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霊界物語
舎身活躍(第37~48巻)
第46巻(酉の巻)
序文
総説
第1篇 仕組の縺糸
第1章 榛並樹
第2章 慰労会
第3章 噛言
第4章 沸騰
第5章 菊の薫
第6章 千代心
第7章 妻難
第2篇 狐運怪会
第8章 黒狐
第9章 文明
第10章 唖狐外れ
第11章 変化神
第12章 怪段
第13章 通夜話
第3篇 神明照赫
第14章 打合せ
第15章 黎明
第16章 想曖
第17章 惟神の道
第18章 エンゼル
第4篇 謎の黄板
第19章 怪しの森
第20章 金の力
第21章 民の虎声
第22章 五三嵐
第23章 黄金華
余白歌
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第46巻(酉の巻)
> 第4篇 謎の黄板 > 第21章 民の虎声
<<< 金の力
(B)
(N)
五三嵐 >>>
第二一章
民
(
たみ
)
の
虎声
(
こゑ
)
〔一二三一〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻
篇:
第4篇 謎の黄板
よみ(新仮名遣い):
なぞのおうばん
章:
第21章 民の虎声
よみ(新仮名遣い):
たみのこえ
通し章番号:
1231
口述日:
1922(大正11)年12月16日(旧10月28日)
口述場所:
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年9月25日
概要:
舞台:
怪志の森/河鹿川の一本橋
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
コー、ワク、エムらバラモン軍の目付たちは再び怪しの森の警護に戻った。すると遠くから宣伝歌が雷のごとく響いてきた。一同は耳を抑えて木蔭にブルブルと震え、声が過ぎるのを待っている。
松彦と万公は、それぞれこれまでの経緯を宣伝歌に歌いながら道をやってくる。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2023-03-23 19:05:18
OBC :
rm4621
愛善世界社版:
261頁
八幡書店版:
第8輯 452頁
修補版:
校定版:
274頁
普及版:
109頁
初版:
ページ備考:
001
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
の
霊域
(
れゐゐき
)
を
002
闇
(
やみ
)
に
紛
(
まぎ
)
れて
逃
(
に
)
げ
出
(
いだ
)
し
003
恋
(
こひ
)
の
欲望
(
よくばう
)
を
達
(
たつ
)
せむと
004
蠑螈別
(
いもりわけ
)
と
語
(
かた
)
らひつ
005
河鹿
(
かじか
)
の
橋
(
はし
)
を
打
(
う
)
ち
渡
(
わた
)
り
006
野中
(
のなか
)
の
森
(
もり
)
に
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
007
思
(
おも
)
ひがけなき
人
(
ひと
)
の
声
(
こゑ
)
008
幾十
(
いくじふ
)
人
(
にん
)
ともわかぬ
程
(
ほど
)
009
ザワザワザワと
聞
(
きこ
)
え
来
(
く
)
る
010
お
民
(
たみ
)
は
驚
(
おどろ
)
き
倉皇
(
さうくわう
)
と
011
元来
(
もとき
)
し
道
(
みち
)
に
引
(
ひ
)
き
返
(
かへ
)
し
012
息
(
いき
)
をはづましノソノソと
013
野中
(
のなか
)
の
森
(
もり
)
を
目当
(
めあて
)
にて
014
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
の
本道
(
ほんだう
)
に
015
廻
(
まは
)
らむものと
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く
016
怪
(
あや
)
しき
森
(
もり
)
の
木下蔭
(
こしたかげ
)
017
四五
(
しご
)
の
男
(
をとこ
)
は
胡床座
(
あぐらざ
)
に
018
なりてヒソヒソ
雑談
(
ざつだん
)
に
019
耽
(
ふけ
)
りて
冬
(
ふゆ
)
の
夜寒
(
よさむ
)
をば
020
慄
(
ふる
)
ひながらも
明
