霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一七章 言霊車(ことたまぐるま)〔六六二〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第19巻 如意宝珠 午の巻 篇:第4篇 地異天変 よみ(新仮名遣い):ちいてんぺん
章:第17章 言霊車 よみ(新仮名遣い):ことたまぐるま 通し章番号:662
口述日:1922(大正11)年05月10日(旧04月14日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年2月28日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
はるか昔、陰陽いまだ定まらないときに、広大無辺の宇宙に生まれたのが葦芽のごとく萌えあがった一物は、たちまち化して神となった。これが天地の太元の大国常立尊である。
その御霊より分かれた天地の祖・国治立大神は、豊国主の姫神と力を合わせて世界を造られた。
また神伊邪諾大神と、神伊邪冊大神に命じて、天の瓊矛を給わって修理固成を命じた。そのとき現れた素盞嗚神は、大神の御心によって大海原を治めようと千々に心を砕いた。
しかし醜の御魂に成り出た八岐大蛇や醜狐によって、体主霊従の世の中となり、世は常暗となってしまった。百神たちは、この罪科の贖罪主として神素盞嗚大神を、高天原から追放した。
素盞嗚神は尊い位を振り捨てて、曲神を言向け和して五六七神政を開始しようと、百の悩みを忍びつつ、八洲の国をさすらうことになった。
八岐大蛇を言向け和そうと、大和心の雄心を振起して進んで行く神素盞嗚大神は、すべての罪を差し赦す。
八人の娘たちに苦しい神命を下し、斎苑の館から、日の出神や木の花姫とともに、恵みの露を天下に注がせ給う。
国治立大神と豊国姫命の分霊は、黄金山下に埴安彦・埴安姫と現れて、五六七神政の基礎を固めた。各地にそれぞれ国魂神や司神を定めて、ようやく天の岩戸も開き始めた。
英子姫、悦子姫、紫姫らが自転倒島の中心、世継王山の山麓に、幽玄微妙の神界の経綸を固め、一度に開く御経綸。玉照姫や玉照彦の二柱は時節を待っている。
玉照姫、玉照彦らが弥勒の御代に伊都能売の神の神業を開始し給う物語。三五教を守る神素盞嗚大神の真心にさすがの曲霊も感銘し、高姫や黒姫は心の底から改心した。悪魔も来勿止神より魂を鍛えられ、貴の御子を奉迎して神の仕組に参加した。
明治二十五年に開祖の肉体に皇大神は懸り、大本教の礎を築いた。開祖は心を一つにして記した神言を、国常立大神の貴の御声として慕い来る人は多く栄えた。
明治三十一年に変性女子が参加して、神の御教えを新聞に発表し、神霊界に神勅を表した。しかしそれを誤解するパリサイ人があらぬ言挙げをなして、神の教えも雲に包まれてしまった。
瑞の御魂は悲しんで、黒雲を払してパリサイ人や世の人を尊い神の教えに目覚めさせようと、病の身を押して、神の御心を写して述べ立てる栄の本の物語。言霊の車に乗って勇み行く。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-04-04 18:43:36 OBC :rm1917
愛善世界社版:281頁 八幡書店版:第4輯 134頁 修補版: 校定版:285頁 普及版:131頁 初版: ページ備考:
001(あふ)げば(とほ)(その)(むかし)
002広大(くわうだい)無辺(むへん)大宇宙(だいうちう)
003天地(あめつち)(いま)(さだ)まらず
004陰陽(いんやう)未分(みぶん)(その)(とき)
005葦芽(あしがひ)(ごと)()えあがり
006黄芽(わうが)(ふく)一物(いちもつ)
007(たちま)(くわ)して(かみ)となる
