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霊界物語
如意宝珠(第13~24巻)
第19巻(午の巻)
序
凡例
総説三十三魂
第1篇 神慮洪遠
第1章 高熊山
第2章 鶍の嘴
第3章 千騎一騎
第4章 善か悪か
第2篇 意外の意外
第5章 零敗の苦
第6章 和合と謝罪
第7章 牛飲馬食
第8章 大悟徹底
第3篇 至誠通神
第9章 身魂の浄化
第10章 馬鹿正直
第11章 変態動物
第12章 言照姫
第4篇 地異天変
第13章 混線
第14章 声の在所
第15章 山神の滝
第16章 玉照彦
第17章 言霊車
霊の礎(五)
余白歌
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霊界物語
>
如意宝珠(第13~24巻)
>
第19巻(午の巻)
> 後付 > 霊の礎(五)
<<< 言霊車
(B)
(N)
余白歌 >>>
霊
(
たま
)
の
礎
(
いしずゑ
)
(五)
インフォメーション
著者:
巻:
篇:
よみ(新仮名遣い):
章:
よみ(新仮名遣い):
通し章番号:
口述日:
口述場所:
筆録者:
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校正場所:
初版発行日:
概要:
舞台:
あらすじ
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主な登場人物
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八幡書店版:
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出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 第四篇 神霊世界 > 第三章 霊の礎
001
一、
002
高天原
(
たかあまはら
)
に
復活
(
ふくくわつ
)
したる
人間
(
にんげん
)
の
霊身
(
れいしん
)
は、
003
地上
(
ちじやう
)
現実界
(
げんじつかい
)
に
生存
(
せいぞん
)
せし
時
(
とき
)
の
如
(
ごと
)
く、
004
思想
(
しさう
)
感情
(
かんじやう
)
意識
(
いしき
)
等
(
とう
)
を
有
(
いう
)
して
楽
(
たの
)
しく
神
(
かみ
)
の
懐
(
ふところ
)
に
抱
(
いだ
)
かれ、
005
種々
(
しゆじゆ
)
の
積極
(
せつきよく
)
的
(
てき
)
神業
(
しんげふ
)
を
営
(
いとな
)
むことを
得
(
え
)
るは
前
(
まへ
)
に
述
(
の
)
べた
通
(
とほ
)
りである。
006
扨
(
さ
)
て
人間
(
にんげん
)
は
何
(
ど
)
うして
現界
(
げんかい
)
に
人
(
ひと
)
の
肉躰
(
にくたい
)
を
保
(
たも
)
ちて
生
(
うま
)
れ
来
(
く
)
るかと
云
(
い
)
ふ
問題
(
もんだい
)
に
至
(
いた
)
つては、
007
如何
(
いか
)
なる
賢哲
(
けんてつ
)
も
的確
(
てきかく
)
な
解決
(
かいけつ
)
を
与
(
あた
)
へて
居
(
ゐ
)
ない。
008
併
(
しか
)
し
是
(
これ
)
は
実
(
じつ
)
に
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ない
所
(
ところ
)
である。
009
物質
(
ぶつしつ
)
的
(
てき
)
要素
(
えうそ
)
を
以
(
もつ
)
て
捏
(
こ
)
ね
固
(
かた
)
められたる
人間
(
にんげん
)
