう
)
する
声
(
こゑ
)
、
289
谷
(
たに
)
の
木魂
(
こだま
)
を
響
(
ひび
)
かして
居
(
ゐ
)
る。
290
お
寅
(
とら
)
は
魔我彦
(
まがひこ
)
と
共
(
とも
)
に
受付
(
うけつけ
)
の
係
(
かか
)
り
ヨル
の
案内
(
あんない
)
にて
社
(
やしろ
)
の
前
(
まへ
)
に
導
(
みちび
)
かるる
事
(
こと
)
となりける。
291
(
大正一二・一・一八
旧一一・一二・二
加藤明子
録)
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