霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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お出直し

インフォメーション
題名:10 お出直し 著者:出口王仁三郎
ページ:
概要: 備考: タグ: データ凡例:『神の国』昭和10年(1935年)10月号 データ最終更新日: OBC :B182000c10
 大本のお筆先に、改心せねば気の毒ながらお出直しで御座る、と示されてある。此の筆先の意義に(つい)て多くの人は現界で肉体をもつて改心が出来ぬから一旦国替(くにがへ)さして幽界に(おい)(その)霊魂の修業を了へ再び人間と(うま)れ出る事而已(のみ)をお出直しと言ふが如くに思つてゐるやうだが、人間は各天賦の(たね)があつて、天から種を(おろ)されたのを降誕と言ひ、人から人に(うま)れて来たのを再生と言ふ、又人間以下の動物より(うま)れかはつて来るのを転生(てんしやう)と言ふが如く、皆()所生(しょせい)の種がある、()の元の種に(かへ)る事を出直しと言ふのであるから、再生のものは天国に昇り得ずして再び人間と(うま)れ、転生(てんしやう)のものは折角人間と(うま)れて来た者が(また)元の動物に(うま)れる。これを総てお出直しと言ふのである。
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