霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
設定
|
ヘルプ
ホーム
霊界物語
如意宝珠(第13~24巻)
第21巻(申の巻)
序文
凡例
総説
第1篇 千辛万苦
第1章 高春山
第2章 夢の懸橋
第3章 月休殿
第4章 砂利喰
第5章 言の疵
第2篇 是生滅法
第6章 小杉の森
第7章 誠の宝
第8章 津田の湖
第9章 改悟の酬
第3篇 男女共権
第10章 女権拡張
第11章 鬼娘
第12章 奇の女
第13章 夢の女
第14章 恩愛の涙
第4篇 反復無常
第15章 化地蔵
第16章 約束履行
第17章 酒の息
第18章 解決
余白歌
×
設定
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
文字サイズ
S
【標準】
M
L
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側だけに表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注[※]用語解説
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
【標準】
脚注マークを表示しない
脚注[*]編集用
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
脚注マークを表示しない
【標準】
外字の外周色
[?]
一般のフォントに存在しない文字は専用の外字フォントを使用しています。目立つようにその文字の外周の色を変えます。
[×閉じる]
無色
【標準】
赤色
現在のページには外字は使われていません
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
サブスク完了しました
。どうもありがとうございます。
|
サイトをリニューアルしました。不具合がある場合は
従来バージョン
をお使い下さい
霊界物語
>
如意宝珠(第13~24巻)
>
第21巻(申の巻)
> 前付 > 総説
<<< 凡例
(B)
(N)
高春山 >>>
総説
(
そうせつ
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第21巻 如意宝珠 申の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
総説
よみ(新仮名遣い):
そうせつ
通し章番号:
口述日:
1922(大正11)年05月21日(旧04月25日)
口述場所:
松雲閣
筆録者:
口述著者
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1923(大正12)年4月5日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
霊界は想念の世界であって、無限に広大な精霊世界である。現実界はすべて、神霊世界の移写・縮図である。
霊界の真象を写したのが、自然界なのである。神霊界は現界人が夢想しえないほど広大である。現界の一間四方の神社の内陣も、霊界では十里四方くらいもある。神霊は情動想念の世界であるから、自由自在に想念の延長をなしうる。
世界は霊界が主であり、現界すなわち形体界が従である。一切万事が霊主体従的に組織されているのが宇宙の真相であり、大神の御経綸なのである。
現実界の他に神霊界が厳然として存在することを知らない人が聞いたら、一笑に付するかもしれないが、無限絶対無始無終の霊界の事象は、現界に住む人間の智力では到底会得できるものではない。
この物語は現・幽・神の三界を一貫しており、過去・現在・未来を透徹している。それゆえ、読む人によって種々の批評が出てくるであろうが、現実界を従とし神霊界を主として熟読するなら、幾分かその真相を掴むことができるであろう。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm210003
愛善世界社版:
3頁
八幡書店版:
第4輯 265頁
修補版:
校定版:
3頁
普及版:
1頁
初版:
ページ備考:
派生
[?]