(
あか
)
し
居
(
ゐ
)
る
021
斯
(
か
)
かる
事
(
こと
)
とは
神
(
かみ
)
ならぬ
022
身
(
み
)
の
知
(
し
)
るよしも
泣
(
な
)
きながら
023
淋
(
さび
)
しさ
身
(
み
)
にしむ
冬
(
ふゆ
)
の
道
(
みち
)
024
後
(
あと
)
に
心
(
こころ
)
を
引
(
ひ
)
かれつつ
025
すたすた
来
(
きた
)
る
人
(
ひと
)
の
影
(
かげ
)
026
コー、ワク、エムの
三
(
さん
)
人
(
にん
)
は
027
女
(
をんな
)
に
向
(
むか
)
つて
声
(
こゑ
)
をかけ
028
いづくの
奴
(
やつ
)
か
知
(
し
)
らねども
029
バラモン
軍
(
ぐん
)
の
御
(
おん
)
関所
(
せきしよ
)
030
通行
(
つうかう
)
罷
(
まか
)
りならぬぞと
031
呶鳴
(
どな
)
れば
女
(
をんな
)
は
打
(
う
)
ち
笑
(
わら
)
ひ
032
天下
(
てんか
)
御免
(
ごめん
)
の
大道
(
だいだう
)
を
033
通行
(
つうかう
)
するのが
何悪
(
なにわる
)
い
034
邪魔
(
じやま
)
ひろぐなと
云
(
い
)
ひながら
035
一切
(
いつさい
)
かまはず
行
(
ゆ
)
かむとす
036
男
(
をとこ
)
は
両手
(
りやうて
)
を
打
(
う
)
ち
拡
(
ひろ
)
げ
037
一歩
(
いつぽ
)
もやらじといきまけば
038
お
民
(
たみ
)
は
声
(
こゑ
)
を
荒
(
あら
)
らげて
039
小童
(
こわつぱ
)
武者
(
むしや
)
よ
後
(
のち
)
のため
040
懲
(
こら
)
しめ
呉
(
く
)
れむと
云
(
い
)
ひながら
041
前後
(
ぜんご
)
左右
(
さいう
)
に
詰
(
つ
)
め
寄
(
よ
)
せる
042
男
(
をとこ
)
の
素首
(
そつくび
)
ひん
握
(
にぎ
)
り
043
右
(
みぎ
)
や
左
(
ひだり
)
と
打
(
う
)
ち
倒
(
たふ
)
し
044
挑
(
いど
)
み
戦
(
たたか
)
ふ
折
(
をり
)
もあれ
045
大地
(
だいち
)
をどんどん
響
(
ひび
)
かせて
046
枯草
(
かれくさ
)
しげる
細道
(
ほそみち
)
を
047
走
(
はし
)
つて
来
(
きた
)
る
男
(
をとこ
)
あり
048
此
(
この
)
有様
(
ありさま
)
を
見
(
み
)
るよりも
049
お
前
(
まへ
)
はお
民
(
たみ
)
と
言
(
い
)
つたきり
050
腰
(
こし
)
を
抜
(
ぬ
)
かして
道
(
みち
)
の
辺
(
べ
)
に
051
ウンと
倒
(
たふ
)
れた
可笑
(
をか
)
しさよ
052
お
民
(
たみ
)
は
後
(
あと
)
を
振
(
ふ
)
り
向
(
む
)
いて
053
お
前
(
まへ
)
は
蠑螈別
(
いもりわけ
)
さまか
054
ようまあお
出
(
い
)
で
下
(
くだ
)
さつた
055
どうぞ
助太刀
(
すけだち
)
頼
(
たの
)
みます
056
蠑螈別
(
いもりわけ
)
は
落
(
お
)
ち
着
(
つ
)
いて
057
アハヽヽヽヽヽヽアハヽヽヽ
058
御供
(
ごく
)
にも
立
(
た
)
たぬ
蠅虫
(
はへむし
)
を
059
相手
(
あひて
)
になすとは
何事
(
なにごと
)
ぞ
060
俺
(
おれ
)
は
此処
(
ここ
)
にゆつくりと
061
さも
勇
(
いさ
)
ましい
活劇
(
くわつげき
)
を
062
見物
(
けんぶつ
)
致
(
いた
)
す
精
(
せい
)
出
(
だ
)
して
063
愉快
(
ゆくわい
)
な
芝居
(
しばゐ
)
を
見
(
み
)
せて
呉
(
く
)
れ
064
あゝ
面白
(
おもしろ
)
い
面白
(
おもしろ
)
い
065
何
(
なん
)
ぞと
俄
(
にはか
)
に
負惜
(
まけを
)
しみ
066
其
(
その
)
場
(
ば
)
を
繕
(
つくら
)
ふをかしさよ
067
お
民
(
たみ
)
も
相手
(
あひて
)
も
疲
(
つか
)
れ
果
(
は
)
て
068
互
(
たがひ
)
に
路傍
(
ろばう
)
に
息
(
いき
)
やすめ
069
遂
(
つひ
)
に
和睦
(
わぼく
)
の
曙光
(
しよくわう
)
をば
