霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第八章 悪現霊(あくげんれい)〔九九六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第36巻 海洋万里 亥の巻 篇:第1篇 天意か人意か よみ(新仮名遣い):てんいかじんいか
章:第8章 悪現霊 よみ(新仮名遣い):あくげんれい 通し章番号:996
口述日:1922(大正11)年09月21日(旧08月1日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年12月30日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]:
アナンの軍は牢獄から一度は同志たちを救い出したが、アナン、セール、シルレング、ユーズたちの一隊は城内の落とし穴に落ち込んでしまった。
竜雲の左守ケリヤと右守ハルマは采配を打ち振ってアナンの軍を迎え撃ち、寄せ手の三分の一ほどを打倒した。アナン軍の指揮を執っていたサールとウインチはやむを得ず退却し、バリーの館に引き上げて行った。
竜雲は部下たちの防戦をねぎらい、城の防備を固めた。しかし牢獄は破られ、サガレン王は姿を消していた。エームスとテーリスの姿も見えなくなっていた。竜雲は部下に下知して、三人の行方を探るべく捕り手たちを四方に派遣した。
竜雲は味方の将卒をねぎらうために城内の庭で祝宴を開いた。竜雲はシロの島の司となって人民をウラル教に導こうという野望を歌った。ケールス姫やケリヤも竜雲を称える歌を歌った。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2022-10-07 14:44:34 文字数:2784 OBC :rm3608
愛善世界社版:71頁 八幡書店版:第6輯 608頁 修補版: 校定版:72頁 普及版:31頁 初版: ページ備考:
001 アナン、002セールの一隊(いつたい)は館(やかた)に向(むか)ひ、003サール、004ウインチはタールチン、005キングス姫(ひめ)、006ゼム、007エール、008シルレング、009ユーズを救(すく)ひ出(だ)さむと、010牢獄(らうごく)の方(はう)に猛進(まうしん)した。
011 ベールは部下(ぶか)の獄卒(ごくそつ)と共(とも)に死力(しりよく)を竭(つく)して戦(たたか)うたが、012つひにコリヤ叶(かな)はぬと思(おも)ひしか雲(くも)を霞(かすみ)と姿(すがた)を隠(かく)して了(しま)つた。
013 サール、014ウインチは一同(いちどう)の忠臣(ちうしん)を首尾(しゆび)よく救(すく)ひ出(い)だし、015次(つぎ)にアナン、016セールの隊(たい)に合(がつ)すべく王(わう)の館(やかた)を指(さ)して進(すす)み行(ゆ)く。017竜雲(りううん)、018ケールス姫(ひめ)は奥(おく)の間(ま)に顔(かほ)の色(いろ)を変(か)へ、019手鎗(てやり)を小脇(こわき)に抱(かか)へ、020寄(よ)らば突(つ)かむと身構(みがま)へしてゐる。
021 真先(まつさき)に進(すす)んだアナン、022セールを始(はじ)め、023シルレング、024ユーズは不運(ふうん)にも、025館(やかた)の中(なか)の俄作(にはかづく)りの深(ふか)き陥穽(おとしあな)におち込(こ)んで了(しま)つた。
026 サール、027ウインチを始(はじ)め、028タールチン、029キングス姫(ひめ)、030ゼム、031エールは、032此(この)上(うへ)深入(ふかい)りするは如何(いか)なる羽目(はめ)に陥(おちい)るやも計(はか)り難(がた)しと、033大事(だいじ)をふんで後(あと)へ引返(ひきかへ)し、034表(おもて)に出(い)でて再(ふたた)び戦(たたか)ひを継続(けいぞく)しつつあつた。
035 ケリヤ、036ハルマは采配(さいはい)を打(うち)ふり打(うち)ふり、037所在(あらゆる)精鋭(せいえい)の武器(ぶき)を揃(そろ)へて、038命(いのち)限(かぎ)りに防(ふせ)ぎ戦(たたか)ひ寄(よ)せ手(て)の人数(にんず)は殆(ほとん)ど三分(さんぶ)以上(いじやう)瞬(またた)く間(うち)に斬(き)り倒(たふ)されて了(しま)つた。039サール、040ウインチは止(や)むを得(え)ず、041タールチン、042キングス姫(ひめ)、043其(その)他(た)と共(とも)に一先(ひとま)づここを退却(たいきやく)し、044再(ふたた)び捲土(けんど)重来(ぢうらい)の策(さく)を構(かう)ぜむと、045バリーの館(やかた)に軍(ぐん)を返(かへ)した。