008これぞ天地(てんち)太元(おほもと)
009大国常立(おほくにとこたち)(みこと)なり
010(その)御霊(みたま)より(わか)れたる
011天地(てんち)(おや)()れませる
012国治立(くにはるたち)大神(おほかみ)
013豊国主(とよくにぬし)姫神(ひめがみ)
014(ちから)(あは)御心(みこころ)
015(ひと)つになして(うる)はしき
016世界(せかい)(つく)(たま)ひつつ
017七十五(しちじふご)(せい)言霊(ことたま)
018うみ()でまして千万(ちよろづ)
019身魂(みたま)(つく)(くに)()
020青人草(あをひとぐさ)山河(やまかは)
021𪫧怜(うまら)委曲(つばら)()()へて
022(かむ)伊邪諾(いざなぎ)大神(おほかみ)
023(かむ)伊邪冊(いざなみ)大神(おほかみ)
024(あま)瓊矛(ぬほこ)(たま)ひつつ
025修理(しうり)固成(こせい)大神業(おほみわざ)
026()さし(たま)へる折柄(をりから)
027(あら)はれませる素盞嗚(すさのを)
028(かみ)(みこと)(かしこ)くも
029大海原(おほうなばら)(しろ)しめし
030国治立(くにはるたち)大神(おほかみ)
031豊国主(とよくにぬし)姫神(ひめがみ)
032大御心(おほみこころ)(こころ)とし
033千々(ちぢ)御胸(みむね)(くだ)かせつ
034千座(ちくら)置戸(おきど)()(たま)
035八洲(やしま)(くに)(をさ)めむと
036(こころ)(くば)らせ(たま)へども
037天足(あだる)(ひこ)胞場姫(えばひめ)
038(しこ)身魂(みたま)()()でし
039(あや)しき(みたま)伊凝(いこ)()
040八岐(やまた)大蛇(をろち)醜狐(しこぎつね)
041醜女(しこめ)探女(さぐめ)曲鬼(まがおに)
042(あら)ぶる御代(みよ)()()てて
043体主(たいしゆ)霊従(れいじう)(くも)(おほ)
044()常暗(とこやみ)となり()てぬ
045()神国(かみくに)治食(しろ)しめす
046天照(あまてら)します大神(おほかみ)
047(この)状態(ありさま)(かしこ)みて
048岩屋戸(いはやど)(ふか)()しこもり
049(をのの)(かく)(たま)ひしゆ
050(もも)(かみ)たち(おどろ)きて
051(やす)河原(かはら)神集(かむつど)
052(はか)(たま)ひし(その)結果(あげく)
053(かむ)素盞嗚(すさのを)大神(おほかみ)
054天地(あめつち)四方(よも)神人(しんじん)
055百千万(ももちよろづ)罪科(つみとが)
056贖罪主(あがなひぬし)(さだ)めまし
057高天原(たかあまはら)神追(かむやら)
058(やら)(たま)へば素盞嗚(すさのを)
059(かみ)是非(ぜひ)なく久方(ひさかた)
060(たふと)(くらゐ)()()てて
061大海原(おほうなばら)(ただよ)へる
062(しま)八十島(やそしま)百国(ももくに)
063(やま)()()曲神(まがかみ)
064言向(ことむ)(やは)(うるは)しき
065五六七(みろく)神代(みよ)(はじ)めむと
066(もも)(なや)みを(しの)びつつ
067八洲(やしま)(くに)遠近(をちこち)
068漂浪(さすら)(たま)ふぞ(たふと)けれ
069
070朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
071(つき)()つとも()くるとも
072仮令(たとへ)大地(だいち)転倒(かへ)るとも
073天津(あまつ)(かみ)(たち)国津(くにつ)(かみ)
074(もも)神々(かみがみ)百人(ももびと)
075(まこと)(ひと)つの言霊(ことたま)
076稜威(いづ)(つるぎ)()()ちて
077天地(てんち)にさやる曲津(まがつ)(かみ)