070
認
(
みと
)
めた
上
(
うへ
)
に
蠑螈別
(
いもりわけ
)
が
071
所持
(
しよぢ
)
の
大金
(
たいきん
)
放
(
ほ
)
り
出
(
だ
)
して
072
賠償
(
ばいしやう
)
気取
(
きど
)
りになつて
居
(
ゐ
)
る
073
かかる
所
(
ところ
)
へバラモンの
074
目附
(
めつけ
)
の
役
(
やく
)
と
選
(
えら
)
ばれし
075
エキスが
一人
(
ひとり
)
現
(
あら
)
はれて
076
又
(
また
)
もや
茲
(
ここ
)
に
談判
(
だんぱん
)
を
077
開設
(
かいせつ
)
せしぞ
面白
(
おもしろ
)
き
078
無欲
(
むよく
)
恬淡
(
てんたん
)
金銭
(
きんせん
)
に
079
心
(
こころ
)
を
寄
(
よ
)
せぬ
蠑螈別
(
いもりわけ
)
は
080
有金
(
ありがね
)
すつぽり
投
(
な
)
げ
出
(
だ
)
して
081
エキス
目附
(
めつけ
)
のお
気
(
き
)
に
入
(
い
)
り
082
お
民
(
たみ
)
諸共
(
もろとも
)
陣中
(
ぢんちう
)
に
083
駕籠
(
かご
)
に
乗
(
の
)
せられ
将軍
(
しやうぐん
)
の
084
帷幕
(
ゐばく
)
に
参
(
さん
)
じ
三五
(
あななひ
)
の
085
教
(
をしへ
)
を
叩
(
たた
)
きやぶらむと
086
胸
(
むね
)
に
一物
(
いちもつ
)
抱
(
いだ
)
きつつ
087
本陣
(
ほんぢん
)
さして
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く
088
コー、ワク、エムの
三
(
さん
)
人
(
にん
)
は
089
怪
(
あや
)
しの
森
(
もり
)
に
元
(
もと
)
の
如
(
ごと
)
く
090
警固
(
けいご
)
を
勤
(
つと
)
むる
折
(
をり
)
もあれ
091
遠
(
とほ
)
く
聞
(
きこ
)
ゆる
宣伝歌
(
せんでんか
)
092
雷
(
らい
)
の
如
(
ごと
)
くに
響
(
ひび
)
き
来
(
く
)
る
093
一同
(
いちどう
)
両手
(
りやうて
)
で
耳
(
みみ
)
押
(
おさ
)
へ
094
木蔭
(
こかげ
)
に
潜
(
ひそ
)
んでブルブルと
095
声
(
こゑ
)
の
過
(
す
)
ぐるを
待
(
ま
)
ちにける。
096
○
097
松彦
(
まつひこ
)
は
小北山
(
こぎたやま
)
の
聖地
(
せいち
)
を
離
(
はな
)
れ、
098
一本橋
(
いつぽんばし
)
を
渡
(
わた
)
り、
099
直
(
ただち
)
に
宣伝歌
(
せんでんか
)
を
歌
(
うた
)
ひ
出
(
だ
)
した。
100
松彦
『
神
(
かみ
)
が
表
(
おもて
)
に
現
(
あら
)
はれて
101
善神
(
ぜんしん
)
邪神
(
じやしん
)
を
立
(
た
)
てわける
102
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
造
(
つく
)
りし
神直日
(
かむなほひ
)
103
心
(
こころ
)
も
広
(
ひろ
)
き
大直日
(
おほなほひ
)
104
唯
(
ただ
)
何事
(
なにごと
)
も
人
(
ひと
)
の
世
(
よ
)
は
105
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
し
聞
(
き
)
き
直
(
なほ
)
し
106
身
(
み
)
の
過
(
あやまち
)
を
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
す
107
三五教
(
あななひけう
)
の
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
108
国治立
(
くにはるたちの
)
大神
(
おほかみ
)
の
109
厳
(
いづ
)
の
教
(
をしへ
)
を
畏
(
かしこ
)
みて
110
産土山
(
うぶすなやま
)
の
高原
(
かうげん
)
に
111
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
大神
(
おほかみ
)
は
112
珍
(
うづ
)
の
御舎
(
みあらか
)
千木
(
ちぎ
)
高
(
