底ひなき神の恵の真清水を世にうるほすは愛善の道〈目次(三版)〉
常立に浦安国と治めゆく神の心は愛の善なり〈目次(三版)〉
打たれても断れずもつれず綾錦織りなす瑞の御魂大神〈総説(三版)〉
眼に見えぬ神の御国も現世も愛善神の住家なりけり〈総説(三版)〉
遠近の区別もしらに救ひゆく愛善の神いまや伊都能売〈総説(三版)〉
わざはひの多きつれなき世にたちて楽しみ深きは神のみ子なり〈第3章(三版)〉
憂き事のしげき世なれど惟神神にある身は安けかるべし〈第3章(三版)〉
堪へしのび勤め励みて勇ましく進むは人の荒魂かも〈第4章〉
人の身の春に会ひたる若ざかりをつとめはげみて善の種まけ〈第4章(三版)〉
神にある今日のわが身は若き日のおもひつきせぬ悩みのたまもの〈第4章(三版)〉
あれば憂くなければつらし人の世は神のまにまに進むこそよし〈第4章(三版)〉
現身の世に生くる身は憂しつらし生命の神にたよるのみなる〈第4章(三版)〉
世をなげくばかりが国の為ならずあらむ限りの力尽さむ〈第4章(三版)〉
音もなく静かに積る白雪の清きは神の心なりけり〈第6章(三版)〉
世の中のすべてのものは神の子よ生ひ立ちゆくを祈るのみなり〈第6章(三版)〉
人の世の憂きはならひとあきらめつまことの神を知らぬ曲津霊〈第8章(三版)〉
人の住む世は如何ばかり憂しとても開けば開く道ありにけり〈第8章(三版)〉
人の身はならはしにより善となり悪にも変はるあやしき存在〈第8章(三版)〉
肝向かふ心にかなふ業ならば如何なる大事もとげざるはなし〈第8章(三版)〉
現身の人の生命は夢の如しわれいたづらに過ごすべきかは〈第8章(三版)〉
奇魂智慧の光は村肝の心の暗を照り明すなり〈第11章〉
千早振る神と人とに和らぎて睦び交はる和魂かも〈第11章〉
これの世にいさをたてむと思ふにも尊きものは誠なりけり〈第12章(三版)〉
世のために心くだくる朝夕を守らせ玉へ生命の神たち〈第12章(三版)〉
太平洋浪静なる吉野丸に吾は校正の筆を執るなり〈第14章(四版)〉
[この余白歌は八幡書店版霊界物語収録の余白歌を参考に他の資料と付き合わせて作成しました]