078八岐(やまた)大蛇(をろち)言向(ことむ)けて
079(この)()災禍(わざはひ)(はら)はむと
080大和心(やまとごころ)雄心(をごころ)
081振起(ふりおこ)しつつ(すす)()
082(かむ)素盞嗚(すさのを)大神(おほかみ)
083すべての(つみ)()(ゆる)
084三五教(あななひけう)(まも)りつつ
085(こころ)(ひろ)神直日(かむなほひ)
086大直日(おほなほひ)にと見直(みなほ)しつ
087(にく)(みや)より()れませる
088(やつ)(はしら)姫御子(ひめみこ)
089(くる)しき神命(みこと)(くだ)しつつ
090斎苑(いそ)(やかた)()(しの)
091()出神(でのかみ)()(はな)
092(ひめ)(みこと)諸共(もろとも)
093(めぐみ)(つゆ)(あめ)(した)
094四方(よも)国々(くにぐに)(くま)もなく
095(そそ)がせ(たま)有難(ありがた)
096埴安彦(はにやすひこ)埴安姫(はにやすひめ)
097(かみ)(みこと)(あら)はれし
098国治立(くにはるたち)豊国(とよくに)
099(ひめ)(みこと)分霊(わけみたま)
100黄金山(わうごんさん)()(あら)はれて
101(くら)(この)()(てら)さむと
102八千八(はつせんや)(こゑ)時鳥(ほととぎす)
103()()(おも)ひの(くるし)みを
104(なが)年月(としつき)(かさ)ねつつ
105五六七(みろく)神政(しんせい)(いしずゑ)
106常磐(ときは)堅磐(かきは)(かた)めまし
107豊葦原(とよあしはら)瑞穂国(みづほくに)
108秋津(あきつ)(しま)筑紫島(つくしじま)
109常世(とこよ)(くに)高砂(たかさご)
110(しま)にそれぞれ神司(かむつかさ)
111国魂神(くにたまがみ)(さだ)めつつ
112(あま)岩戸(いはと)もやうやうに
113(ひら)(はじ)めて英子姫(ひでこひめ)
114(をしへ)(はな)悦子姫(よしこひめ)
115(そら)棚引(たなび)(むらさき)
116(ひめ)(みこと)(あら)はれて
117自転倒(おのころ)(じま)中心地(ちうしんち)
118(にしき)御機(みはた)()りなせる
119四尾(よつを)(みね)山麓(さんろく)
120幽玄(いうげん)微妙(びめう)神界(しんかい)
121(たて)(よこ)との経綸(けいりん)
122うまら委曲(つばら)(かた)めつつ
123(かを)りゆかしき(うめ)()
124一度(いちど)(ひら)(おん)経綸(しぐみ)
125(まつ)千歳(ちとせ)(いろ)(ふか)
126(こころ)(いろ)丹波(あかなみ)
127(あや)聖地(せいち)玉照彦(たまてるひこ)
128(かみ)(みこと)玉照姫(たまてるひめ)
129(かみ)(みこと)二柱(ふたはしら)
130時節(じせつ)()ちて厳御霊(いづみたま)
131(みづ)御霊(みたま)のいと(きよ)
132(にご)()てたる天地(あめつち)
133(けが)れを(なが)和知(わち)(かは)
134並木(なみき)(まつ)立並(たちなら)
135川辺(かはべ)()てる松雲閣(しよううんかく)
136(おく)一間(ひとま)横臥(わうぐわ)して
137五六七(みろく)神政(しんせい)神界(しんかい)
138(たふと)経緯(けいゐ)物語(ものがた)
139アヽ惟神(かむながら)々々(かむながら)
140御霊(みたま)(さち)はひましませよ。
141
142見渡(みわた)(かぎ)紺青(こんじやう)
143(そら)(きよ)玉照彦(たまてるひこ)
144(かみ)(みこと)玉照姫(たまてるひめ)
145(かみ)(みこと)(あら)はれて
146弥勒(みろく)御代(みよ)伊都能売(いづのめ)
147(かみ)御霊(みたま)神業(しんげふ)
148開始(かいし)(たま)物語(ものがたり)