たか
)
く
113
仕
(
つか
)
へまつりて
永久
(
とこしへ
)
に
114
鎮
(
しづ
)
まりいまし
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
115
四方
(
よも
)
の
国々
(
くにぐに
)
蒼生
(
たみぐさ
)
に
116
救
(
すく
)
ひの
道
(
みち
)
を
宣
(
の
)
べたまふ
117
教
(
をしへ
)
にまつらふ
宣伝使
(
せんでんし
)
118
治国別
(
はるくにわけ
)
の
一行
(
いつかう
)
は
119
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
を
乗
(
の
)
り
越
(
こ
)
えて
120
南
(
みなみ
)
の
坂
(
さか
)
の
下
(
くだ
)
り
口
(
ぐち
)
121
進
(
すす
)
み
来
(
き
)
ませる
折
(
をり
)
もあれ
122
バラモン
教
(
けう
)
の
片彦
(
かたひこ
)
が
123
久米彦
(
くめひこ
)
将軍
(
しやうぐん
)
引
(
ひ
)
き
具
(
ぐ
)
して
124
ランチの
先鋒
(
せんぽう
)
とつかへつつ
125
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
の
八合目
(
はちがふめ
)
に
126
進
(
すす
)
む
折
(
をり
)
しも
三五
(
あななひ
)
の
127
治国別
(
はるくにわけ
)
の
言霊
(
ことたま
)
に
128
打
(
う
)
ちなやまされ
散々
(
さんざん
)
に
129
秋
(
あき
)
の
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
の
散
(
ち
)
る
如
(
ごと
)
く
130
逃
(
に
)
げ
散
(
ち
)
り
往
(
ゆ
)
くぞ
果敢
(
はか
)
なけれ
131
吾
(
われ
)
は
片彦
(
かたひこ
)
将軍
(
しやうぐん
)
の
132
帷幕
(
ゐばく
)
に
参
(
さん
)
じ
秘書
(
ひしよ
)
となり
133
斎苑
(
いそ
)
の
館
(
やかた
)
の
征討
(
せいたう
)
に
134
向
(
むか
)
ふ
折
(
をり
)
しも
皇神
(
すめかみ
)
の
135
慈光
(
じくわう
)
に
触
(
ふ
)
れて
蘇
(
よみがへ
)
り
136
不思議
(
ふしぎ
)
の
縁
(
えん
)
にて
恋慕
(
こひした
)
ふ
137
兄
(
あに
)
亀彦
(
かめひこ
)
にめぐり
会
(
あ
)
ひ
138
別
(
わか
)
れて
程経
(
ほどへ
)
し
物語
(
ものがたり
)
139
茲
(
ここ
)
に
兄弟
(
きやうだい
)
名告
(
なの
)
り
上
(
あ
)
げ
140
玉国別
(
たまくにわけ
)
に
暇
(
いとま
)
乞
(
ご
)
ひ
141
祠
(
ほこら
)
の
森
(
もり
)
を
立
(
た
)
ち
出
(
い
)
でて
142
峻
(
けは
)
しき
坂
(
さか
)
を
下
(
くだ
)
りつつ
143
山口
(
やまぐち
)
の
森
(
もり
)
に
一泊
(
いつぱく
)
し
144
不思議
(
ふしぎ
)
な
神
(
かみ
)
の
経綸
(
けいりん
)
に
145
驚異
(
きやうい
)
の
眼
(
まなこ
)
見張
(
みは
)
りつつ
146
野中
(
のなか
)
の
森
(
もり
)
に
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
147
又
(
また
)
も
怪
(
あや
)
しき
事
(
こと
)
ばかり
148
一夜
(
いちや
)
を
明
(
あか
)
す
其
(
その
)
中
(
うち
)
に
149
治国別
(
はるくにわけ
)
に
立
(
た
)
ち
別
(
わか
)
れ
150
何
(
なん
)
と
詮方
(
せんかた
)
泣
(
な
)
く
泣
(
な
)
くも
151
五三公
(
いそこう
)
、
万公
(
まんこう
)
初
(
はじ
)
めとし
152
アク、タク、テクの
三
(
さん
)
人
(
にん
)
を
153
従
(
したが
)
へ
野路
(
のぢ
)
を
進
(
すす
)
みつつ
154
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
の
向岸
(
むかふぎし