として
無限
(
むげん
)
絶対
(
ぜつたい
)
なる
精霊界
(
せいれいかい
)
の
消息
(
せうそく
)
を
解釈
(
かいしやく
)
せむとするのは
恰
(
あたか
)
も
木
(
き
)
に
倚
(
よ
)
りて
魚
(
うを
)
を
求
(
もと
)
め、
010
海底
(
かいてい
)
に
潜
(
ひそ
)
みて
焚火
(
たきび
)
の
暖
(
だん
)
を
得
(
え
)
むとするやうなものである。
011
故
(
ゆゑ
)
に
現界人
(
げんかいじん
)
は
死後
(
しご
)
の
生涯
(
しやうがい
)
や
霊界
(
れいかい
)
の
真相
(
しんさう
)
を
探
(
さぐ
)
らむとして、
012
何程
(
なにほど
)
奮勉
(
ふんべん
)
努力
(
どりよく
)
した
所
(
ところ
)
で
到底
(
たうてい
)
不可能
(
ふかのう
)
不成功
(
ふせいこう
)
に
終
(
をは
)
るのは
寧
(
むし
)
ろ
当然
(
たうぜん
)
である。
013
一度
(
いちど
)
神界
(
しんかい
)
の
特別
(
とくべつ
)
の
許可
(
きよか
)
を
得
(
え
)
たるものが、
014
無数
(
むすう
)
の
霊界
(
れいかい
)
を
探
(
さぐ
)
り
来
(
き
)
たり、
015
之
(
これ
)
を
現界
(
げんかい
)
へその
一部分
(
いちぶぶん
)
を
伝
(
つた
)
へたものでなくては
到底
(
たうてい
)
今日
(
こんにち
)
の
学者
(
がくしや
)
の
所説
(
しよせつ
)
は
臆測
(
おくそく
)
に
過
(
す
)
ぎないことになつて
了
(
しま
)
ふ。
016
一、
017
抑
(
そもそ
)
も
高天原
(
たかあまはら
)
の
天国
(
てんごく
)
に
住
(
す
)
む
天人
(
てんにん
)
即
(
すなは
)
ち
人間
(
にんげん
)
の
昇天
(
しようてん
)
せし
霊身人
(
れいしんじん
)
は
地上
(
ちじやう
)
と
同様
(
どうやう
)
に
夫婦
(
ふうふ
)
の
情交
(
じやうかう
)
を
行
(
おこな
)
ひ、
018
終
(
つひ
)
に
霊
(
れい
)
の
子
(
こ
)
を
産
(
う
)
んで
是
(
これ
)
を
地上
(
ちじやう
)
にある
肉体人
(
にくたいじん
)
の
息
(
いき
)
に
交
(
まじ
)
へて
人間
(
にんげん
)
を
産
(
う
)
ましめるものである。
019
故
(
ゆゑ
)
に
人
(
ひと
)
は
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
、
020
神
(
かみ
)
の
宮
(
みや
)
といふのである。
021
地上
(
ちじやう
)
は
凡
(
すべ
)
て
天国
(
てんごく
)
の
移写
(
いしや
)
であるから
天国
(
てんごく
)
に
於
(
おい
)
て
天人
(
てんにん
)
夫婦
(
ふうふ
)
が
情交
(
じやうかう
)
を
行
(
おこな
)
ひ
霊子
(
れいし
)
を
地上
(
ちじやう
)
に
蒔
(
ま
)
き
落
(
おと
)
す
時
(
とき
)
はその
因縁
(
いんねん
)
の
深
(
ふか
)
き
地上
(
ちじやう
)
の
男女
(
だんぢよ
)
は
忽
(
たちま
)
ち
霊
(
れい
)
に
感
(
かん
)
じ
情交
(
じやうかう
)
を
為
(
な
)
し
胎児
(
たいじ
)
を
宿
(
やど
)
すことになる。
022
その
胎児
(
たいじ
)
は
即
(
すなは
)
ち
天人
(
てんにん
)
の
蒔
(
ま
)
いた
霊
(
れい
)
の
子
(
こ
)
の
宿
(
やど
)
つたものである。
023