149三五教(あななひけう)(まも)ります
150(かむ)素盞嗚(すさのを)大神(おほかみ)
151仁慈(じんじ)無限(むげん)真心(まごころ)
152流石(さすが)曲霊(まがひ)感銘(かんめい)
153(こころ)(そこ)より悔悟(くわいご)して
154ウラナイ(けう)神司(かむづかさ)
155(もと)(をしへ)帰順(きじゆん)せし
156()くも芽出度(めでた)高姫(たかひめ)
157高山彦(たかやまひこ)黒姫(くろひめ)
158(つみ)(けが)れを(あがな)ひし
159(まつ)(こころ)松姫(まつひめ)
160高熊山(たかくまやま)山麓(さんろく)
161(こころ)岩戸(いはと)(ひら)きつつ
162最早(もはや)悪魔(あくま)来勿止(くなどめ)
163(かみ)(たま)をば(きた)へられ
164御稜威(みいづ)(たか)高熊(たかくま)
165岩窟(いはや)(なか)駆入(かけい)りて
166(うづ)御子(みこ)をば奉迎(ほうげい)
167(あめ)(した)をば(たひ)らけく
168いと(やす)らけく(をさ)()
169(かみ)仕組(しぐみ)参加(さんか)せし
170誠心(まことごころ)三千歳(みちとせ)
171(はな)()きいでて(いま)(ここ)
172五六七(みろく)神代(みよ)(ひら)(ぐち)
173松竹梅(まつたけうめ)宣伝使(せんでんし)
174月雪花(つきゆきはな)(はじ)めとし
175(をしへ)(ひら)八島主(やしまぬし)
176言依別(ことよりわけ)言霊(ことたま)
177(てき)味方(みかた)差別(けじめ)なく
178(まこと)(ひと)つの大本(おほもと)
179世界(せかい)(てら)糸口(いとぐち)
180手繰(たぐ)りて()ぶる物語(ものがたり)
181(ふで)()(ひと)松村(まつむら)() 松村
182無尽意(むじんい)菩薩(ぼさつ)山上(やまがみ)()
183(あたま)(てら)()(てら)す 山上
184月照彦(つきてるひこ)(にく)(みや)
185言霊(ことたま)(ひら)観自在(くわんじざい)
186三十三(さんじふさん)(さう)また四相(しさう)
187妙音(めうおん)菩薩(ぼさつ)神力(しんりき)
188(いよいよ)(あら)はす十九(つづ)(まき)
189(なが)春日(はるひ)(てら)されて
190物語(ものがた)るこそ(たの)しけれ。
191
192四方(よも)(ふさ)がる雲霧(くもきり)
193(かみ)御水火(みいき)()(はら)
194(こころ)(きよ)()(きよ)
195(あを)御空(みそら)五六七(みろく)殿(でん)
196本宮山(ほんぐうやま)新緑(しんりよく)
197大本教(おほもとけう)隆盛(りうせい)
198(ころも)(いろ)(あら)はして
199行手(ゆくて)(ことほ)(ごと)くなり
200眼下(がんか)(ただよ)金銀(きんぎん)
201(なみ)(うか)べる大八洲(おほやしま)
202(あま)岩戸(いはと)(その)(うへ)
203大宮柱(おほみやばしら)(ふと)しりて
204千木(ちぎ)勝男木(かつをぎ)(いや)(たか)
205朝日(あさひ)(かがや)金光(きんくわう)
206(かみ)御稜威(みいづ)十曜(とえう)(もん)
207冠島(おしま)沓島(めしま)六合大(くにひろ)
208常磐木(ときはぎ)(しげ)浮島(うきしま)
209(まが)(かた)なき五大洲(ごだいしう)
210言霊閣(ことたまかく)雲表(うんぺう)
211黄金(こがね)(かんむり)(いただ)きつ
212(そび)えて下界(げかい)(うち)まもる
213教御祖(をしへみおや)(まつ)りたる
214(いらか)(かがや)教祖殿(けうそでん)
215金竜殿(きんりうでん)教主殿(けうしゆでん)
216木々(きぎ)(こずゑ)青々(あをあを)
217春風(はるかぜ)そよぐ(かみ)(その)