この文献を底本として書かれたと思われる文献です。
[×閉じる]
:
出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 第四篇 神霊世界 > 第二章 現界は霊界の移写
001
霊界
(
れいかい
)
は
想念
(
さうねん
)
の
世界
(
せかい
)
であつて、
002
無限
(
むげん
)
に
広大
(
くわうだい
)
なる
精霊
(
せいれい
)
世界
(
せかい
)
である。
003
現実
(
げんじつ
)
世界
(
せかい
)
は
凡
(
すべ
)
て
神霊
(
しんれい
)
世界
(
せかい
)
の
移写
(
いしや
)
であり、
004
又
(
また
)
縮図
(
しゆくづ
)
である。
005
霊界
(
れいかい
)
の
真象
(
かたち
)
をうつしたのが、
006
現界
(
げんかい
)
、
007
即
(
すなは
)
ち
自然界
(
しぜんかい
)
である。
008
故
(
ゆゑ
)
に
現界
(
げんかい
)
を
称
(
しよう
)
してウツシ
世
(
よ
)
と
言
(
い
)
ふのである。
009
例之
(
たとへば
)
一万
(
いちまん
)
三千
(
さんぜん
)
尺
(
しやく
)
の
大
(
だい
)
富士山
(
ふじさん
)
を
僅
(
わづ
)
か
二寸
(
にすん
)
四方
(
しはう
)
位
(
くらゐ
)
の
写真
(
しやしん
)
にうつした
様
(
やう
)
なもので、
010
その
写真
(
しやしん
)
が
所謂
(
いはゆる
)
現界
(
げんかい
)
即
(
すなは
)
ちウツシ
世
(
よ
)
である。
011
写真
(
しやしん
)
の
不二山
(
ふじさん
)
は
極
(
きは
)
めて
小
(
ちひ
)
さいものだが、
012
其
(
その
)
実物
(
じつぶつ
)
は
世人
(
せじん
)
の
知
(
し
)
る
如
(
ごと
)
く、
013
駿
(
すん
)
、
014
甲
(
かふ
)
、
015
武
(
ぶ
)
三国
(
みくに
)
にまたがつた
大高山
(
だいかうざん
)
であるが
如
(
ごと
)
く、
016
神霊界
(
しんれいかい
)
は
到底
(
たうてい
)
現界人
(
げんかいじん
)
の
夢想
(
むさう
)
だになし
得
(
え
)
ざる
広大
(
くわうだい
)
なものである。
017
僅
(
わづ
)
か
一間
(
いつけん
)
四方
(
しはう
)
位
(
くらゐ
)
の
神社
(
じんじや
)
の
内陣
(
ないぢん
)
でも、
018
霊界
(
れいかい
)
にては
殆
(
ほとん
)
ど
現界人
(
げんかいじん
)
の
眼
(
め
)
で
見
(
み
)
る
十
(
じふ
)
里
(
り
)
四方
(
しはう
)
位
(
くらゐ
)
はあるのである。
019
凡
(
すべ
)
て
現実界
(
げんじつかい
)
の
事物
(
じぶつ
)
は、
020
何
(
いづ
)
れも
神霊界
(
しんれいかい
)
の
移写
(
いしや
)
であるからである。
021
僅
(
わづか
)
に
一
(
いつ
)
尺
(
しやく
)
足
(
た
)
らずの
小
(
ちひ
)
さい
祭壇
(
さいだん
)
にも、
022
八百万
(
やほよろづ
)
の
神々
(
かみがみ
)
や
又
(
また
)
は
祖先
(
そせん
)
の
神霊
(
しんれい
)
が
余
(
あま
)
り
狭隘
(
けふあい
)
を
感
(
かん
)
じ
玉
(
たま
)
はずして
鎮
(
しづ
)
まり
給
(
たま
)
ふのは、
023
凡
(
すべ
)
て
神霊
(
しんれい
)
は
情動
(
じやうだう
)
想念
(
さうねん
)
の
世界
(
せかい
)
なるが
故
(
ゆゑ
)
に、
024
自由
(
じいう
)
自在
(
じざい
)
に
想念
(
さうねん
)
の
延長
(
えんちやう
)
を
為
(
な
)
し
得
(
う
)
るが
故
(
ゆゑ
)
である。
025
三尺
(
さんじやく
)
四方
(
しはう
)
位
(
くらゐ
)
の
祠
(
ほこら
)
を
建
(
た
)
てておいて
下津
(
したつ
)
岩根
(
いはね
)
に
大宮柱
(
おほみやばしら
)
太敷立
(
ふとしきたて
)
、
026
高天原
(
たかあまはら
)
に
千木高
(
ちぎたか
)
知
(
し
)
りて
云々
(
うんぬん
)
と
祝詞
(
のりと
)
を
奏上
(
そうじやう
)
するのも、
027
少
(
すこ
)
し
許
(
ばか
)
りの
供物
(
くもつ
)
を
献
(
けん
)
じて、
028
横山
(
よこやま
)
の
如
(
ごと
)
く
八足
(
やたり