その
児
(
こ
)
の
善
(
ぜん
)
に
発達
(
はつたつ
)
したり
悪
(
あく
)
に
落
(
お
)
つるのも
亦
(
また
)
その
蒔
(
ま
)
かれた
田畑
(
たはた
)
の
良否
(
りやうひ
)
に
依
(
よ
)
つて
幾分
(
いくぶん
)
かの
影響
(
えいきやう
)
をその
児
(
こ
)
が
受
(
う
)
けるのは
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ない。
024
智愚
(
ちぐ
)
正邪
(
せいじや
)
の
区別
(
くべつ
)
の
付
(
つ
)
くのも
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ない。
025
石
(
いし
)
の
上
(
うへ
)
に
蒔
(
ま
)
かれた
種子
(
たね
)
は
決
(
けつ
)
して
生
(
は
)
えない。
026
又
(
また
)
瘠土
(
せきど
)
に
蒔
(
ま
)
かれた
種子
(
たね
)
は
肥沃
(
ひよく
)
の
地
(
ち
)
に
蒔
(
ま
)
かれた
種子
(
しゆし
)
に
比
(
ひ
)
すれば
大変
(
たいへん
)
な
相違
(
さうゐ
)
があるものだ。
027
之
(
これ
)
を
思
(
おも
)
へば
人間
(
にんげん
)
は
造次
(
ざうじ
)
にも
顛沛
(
てんぱい
)
にも
正
(
ただ
)
しき
清
(
きよ
)
き
温
(
あたた
)
かき
優
(
やさ
)
しき
美
(
うる
)
はしき
心
(
こころ
)
を
持
(
も
)
ち、
028
最善
(
さいぜん
)
の
行
(
おこな
)
ひを
励
(
はげ
)
まねばならぬ。
029
折角
(
せつかく
)
の
天
(
てん
)
よりの
種子
(
たね
)
を
発育
(
はついく
)
不良
(
ふりやう
)
に
陥
(
おちい
)
らしめ
或
(
あるひ
)
は
不発生
(
ふはつせい
)
に
終
(
をは
)
らしむるやうなことに
成
(
な
)
つては、
030
人生
(
ひとう
)
みの
神業
(
しんげふ
)
を
完全
(
くわんぜん
)
に
遂行
(
すゐかう
)
することは
出来
(
でき
)
なくなつて
宇宙
(
うちう
)
の
大損害
(
だいそんがい
)
を
招
(
まね
)
くに
至
(
いた
)
るものである。
031
人間
(
にんげん
)
が
現界
(
げんかい
)
へ
生
(
うま
)
れて
来
(
く
)
る
目的
(
もくてき
)
は、
032
天国
(
てんごく
)
を
無限
(
むげん
)
に
開
(
ひら
)
く
可
(
べ
)
く
天
(
てん
)
よりその
霊体
(
れいたい
)
の
養成所
(
やうせいしよ
)
として
降
(
くだ
)
されたものである。
033
決
(
けつ
)
して
数十
(
すうじふ
)
年
(
ねん
)
の
短
(
みじか
)
き
肉的
(
にくてき
)
生活
(
せいくわつ
)
を
営
(
いとな
)
むためでは
無
(
な
)
い。
034
要
(
えう
)
するに
人
(
ひと
)
の
肉体
(
にくたい
)
と
共
(
とも
)
にその
霊子
(
れいし
)
が
発達
(
はつたつ
)
して
天国
(
てんごく
)
の
神業
(
しんげふ
)
を
奉仕
(
ほうし
)
するためである。
035
天国
(
てんごく
)
に
住
(
す
)
む
天人
(
てんにん
)
は
是非
(
ぜひ
)
とも
一度
(
いちど
)
人間
(
にんげん
)
の
肉体内
(
にくたいない
)
に
入
(
い
)
りてその
霊子
(
れいし
)
を
完全
(
くわんぜん
)
に
発育
(
はついく
)
せしめ
現人
(
げんじん
)
同様