)
155
一本橋
(
いつぽんばし
)
に
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
156
又
(
また
)
もや
不思議
(
ふしぎ
)
の
神縁
(
しんえん
)
に
157
引
(
ひ
)
かれて
登
(
のぼ
)
る
小北山
(
こぎたやま
)
158
潜
(
ひそ
)
む
曲津
(
まがつ
)
を
言向
(
ことむ
)
けて
159
正
(
ただ
)
しき
神
(
かみ
)
を
祀
(
まつ
)
り
込
(
こ
)
み
160
思
(
おも
)
ひも
寄
(
よ
)
らぬ
吾
(
わが
)
妻
(
つま
)
や
161
娘
(
むすめ
)
と
廻
(
めぐ
)
り
会
(
あ
)
ひつつも
162
神
(
かみ
)
の
仁慈
(
じんじ
)
を
喜
(
よろこ
)
びて
163
感謝
(
かんしや
)
の
涙
(
なみだ
)
せきあへず
164
再
(
ふたた
)
びここを
立
(
た
)
ち
出
(
い
)
でて
165
治国別
(
はるくにわけ
)
の
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
ひ
166
浮木
(
うきき
)
の
森
(
もり
)
の
敵陣
(
てきぢん
)
へ
167
旗鼓
(
きこ
)
堂々
(
だうだう
)
と
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く
168
あゝ
面白
(
おもしろ
)
し
面白
(
おもしろ
)
し
169
正義
(
せいぎ
)
に
刄向
(
はむか
)
ふ
神
(
かみ
)
はなし
170
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
大神
(
おほかみ
)
の
171
無限
(
むげん
)
の
神力
(
しんりき
)
賜
(
たまは
)
りて
172
これの
使命
(
しめい
)
を
恙
(
つつが
)
なく
173
終
(
を
)
へさせ
給
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
174
厳
(
いづ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
願
(
ね
)
ぎまつる
175
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
176
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
177
仮令
(
たとへ
)
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも
178
神
(
かみ
)
に
任
(
まか
)
せし
此
(
この
)
体
(
からだ
)
179
たとへ
死
(
し
)
なうが
倒
(
たふ
)
れうが
180
決
(
けつ
)
して
悔
(
くや
)
む
事
(
こと
)
はない
181
只
(
ただ
)
何事
(
なにごと
)
も
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
に
182
心
(
こころ
)
のままに
打
(
う
)
ち
任
(
まか
)
せ
183
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く
身
(
み
)
は
大丈夫
(
だいぢやうぶ
)
184
大和
(
やまと
)
心
(
ごころ
)
は
胸
(
むね
)
に
充
(
み
)
ち
185
腕
(
かひな
)
は
唸
(
うな
)
り
肉
(
にく
)
躍
(
をど
)
り
186
幾百万
(
いくひやくまん
)
の
敵軍
(
てきぐん
)
も
187
怯
(
お
)
めず
恐
(
おそ
)
れず
堂々
(
だうだう
)
と
188
進
(
すす
)
みて
行
(
ゆ
)
かむ
魂
(
たましひ
)
と
189
早
(
はや
)
くも
生
(
うま
)
れ
変
(
かは
)
りけり
190
あゝ
勇
(
いさ
)
ましし
勇
(
いさ
)
ましし
191
神
(
かみ
)
の
力
(
ちから
)
は
目
(
ま
)
のあたり
192
いやしき
吾
(
わが
)
身
(
み
)
に
添
(
そ
)
ひたまひ
193
群
(
むら
)
がる
敵
(
てき
)
の
陣中
(
ぢんちう
)
も
194
無人
(
むじん