)
の
机代
(
つくゑしろ
)
に
置足
(
おきた
)
らはして
奉
(
たてまつ
)
る
云々
(
うんぬん
)
とある
祝詞
(
のりと
)
の
意義
(
いぎ
)
も、
029
決
(
けつ
)
して
虚偽
(
きよぎ
)
ではない。
030
凡
(
すべ
)
て
現界
(
げんかい
)
はカタ
即
(
すなは
)
ち
形
(
かたち
)
の
世界
(
せかい
)
であるから、
031
その
祠
(
ほこら
)
も
供物
(
くもつ
)
も
前
(
まへ
)
に
述
(
の
)
べた
不二山
(
ふじさん
)
の
写真
(
しやしん
)
に
比
(
ひ
)
すべきものであつて、
032
神霊界
(
しんれいかい
)
にあつては
極
(
きは
)
めて
立派
(
りつぱ
)
な
祠
(
ほこら
)
が
建
(
た
)
てられ、
033
又
(
また
)
八百万
(
やほよろづ
)
の
神々
(
かみがみ
)
が
知食
(
きこしめ
)
しても
不足
(
ふそく
)
を
告
(
つ
)
げない
程
(
ほど
)
の
供物
(
くもつ
)
となつて
居
(
ゐ
)
るのである。
034
凡
(
すべ
)
て
世界
(
せかい
)
は
霊界
(
れいかい
)
が
主
(
しゆ
)
で
現界
(
げんかい
)
即
(
すなは
)
ち
形体界
(
けいたいかい
)
が
従
(
じう
)
である。
035
一切
(
いつさい
)
万事
(
ばんじ
)
が
霊主
(
れいしゆ
)
体従
(
たいじう
)
的
(
てき
)
に
組織
(
そしき
)
されてあるのが、
036
宇宙
(
うちう
)
の
真相
(
しんさう
)
で
大神
(
おほかみ
)
の
御
(
ご
)
経綸
(
けいりん
)
である。
037
現実界
(
げんじつかい
)
より
外
(
ほか
)
に
神霊界
(
しんれいかい
)
の
儼然
(
げんぜん
)
として
存在
(
そんざい
)
する
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
らない
人
(
ひと
)
が
斯
(
こ
)
んな
説
(
せつ
)
を
聞
(
き
)
いたならば
定
(
さだ
)
めて
一笑
(
いつせう
)
に
付
(
ふ
)
して
顧
(
かへり
)
みないでありませう。
038
無限
(
むげん
)
絶対
(
ぜつたい
)
無始
(
むし
)
無終
(
むしう
)
の
霊界
(
れいかい
)
の
事象
(
じしやう
)
は、
039
極限
(
きよくげん
)
された
現界
(
げんかい
)
に
住
(
す
)
む
人間
(
にんげん
)
の
智力
(
ちりよく
)
では、
040
到底
(
たうてい
)
会得
(
ゑとく
)
する
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ないでせう。
041
この
物語
(
ものがたり
)
は、
042
現
(
げん
)
、
043
幽
(
いう
)
、
044
神
(
しん
)
、
045
三界
(
さんかい
)
を
一貫
(
いつくわん
)
し、
046
過去
(
くわこ
)
と
現在
(
げんざい
)
未来
(
みらい
)
を
透徹
(
とうてつ
)
したるが
故
(
ゆゑ
)
に、
047
読
(
よ
)
む
人々
(
ひとびと
)
に
由
(
よ
)
つて
種々
(
しゆじゆ
)
と
批評
(
ひひやう
)
が
出
(
で
)
るでせうが、
048
須
(
すべか
)
らく
現実界
(
げんじつかい
)
を
従
(
じう
)
とし、
049
神霊界
(
しんれいかい
)
を
主
(
しゆ
)
として
御
(
ご
)
熟読
(
じゆくどく
)
あらば、
050
幾分
(
いくぶん
)
か
其
(
その
)
真相
(
しんさう
)
を
掴
(
つか
)
む
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るであらうと
思
(
おも
)
ひます。
051
惟神
(
かむながら
)
霊
(
たま
)
幸倍
(
ちはへ
)
坐世
(
ませ
)
。
052
大正十一年五月廿一日
053
於松雲閣 口述著者識
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 凡例
(B)
(N)
高春山 >>>
霊界物語
>
如意宝珠(第13~24巻)
>
第21巻(申の巻)
> 前付 > 総説
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【総説|第21巻|如意宝珠|霊界物語|/rm210003】
合言葉「みろく」を入力して下さい→