046 竜雲(りううん)は味方(みかた)の将卒(しやうそつ)を集(あつ)め、047今日(けふ)の防戦(ばうせん)の偉勲(ゐくん)を口(くち)を極(きは)めて賞揚(しやうやう)し、048城(しろ)の外部(ぐわいぶ)を念入(ねんい)りに警護(けいご)せしめた。049そしてサガレン王(わう)を始(はじ)め、050信用(しんよう)し切(き)つたるエームス、051テーリスの姿(すがた)の見(み)えざるに驚(おどろ)き、052再(ふたた)びケリヤ、053ハルマに命(めい)じ、054捕手(とりて)を四方(しはう)に遣(つか)はして、055王(わう)、056外(ほか)二人(ふたり)の所在(ありか)を厳(きび)しく捜索(そうさく)せしめた。057併(しか)し乍(なが)ら、058王(わう)の行方(ゆくへ)は到底(たうてい)分(わか)らなくなつて了(しま)つたのである。
059 竜雲(りううん)は部下(ぶか)の将卒(しやうそつ)を労(ねぎら)ふべく、060城(しろ)の広庭(ひろには)に草蓆(くさむしろ)を布(し)き、061四方(しはう)を警戒(けいかい)し乍(なが)ら、062大祝宴(だいしゆくえん)を開(ひら)いた。063其(その)席上(せきじやう)にて竜雲(りううん)は声(こゑ)高々(たかだか)と歌(うた)ふ。
064竜雲『此(この)世(よ)の御祖(みおや)とあれませる
065塩長彦(しほながひこの)大神(おほかみ)の
066御稜威(みいづ)は今(いま)や輝(かがや)きて
067ウラルの教(をしへ)の世(よ)となりぬ
068大国彦(おほくにひこ)の系統(けいとう)と
069世(よ)に誇(ほこ)りたるサガレン王(わう)の
070醜(しこ)の魔神(まがみ)は竜雲(りううん)が
071広大(くわうだい)無辺(むへん)の神徳(しんとく)に
072吹(ふ)き払(はら)はれて影(かげ)もなく
073煙(けむり)となつて消(き)え失(う)せぬ
074われは是(これ)よりシロ島(しま)の
075司(つかさ)となりて百司(ももつかさ)
076百人(ももびと)達(たち)を悉(ことごと)く
077ウラルの神(かみ)の御教(みをしへ)に
078まつろひ合(あは)せ御恵(みめぐみ)の
079露(つゆ)を普(あまね)くうるほさむ
080あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
081塩長彦(しおながひこ)の御(ご)威勢(ゐせい)は
082今(いま)に始(はじ)めぬ事(こと)乍(なが)ら
083四方(よも)の草木(くさき)も悉(ことごと)く
084片葉(かきは)もとめず伏(ふ)しなびく
085かかる尊(たふと)き大神(おほかみ)の
086教(をしへ)にまつろふ竜雲(りううん)は
087天津(あまつ)神(かみ)たち八百万(やほよろづ)
088国津(くにつ)神(かみ)たち国魂(くにたま)の
089神(かみ)の力(ちから)を身(み)に受(う)けて
090月日(つきひ)の如(ごと)く永久(とこしへ)に
091輝(かがや)きわたるわが御稜威(みいづ)
092称(たた)へまつれよ百司(ももつかさ)
093ケールス姫(ひめ)を始(はじ)めとし
094左守(さもり)右守(うもり)の神司(かむつかさ)
095ケリヤ、ハルマは云(い)ふも更(さら)
096ベールやメール、ヨール迄(まで)
097吾(わが)神徳(しんとく)にまつろひて
098清(きよ)く仕(つか)へよ吾(わが)前(まへ)に
099われは此(この)世(よ)を平(たひら)けく
100治(をさ)むる救(すく)ひの神(かみ)なるぞ
101此(この)シロ島(しま)に竜雲(りううん)の
102納(をさ)まる限(かぎ)り鬼(おに)大蛇(をろち)
103いかなる曲津(まがつ)の攻(せ)め来(く)共(とも)
104恐(おそ)るる事(こと)はなき程(ほど)に
105上(うへ)と下(した)とは睦(むつ)び合(あ)ひ
106心(こころ)を合(あは)せ力(ちから)をば
107一(ひと)つになしてわが治(し)らす
108此(この)神国(かみくに)を守(まも)れかし
109あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
110神(かみ)の御前(みまへ)に真心(まごころ)を
111ささげて祈(いの)り奉(たてまつ)る』
112と悪(あく)にも三分(さんぶ)の理屈(りくつ)があるとやら、113一(いつ)かどよい気(き)になつて、114臆面(おくめん)もなく大勢(おほぜい)の前(まへ)に厚(あつ)かましくも其(その)千枚張(せんまいば)りの面(つら)の皮(かは)をさらし、115得々(とくとく)としてゐる。