218(みづ)(うか)べる錦水亭(きんすゐてい)
219地水(ちすゐ)(かがや)瑞月(ずゐげつ)
220()くる(こと)なく物語(ものがた)
221(みづ)御霊(みたま)(ひら)(ぐち)
222(かみ)(ちから)厳御霊(いづみたま)
223五十鈴(いすず)(たき)鼕々(とうとう)
224際涯(はてし)()らぬ(かみ)()
225()しき(たふと)物語(ものがたり)
226高天原(たかあまはら)()(わた)
227言霊閣(ことたまかく)のいや(たか)
228(こゑ)(すず)しき(かみ)(かぜ)
229常磐(ときは)堅磐(かきは)()(おく)
230(しこ)草木(くさき)(なび)かせて
231世人(よびと)(むね)(ふさ)がれる
232(くも)()らして永久(とこしへ)
233(はな)()(はる)神国(かみくに)
234(みちび)(すく)ふぞ雄々(をを)しけれ
235アヽ惟神(かむながら)々々(かむながら)
236御霊(みたま)(さち)はひましませよ。
237
238月日(つきひ)(なら)びて(をさ)まれる
239(ひじり)御代(みよ)二十余(はたちま)
240(いつ)つの(とし)(むつ)(つき)
241寒風(かんぷう)(すさ)真夜中(まよなか)
242本宮(ほんぐう)新宮(しんぐう)(つぼ)(うち)
243(とほ)神代(かみよ)(むかし)より
244(うづ)聖地(せいち)(きこ)えたる
245竜門館(りうもんやかた)神屋敷(みやしき)
246(あら)はれ(たま)ひし(うしとら)
247(すめ)大神(おほかみ)三千歳(みちとせ)
248こらへ(しの)びの(まつ)(はな)
249手折(たを)(ひと)なき(しづ)()
250()まはせ(たま)未亡人(みぼうじん)
251出口(でぐち)直子(なほこ)肉宮(にくみや)
252(いなづま)(ごと)(かか)りまし
253()らせ(たま)へる言霊(ことたま)
254三千(さんぜん)世界(せかい)(うめ)(はな)
255一度(いちど)(ひら)(とき)(きた)
256須弥仙(しゆみせん)(ざん)(こし)をかけ
257曲津(まがつ)(たけ)()(なか)
258(かみ)御水火(みいき)言向(ことむ)けて
259ミロクの御代(みよ)(ひら)かむと
260(いづ)雄健(をたけ)()みたけび
261(いづ)のころびを(おこ)しつつ
262(かみ)出口(でぐち)口開(くちびら)
263大本教(おほもとけう)(いしずゑ)
264(かた)(たま)ひし雄々(をを)しさよ
265(しづ)伏家(ふせや)(しづ)()
266(かみ)御声(みこゑ)()をさまし
267黒白(あやめ)(わか)(やみ)()
268(ひかり)(まばゆ)旭子(あさひこ)
269()()神代(みよ)(かへ)さむと
270(あさ)(ゆふ)なに命毛(いのちげ)
271御筆(みふで)()りて神言(かみごと)
272(こころ)(ひと)つに(しる)しつつ
273二十七(にじふしち)(ねん)(その)(あひだ)
274(ただ)一日(いちじつ)(ごと)くにて
275(つか)(たま)ひし(こと)()
276国常立(くにとこたち)大神(おほかみ)
277(うづ)御声(みこゑ)(たふと)みて
278(あつ)まり(きた)諸人(もろびと)
279(とほ)(ちか)きの(へだ)てなく
280貴賤(きせん)老幼(らうえう)おしなべて
281聖地(せいち)をさして()(きた)
282(かみ)御稜威(みいづ)赫灼(いやちこ)
283日々(ひび)(さか)えて大本(おほもと)
284朝日(あさひ)豊栄(とよさか)(のぼ)るごと
285四方(よも)国々(くにぐに)()らし()
286変性(へんじやう)男子(なんし)(あらは)れて
287(にしき)(はた)経糸(たていと)
288仕組(しぐ)みて(ここ)七年(ななとせ)
289月日(つきひ)(かさ)ねて()(たま)