(
どうやう
)
の
霊体
(
れいたい
)
を
造
(
つく
)
り
上
(
あ
)
げ、
036
地上
(
ちじやう
)
の
世界
(
せかい
)
に
於
(
おい
)
て
善徳
(
ぜんとく
)
を
積
(
つ
)
ませ、
037
完全
(
くわんぜん
)
なる
霊体
(
れいたい
)
として
天上
(
てんじやう
)
に
還
(
かへ
)
らしめむがためである。
038
故
(
ゆゑ
)
に
現界人
(
げんかいじん
)
の
肉体
(
にくたい
)
は
天人
(
てんにん
)
養成
(
やうせい
)
の
苗代
(
なはしろ
)
であり
学校
(
がくかう
)
であることを
悟
(
さと
)
るべきである。
039
一、
040
胎児
(
たいじ
)
は
母体
(
ぼたい
)
の
暗黒
(
あんこく
)
な
胞衣
(
えな
)
の
中
(
なか
)
で
平和
(
へいわ
)
な
生活
(
せいくわつ
)
を
続
(
つづ
)
け
十
(
じつ
)
ケ
月
(
げつ
)
の
後
(
のち
)
には
母体
(
ぼたい
)
を
離
(
はな
)
れて
現界
(
げんかい
)
へ
生
(
うま
)
れ
喜怒
(
きど
)
哀楽
(
あいらく
)
の
為
(
ため
)
に
生存
(
せいぞん
)
するものだと
言
(
い
)
ふことは
知
(
し
)
らないが、
041
併
(
しか
)
し
生
(
うま
)
るべき
時
(
とき
)
が
充
(
み
)
つれば
矢張
(
やは
)
り
生
(
うま
)
れなくてはならぬ
如
(
ごと
)
く、
042
人間
(
にんげん
)
も
亦
(
また
)
天国
(
てんごく
)
へ
復活
(
ふくくわつ
)
すべき
時
(
とき
)
が
充
(
み
)
つれば
如何
(
いか
)
なる
方法
(
はうはふ
)
にても
死
(
し
)
といふ
一
(
ひと
)
つの
関門
(
くわんもん
)
を
越
(
こ
)
えて
霊界
(
れいかい
)
に
復活
(
ふくくわつ
)
せなくてはならぬのである。
043
胎児
(
たいじ
)
は
月
(
つき
)
充
(
み
)
ちて
胞衣
(
えな
)
といふ
一
(
ひと
)
つの
死骸
(
しがい
)
を
遺
(
のこ
)
して
生
(
うま
)
るる
如
(
ごと
)
く
人間
(
にんげん
)
も
亦
(
また
)
肉体
(
にくたい
)
といふ
死骸
(
しがい
)
を
遺
(
のこ
)
して
霊界
(
れいかい
)
へ
復活
(
ふくくわつ
)
即
(
すなは
)
ち
生
(
うま
)
るるのである。
044
故
(
ゆゑ
)
に
神
(
かみ
)
の
方
(
はう
)
から
見
(
み
)
れば
生通
(
いきとほ
)
しであつて
死
(
し
)
といふ
事
(
こと
)
は
皆無
(
かいむ
)
である。
045
只々
(
ただただ
)
形骸
(
けいがい
)
を
自己
(
じこ
)
の
霊魂
(
れいこん
)
が
分離
(
ぶんり
)
した
時
(
とき
)
の
状態
(
じやうたい
)
を
死
(
し
)
と
称
(
しよう
)
するのみで
要
(
えう
)
するに
天人
(
てんにん
)
と
生
(
うま
)
れし
時
(
とき
)
の
胞衣
(
えな
)
と
見
(
み
)
れば
可
(
よ
)
いのである。
046
胎児
(
たいじ
)
の
生
(
うま
)
るる
時
(
とき
)
の
苦
(
くるし
)
みある
如
(
ごと
)
く
自己
(
じこ
)
の
本体
(
ほんたい
)
が
肉体
(
にくたい
)
から
分離
(
ぶんり
)
する
時
(
とき
)
にも
矢張
(
やはり
)
相当
(
さうたう
)
の
苦
(
くる
)
しみはあるものである。
047
併
(
しか
)
しその
間
(
あひだ
)
は
極
(
きは
)