116 ケールス姫(ひめ)は其(その)尾(を)に付(つ)けて機嫌(きげん)よく自(みづか)ら歌(うた)ひ、117自(みづか)ら舞(ま)ひ、118竜雲(りううん)の武運(ぶうん)と其(その)幸福(かうふく)を祈(いの)りたる、119其(その)歌(うた)。
120ケールス姫『高天原(たかあまはら)に現(あ)れませる
121塩長彦(しおながひこ)の大神(おほかみ)の
122守(まも)り玉(たま)へるウラル教(けう)
123神(かみ)の司(つかさ)の竜雲師(りううんし)
124広大(くわうだい)無辺(むへん)の御(ご)神徳(しんとく)
125現(あら)はれまして今(いま)ここに
126シロの島(しま)をば平(たひら)けく
127いと安(やす)らけく治(をさ)めます
128聖(ひじり)の世(よ)とはなりにけり
129喜(よろこ)び勇(いさ)めよ百司(ももつかさ)
130国人(くにびと)達(たち)も諸共(もろとも)に
131竜雲司(りううんつかさ)の神徳(しんとく)を
132心(こころ)の底(そこ)より喜(よろこ)びて
133称(たた)へまつれよ惟神(かむながら)
134神(かみ)の力(ちから)は目(ま)のあたり
135心(こころ)の弱(よわ)きサガレン王(わう)の
136君(きみ)の命(みこと)は汚(けが)れたる
137バラモン教(けう)を朝夕(あさゆふ)に
138命(いのち)の如(ごと)く崇(あが)めつつ
139此(この)世(よ)を紊(みだ)し玉(たま)ひけり
140曲津(まがつ)の神(かみ)の猛(たけ)びにて
141神地(かうぢ)の城(しろ)は日(ひ)に月(つき)に
142衰(おとろ)へ行(ゆ)きて刈(かり)ごもの
143乱(みだ)れ果(は)てたる有様(ありさま)を
144治(をさ)むる由(よし)も泣(な)きね入(い)り
145苦(くるし)み切(き)つたる折柄(をりから)に
146ウラルの道(みち)の神司(かむつかさ)
147神徳(しんとく)高(たか)き竜雲(りううん)が
148天津(あまつ)御空(みそら)の雲(くも)にのり
149はるばる茲(ここ)に下(くだ)りまし
150千変(せんぺん)万化(ばんくわ)の神力(しんりき)を
151現(あら)はし玉(たま)ひて吾々(われわれ)を
152神(かみ)の大道(おほぢ)に導(みちび)きつ
153尊(たふと)き神(かみ)の御(おん)国(くに)に
154救(すく)ひ玉(たま)ふぞ尊(たふと)けれ
155あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
156妾(わらは)はいかなる仕合(しあは)せか
157今(いま)まで曇(くも)りし胸(むね)のやみ
158科戸(しなど)の風(かぜ)に影(かげ)もなく
159吹(ふ)き払(はら)はれて村肝(むらきも)の
160心(こころ)の空(そら)に月(つき)は照(て)り
161星(ほし)の光(ひかり)はキラキラと
162輝(かがや)きわたる身(み)となりぬ
163ケリヤ、ハルマを始(はじ)めとし
164其(その)他(た)の百(もも)の司(つかさ)たち
165吾(わが)言霊(ことたま)を諾(うべ)なひて
166今(いま)より先(さき)は真心(まごころ)の
167限(かぎ)りを尽(つく)し身(み)を尽(つく)し
168竜雲司(りううんつかさ)の御教(みをしへ)を
169心(こころ)に放(はな)さずよく守(まも)り
170天ケ下(あめがした)なる民草(たみぐさ)を
171救(すく)ひ助(たす)けて永久(とこしへ)に
172ゆるがぬ朽(く)ちざる御世(みよ)となし
173天津誠(あまつまこと)の大道(おほみち)に
174まつろひまつれよ惟神(かむながら)
175塩長彦(しほながひこ)の御(おん)前(まへ)に
176ケールス姫(ひめ)が真心(まごころ)の
177あらむ限(かぎ)りを打(うち)あけて
178つつしみ敬(ゐやま)ひねぎまつる
179あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
180御霊(みたま)幸(さち)はひましませよ』
181と陽気(やうき)になつて歌(うた)ひ舞(ま)ひ納(をさ)め、182竜雲(りううん)の手(て)を曳(ひ)いて、183奥(おく)の間(ま)深(ふか)く進(すす)み入(い)る。
184 ケリヤは一同(いちどう)の司(つかさ)及(およ)び雑役(ざつやく)等(ら)に向(むか)つて、185鼻高々(はなたかだか)と歌(うた)を以(もつ)て宣(の)り伝(つた)へた、186其(その)歌(うた)。
187ケリヤ『げにも目出(めで)たき御世(みよ)なるか
188天(あま)の河原(かはら)にさをさして