290(とき)しもあれや三十余(みそあま)
291(ひと)つの(とし)(あき)(ころ)
292変性(へんじやう)女子(によし)生御魂(いくみたま)
293(かみ)(をしへ)(かうむ)りて
294穴太(あなを)(さと)(あと)にして
295変性(へんじやう)男子(なんし)住所(すみか)をば
296(たづ)ねし(こと)(えん)となり
297(いよいよ)(ここ)緯糸(よこいと)
298機織姫(はたおりひめ)(あら)はれて
299襷十字(たすきじふじ)掛巻(かけまく)
300(かしこ)(かみ)御教(みをしへ)
301稜威(いづ)仕組(しぐみ)新聞紙(にひぶみ)
302(うつ)して(ひら)神霊界(しんれいかい)
303金言(きんげん)玉詞(ぎよくし)神勅(しんちよく)
304(こころ)(せま)智慧(ちゑ)(あさ)
305パリサイ(びと)誤解(ごかい)して
306あらぬ言挙(ことあ)げなしければ
307(きよ)けき(かみ)御教(みをしへ)
308(やうや)(くも)(つつ)まれて
309高天原(たかあまはら)(そら)(くら)
310黒白(あやめ)()かぬ人心(ひとごころ)
311(みづ)御霊(みたま)(かな)しみて
312(この)雲霧(くもきり)(はら)はむと
313(こころ)(いた)むる折柄(をりから)
314(たちま)(とどろ)(いかづち)
315(くも)(うへ)より()(きた)
316身動(みうご)きならぬ(かご)(とり)
317(ちう)(さへづ)群雀(むらすずめ)
318(やうや)(こゑ)をひそめける
319(みづ)御霊(みたま)神言(みこと)もて
320パリサイ(びと)()(ひと)
321(たふと)(かみ)御教(みをしへ)
322(まなこ)()まさせ(たす)けむと
323(こころ)(さだ)めて病労(いたづき)
324()もたなしらに()()つる
325(たふと)(かみ)(おん)(こころ)
326(ふで)(うつ)して(まつ)()
327(さか)えの(もと)物語(ものがたり)
328臥竜(ぐわりよう)如来(によらい)(あら)はれて
329松雲閣(しよううんかく)(よこ)たはり
330落葉(おちば)(さが)佐賀(さが)伊佐男(いさを)(佐賀伊佐男)
331(あか)(きよ)むる温泉(をんせん)
332湯浅(ゆあさ)清高(きよたか)両人(りやうにん)(湯浅清高)
333金剛(こんがう)童子(どうじ)勢多迦(せいたか)
334二人(ふたり)(やく)になぞらへて
335(たふ)れかかりし神柱(かむばしら)
336立直(たてなほ)さむと真心(まごころ)
337(かぎ)りを(つく)()(つく)
338世人(よびと)覚醒(めざめ)松村(まつむら)
339外山(とやま)豊二(とよじ)()加藤(かとう)明子(はるこ)(外山豊二)
340藤津(ふじつ)久子(ひさこ)(ふで)補助(ほじよ)
341神代(かみよ)(まき)宇城(まへうしろ)(加藤明子)
342(くち)(まか)せて信五郎(のぶごらう)
343なみなみならぬ並松(なみまつ)(藤津久子)
344(なが)れも(ふか)物語(ものがたり)
345(そら)()(かぜ)颯々(さつさつ)(宇城信五郎)
346(こころ)いそいそ言霊(ことたま)
347(くるま)()りて(いさ)()
348あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
349御霊(みたま)(さち)はひましませよ
350大正一一・五・一〇 旧四・一四 松村真澄録)

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5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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