めて
短
(
みじか
)
いものである。
048
以上
(
いじやう
)
は
天国
(
てんごく
)
へ
復活
(
ふくくわつ
)
する
人
(
ひと
)
の
死
(
し
)
の
状態
(
じやうたい
)
である。
049
根底
(
ねそこ
)
の
国
(
くに
)
へ
落
(
お
)
ちて
行
(
ゆ
)
く
人間
(
にんげん
)
の
霊魂
(
れいこん
)
は
非常
(
ひじやう
)
な
苦
(
くる
)
しみを
受
(
う
)
けるもので、
050
恰度
(
ちやうど
)
人間
(
にんげん
)
の
難産
(
なんざん
)
のやうなもので
産児
(
さんじ
)
の
苦痛
(
くつう
)
以上
(
いじやう
)
である。
051
中
(
なか
)
には
死産
(
しさん
)
と
謂
(
ゐ
)
つて
死
(
し
)
んで
生
(
うま
)
れる
胎児
(
たいじ
)
のやうに
最早
(
もはや
)
浮
(
う
)
かぶ
瀬
(
せ
)
が
無
(
な
)
い
無限苦
(
むげんく
)
の
地獄
(
ぢごく
)
へ
落
(
おと
)
されて
了
(
しま
)
ふのである。
052
故
(
ゆゑ
)
に
人間
(
にんげん
)
は
未来
(
みらい
)
の
世界
(
せかい
)
のある
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
らねば
真
(
しん
)
の
道義
(
だうぎ
)
を
行
(
おこな
)
ふことが
出来
(
でき
)
ぬものである。
053
神幽現
(
しんいうげん
)
三界
(
さんかい
)
を
通
(
つう
)
じて
善悪
(
ぜんあく
)
正邪
(
せいじや
)
勤怠
(
きんたい
)
の
応報
(
おうはう
)
が
儼然
(
げんぜん
)
としてあるものと
云
(
い
)
ふことを
覚
(
さと
)
らねば
人生
(
じんせい
)
の
本分
(
ほんぶん
)
は
何
(
ど
)
うしても
尽
(
つく
)
されないものである。
054
一、
055
天国
(
てんごく
)
に
住
(
す
)
める
天人
(
てんにん
)
は
地上
(
ちじやう
)
を
去
(
さ
)
つて
天国
(
てんごく
)
へ
昇
(
のぼ
)
り
来
(
きた
)
るべき
人間
(
にんげん
)
を
非常
(
ひじやう
)
に
歓迎
(
くわんげい
)
し
種々
(
しゆじゆ
)
の
音楽
(
おんがく
)
などを
奏
(
そう
)
して
待
(
ま
)
つて
居
(
ゐ
)
るものである。
056
故
(
ゆゑ
)
に
天国
(
てんごく
)
を
吾人
(
ごじん
)
は
称
(
しよう
)
して
霊魂
(
みたま
)
の
故郷
(
こきやう
)
と
曰
(
い
)
ふのである。
057
真神
(
しんしん
)
即
(
すなは
)
ち
主
(
しゆ
)
なる
神
(
かみ
)
は
人間
(
にんげん
)
の
地上
(
ちじやう
)
に
於
(
おい
)
て
善
(
よ
)
く
発達
(
はつたつ
)
し
完全
(
くわんぜん
)
なる
天人
(
てんにん
)
となつて
天国
(
てんごく
)
へ
昇
(
のぼ
)
り
来
(
きた
)
り
天国
(
てんごく
)
の
住民
(
ぢうみん
)
となつて
霊的
(
れいてき
)
神業
(
しんげふ
)
に
参加
(
さんか
)
する
事
(
こと
)
を
非常
(
ひじやう
)
に
歓
(
よろこ
)
び
玉
(
たま
)
ふのである。
058
天国
(
てんごく
)
の
天人
(
てんにん
)
も
亦
(
また
)
人間
(
にんげん
)
が
完全
(
くわんぜん
)
な
霊体
(
れいたい
)
となつて
天国
(
てんごく
)
へ
昇
(
のぼ
)
り
来
(
きた
)
り
天人
(
てんにん
)
の
仲間
(
なかま