189あもりましたる竜雲師(りううんし)
190広大(くわうだい)無辺(むへん)の神力(しんりき)を
191発揮(はつき)し玉(たま)ひて今(いま)ここに
192神地(かうぢ)の都(みやこ)の君(きみ)となり
193ケールス姫(ひめ)と諸共(もろとも)に
194普(あまね)く仁政(じんせい)を布(し)かむとて
195言(こと)あげ玉(たま)ひし尊(たふと)さよ
196尊(たふと)き君(きみ)に見出(みい)だされ
197吾(われ)は左守(さもりの)神(かみ)となり
198此(この)城内(じやうない)の一切(いつさい)は
199わが身(み)一(ひと)つに責任(せきにん)を
200負(お)はせ玉(たま)ひて天ケ下(あめがした)
201四方(よも)の民草(たみぐさ)撫(な)で玉(たま)ふ
202げに有難(ありがた)き珍(うづ)の御代(みよ)
203われ等(ら)は尊(たふと)き御恵(みめぐみ)の
204万分一(まんぶんいち)に報(むく)いむと
205心(こころ)の限(かぎ)りを尽(つく)しつつ
206朝(あさ)な夕(ゆふ)なに大神(おほかみ)と
207君(きみ)の御前(みまへ)にいそしみて
208仕(つか)へまつらむ覚悟(かくご)なり
209右守(うもりの)神(かみ)を始(はじ)めとし
210其(その)外(ほか)百(もも)の司(つかさ)たち
211青人草(あをひとぐさ)に至(いた)る迄(まで)
212天(あめ)より降(くだ)りし此(この)君(きみ)の
213御稜威(みいづ)を畏(かしこ)み敬(うやま)ひて
214只(ただ)一言(ひとこと)も叛(そむ)くなよ
215さはさり乍(なが)ら腹(はら)黒(くろ)き
216タールチンやエームスや
217テーリス、ゼムやエール等(ら)が
218再(ふたた)び軍(いくさ)を整(ととの)へて
219攻(せ)め来(きた)らむも計(はか)られず
220其(その)時(とき)汝(なんぢ)等(ら)一同(いちどう)は
221怯(お)めず臆(おく)せず大神(おほかみ)の
222力(ちから)を楯(たて)に君(きみ)の為(ため)
223世人(よびと)の為(ため)に玉(たま)の緒(を)の
224命(いのち)を惜(を)しまず戦(たたか)へよ
225仮令(たとへ)生命(いのち)はすつる共(とも)
226神(かみ)の御(おん)為(ため)君(きみ)の為(ため)
227捨(す)てし生命(いのち)は天国(てんごく)の
228神(かみ)の御前(みまへ)に行(ゆ)きし時(とき)
229珍(うづ)の宝座(ほうざ)を与(あた)へられ
230其(その)魂(たましひ)は永久(とこしへ)に
231安(やす)く楽(たの)しく喜(よろこ)びの
232園(その)に楽(たの)しく救(すく)はれむ
233あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
234神(かみ)の御前(みまへ)に真心(まごころ)を
235捧(ささ)げてケリヤが今(いま)ここに
236心(こころ)の丈(たけ)を誓(ちか)ひおく
237われと思(おも)はむ人々(ひとびと)は
238一日(ひとひ)も早(はや)く村肝(むらきも)の
239心(こころ)を研(みが)き体(たい)を練(ね)り
240此(この)土(ど)を守(まも)るつはものと
241なりて尽(つく)せよ惟神(かむながら)
242神(かみ)は汝(なんぢ)を守(まも)りつつ
243千代(ちよ)に八千代(やちよ)に亡(ほろ)びなき
244高(たか)きほまれを現(あら)はして
245栄(さか)えの身魂(みたま)となさしめむ
246ケリヤが今(いま)宣(の)る言霊(ことたま)を
247心(こころ)に刻(きざ)みて片時(かたとき)も
248決(けつ)して忘(わす)るる事(こと)勿(なか)れ
249左守(さもりの)神(かみ)が今(いま)茲(ここ)に
250竜雲司(りううんつかさ)に成(な)り代(かは)り
251一同(いちどう)に向(むか)つて述(の)べておく
252あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
253御霊(みたま)幸(さち)はひましませよ』
254と宣示(せんじ)し、255悠々(いういう)として座(ざ)につく。
256 右守(うもりの)神(かみ)のハルマを始(はじ)め、257其(その)他(た)の人々(ひとびと)の脱線(だつせん)的(てき)歌(うた)は沢山(たくさん)あれ共(ども)、258余(あま)りくだくだしければ省略(しやうりやく)する事(こと)とする。
259(大正一一・九・二一 旧八・一 松村真澄録)
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