)
の
野
(
の
)
をば
行
(
ゆ
)
くごとし
195
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
196
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましませよ』
197
万公
(
まんこう
)
は
又
(
また
)
歌
(
うた
)
ふ。
198
万公
『
斎苑
(
いそ
)
の
館
(
やかた
)
を
立
(
た
)
ち
出
(
い
)
でて
199
漸
(
やうや
)
く
此処
(
ここ
)
に
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
200
思
(
おも
)
ひもよらぬお
寅
(
とら
)
さま
201
お
菊
(
きく
)
にまでも
廻
(
めぐ
)
り
会
(
あ
)
ひ
202
切
(
き
)
るに
切
(
き
)
られぬ
宿縁
(
しゆくえん
)
の
203
涙
(
なみだ
)
を
拭
(
ぬぐ
)
ふ
折
(
をり
)
もあれ
204
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
に
生
(
い
)
かされて
205
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
は
206
再
(
ふたた
)
び
春
(
はる
)
の
花盛
(
はなざか
)
り
207
常世
(
とこよ
)
の
暗
(
やみ
)
も
晴
(
は
)
れ
往
(
ゆ
)
きて
208
月日
(
つきひ
)
は
清
(
きよ
)
く
照
(
て
)
り
渡
(
わた
)
り
209
空気
(
くうき
)
はいとも
澄
(
す
)
みきりて
210
今迄
(
いままで
)
悪魔
(
あくま
)
の
巣
(
す
)
ぐひたる
211
みやまも
今
(
いま
)
は
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
212
天国
(
てんごく
)
浄土
(
じやうど
)
となりにけり
213
松彦司
(
まつひこつかさ
)
に
従
(
したが
)
ひて
214
悪魔
(
あくま
)
の
征途
(
せいと
)
に
上
(
のぼ
)
り
行
(
ゆ
)
く
215
神
(
かみ
)
の
下僕
(
しもべ
)
の
万公
(
まんこう
)
は
216
世
(
よ
)
にも
稀
(
まれ
)
なる
宣伝使
(
せんでんし
)
217
治国別
(
はるくにわけ
)
のお
伴
(
とも
)
して
218
ハルナの
都
(
みやこ
)
は
未
(
ま
)
だ
愚
(
おろ
)
か
219
神
(
かみ
)
の
鎮
(
しづ
)
まるエルサレム
220
黄金山
(
わうごんざん
)
に
向
(
むか
)
ひたる
221
鬼春別
(
おにはるわけ
)
の
軍隊
(
ぐんたい
)
を
222
一人
(
ひとり
)
も
残
(
のこ
)
らず
三五
(
あななひ
)
の
223
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
に
言向
(
ことむ
)
けて
224
救
(
すく
)
ひ
助
(
たす
)
けむこの
首途
(
かどで
)
225
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
226
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
幸
(
さち
)
はひて
227
一日
(
ひとひ
)
も
早
(
はや
)
く
片時
(
かたとき
)
も
228
神
(
かみ
)
の
依
(
よ
)
さしの
神業
(
かむわざ
)
を
229
尽
(
つく
)
させたまへ
天地
(
あめつち
)
の
230
貴
(
うづ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
万公
(
まんこう
)
が
231
畏
(
かしこ
)
み
畏
(
かしこ
)
み
願
(
ね
)
ぎまつる』
232
(
大正一一・一二・一六
旧一〇・二八
加藤明子
録)
Δこのページの一番上に戻るΔ
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(B)
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