)
に
成
(
な
)
ることを
大変
(
たいへん
)
に
歓迎
(
くわんげい
)
するものである。
059
譬
(
たと
)
へば
爰
(
ここ
)
に
養魚家
(
やうぎよか
)
があつて
大池
(
だいち
)
に
鯉
(
こひ
)
の
児
(
こ
)
を
一万尾
(
いちまんび
)
放養
(
はうやう
)
し
其
(
その
)
鯉児
(
りじ
)
が
一尾
(
いちび
)
も
残
(
のこ
)
らず
生育
(
せいいく
)
して
呉
(
く
)
れるのを
待
(
ま
)
つて
歓
(
よろこ
)
び
楽
(
たのし
)
んで
居
(
ゐ
)
る
様
(
やう
)
なものである。
060
折角
(
せつかく
)
一万尾
(
いちまんび
)
も
放養
(
はうやう
)
しておいた
鯉
(
こひ
)
が
一定
(
いつてい
)
の
年月
(
ねんげつ
)
を
経
(
へ
)
て
調
(
しら
)
べて
見
(
み
)
ると
其
(
その
)
鯉
(
こひ
)
の
発育
(
はついく
)
悪
(
あし
)
く
満足
(
まんぞく
)
に
発育
(
はついく
)
を
遂
(
と
)
げたものが
百分
(
ひやくぶん
)
一
(
いち
)
に
減
(
げん
)
じ
其
(
その
)
他
(
た
)
は
残
(
のこ
)
らず
死滅
(
しめつ
)
したり、
061
悪人
(
あくにん
)
に
捕獲
(
ほくわく
)
されて
養主
(
やうしゆ
)
の
手
(
て
)
に
返
(
かへ
)
らないとしたら
其
(
その
)
養主
(
やうしゆ
)
の
失望
(
しつばう
)
落胆
(
らくたん
)
は
思
(
おも
)
ひやらるるであらう。
062
併
(
しか
)
し
鯉
(
こひ
)
の
養主
(
やうしゆ
)
は
只
(
ただ
)
物質
(
ぶつしつ
)
的
(
てき
)
の
収益
(
しうえき
)
を
計
(
はか
)
るためであるが、
063
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
の
愛
(
あい
)
の
欲望
(
よくばう
)
は
到底
(
たうてい
)
物質
(
ぶつしつ
)
的
(
てき
)
の
欲望
(
よくばう
)
に
比
(
くら
)
ぶることは
出来
(
でき
)
ない。
064
故
(
ゆゑ
)
に
人間
(
にんげん
)
は
何処
(
どこ
)
までも
神
(
かみ
)
を
信
(
しん
)
じ
神
(
かみ
)
を
愛
(
あい
)
し
善
(
ぜん
)
の
行為
(
かうゐ
)
を
励
(
はげ
)
み、
065
その
霊魂
(
れいこん
)
なる
本体
(
ほんたい
)
をして
完全
(
くわんぜん
)
なる
発達
(
はつたつ
)
を
遂
(
と
)
げしめ、
066
天津
(
あまつ
)
神
(
かみ
)
の
御許
(
みもと
)
へ
神
(
かみ
)
の
大御宝
(
おほみたから
)
として
還
(
かへ
)
り
得
(
う
)
るやうに
努力
(
どりよく
)
せなくては、
067
人生
(
じんせい
)
の
本分
(
ほんぶん
)
を
全
(
まつた
)
うすることが
出来
(
でき
)
ない
而已
(
のみ
)
ならず、
068
神
(
かみ
)
の
最
(
もつと
)
も
忌
(
い
)
みたまふ
根底
(
ねそこ
)
の
国
(
くに
)
へ
自
(
みづか
)
ら
落行
(
おちゆ
)
かねばならぬやうになつて
了
(
しま
)
ふのである。
069
アヽ
惟神
(
かむながら
)
霊
(
たま
)
幸倍
(
ちはへ
)
坐世
(
ませ
)
。
070
大正十一年十二月
071
(昭和一〇・六・四 王仁校正)
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