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霊界物語
舎身活躍(第37~48巻)
第47巻(戌の巻)
序文
総説
第1篇 浮木の盲亀
第1章 アーク燈
第2章 黒士会
第3章 寒迎
第4章 乱痴将軍
第5章 逆襲
第6章 美人草
第2篇 中有見聞
第7章 酔の八衢
第8章 中有
第9章 愛と信
第10章 震士震商
第11章 手苦駄女
第3篇 天国巡覧
第12章 天界行
第13章 下層天国
第14章 天開の花
第15章 公義正道
第16章 霊丹
第17章 天人歓迎
第18章 一心同体
第19章 化相神
第20章 間接内流
第21章 跋文
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霊界物語
>
舎身活躍(第37~48巻)
>
第47巻(戌の巻)
> 前付 > 序文
(N)
総説 >>>
序文
(
じよぶん
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
序文
よみ(新仮名遣い):
じょぶん
通し章番号:
口述日:
1923(大正12)年01月08日(旧11月22日)
口述場所:
筆録者:
松村真澄
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年10月6日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
水戸の会沢伯民という儒者が書いた書物の中に、日本は太陽をつかさどり、世界の国々の中では頭にあたり、欧米は手足・胴体にあたる、といったことが真面目に書いてある。そしてそれにかぶれた連中がわが国民の中にも多少あるようだ。
日清・日露の両戦役に勝利して以来日本人はますます自負高慢となり、このごろの思想感情の中には、こういった誇大妄想狂的な論説が少なくないように思う。
日本は精神文明の国であるとしばしば唱えられているが、今日ではその精神文明においても西洋に数等劣っているのが実情なのである。
日本は霊主体従(ひのもと)といって、精神文明すなわち神霊の研究のためにすぐれた材料が豊富にかかわらず、今日の我が国の学会の趨勢を見れば、実に惨憺たるものではないか。
また、日本は武力についてはことに高慢の度が強く、武力をもってすれば何事も意のごとく解決できるものと思っている人も少なくないようだ。しかし大本の筆先に出ているように、二度の戦役で勝ったことに慢心していると、どんなことになるか分かったものではない。
頑迷固陋な国粋論者はいつまでも愛国心の誤解をしてかえって我が国を滅亡に向かわせるような言論を吹きたて、独りよがりの態度を持しているのは、実に国家のために悲しむべきことである。
この物語も決して日本の身に偏重したことは述べていない。世界統一的に神示のままに記述してあるのみである。まだ迷夢の醒めない人々は、この物語を読んで不快に感じる人もあるであろうが、真理は感情や意志をもって枉げることはできない。
神道も仏教も耶教もその最奥を極めれば同一の神様の教えであることを悟り得られるのである。ゆえに、神の道を研究する人は広き清き偏波無き心をもって真面目にかかっていただきたいものである。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
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データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm470001
愛善世界社版:
前付 1頁
八幡書店版:
第8輯 467頁
修補版:
校定版:
前付 1頁
普及版:
前付 1頁
初版:
ページ備考:
派生
[?]
この文献を底本として書かれたと思われる文献です。
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:
出口王仁三郎全集 > 第五巻 言霊解・其他 > 【随筆・其他】 > 大きい心を持て
出口王仁三郎著作集 > 第二巻 変革と平和 > 第三部 『霊界物語』の思想 > 序
001
太陽
(
たいやう
)
は
日本
(
にほん
)
の
太陽
(
たいやう
)
だ、
002
世界
(
せかい
)
は
日本
(
にほん
)
の
太陽
(
たいやう
)
のお
蔭
(
かげ
)
で
生
(
い
)
きてゐるのだ、
003
それ
故
(
ゆゑ
)
日本
(
にほん
)
をヒノモトと
云
(
い
)
ふのだ。
004
世界
(
せかい
)
を
人体
(
じんたい
)
に
譬
(
たと
)
へて
見
(
み
)
ると
日本
(
にほん
)
は
頭
(
かしら
)
にある、
005
小
(
ちひ
)
さいけれども
身体
(
しんたい
)
全部
(
ぜんぶ
)
を
支配
(
しはい
)
する
脳髄
(
なうずゐ
)
を
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
006
欧羅巴
(
ヨーロツパ
)
は
手足
(
てあし
)
に
当
(
あた
)
る、
007
それだから
汽車
(
きしや
)
、
008
汽船
(
きせん
)
其
(
その
)
他
(
た
)
便利
(
べんり
)
な
機械
(
きかい
)
を
発明
(
はつめい
)
して
足
(
あし
)
の
役目
(
やくめ
)
を
勤
(
つと
)
め、
009
また
種々
(
しゆじゆ
)
の
文明
(
ぶんめい
)
利器
(
りき
)
を
発明
(
はつめい
)
して
手
(
て
)
の
役目
(
やくめ
)
を
勤
(
つと
)
める、
010
又
(
また
)
亜米利加
(
アメリカ
)
は
胴
(
どう
)
に
当
(
あた
)
るから
大
(
おほ
)
きい
事
(
こと
)
は
大
(
おほ
)
きいが
馬鹿
(
ばか
)
である、
011
と
云
(
い
)
ふやうなことを
真面目
(
まじめ
)
に
書
(
か
)
いてあつた。
012
水戸
(
みと
)
の
会沢
(
あひざは
)
伯民
(
はくみん
)
といふ
儒者
(
じゆしや
)
の
作
(
つく
)
つた
書物
(
しよもつ
)
新論
(
しんろん
)
にかぶれた
連中
(
れんぢう
)
は
未
(
ま
)
だ
我
(
わが
)
国民
(
こくみん
)
の
中
(
なか
)
には
多少
(
たせう
)
あるらしい。
013
今日
(
こんにち
)
はモハヤ
斯
(
こ
)
んな
事
(
こと
)
を
云
(
い
)
つても
通用
(
つうよう
)
しない、
014
併
(
しか
)
し
日清
(
につしん
)
、
015
日露
(
にちろ
)
の
両
(
りやう
)
戦役
(
せんえき
)
に
勝利
(
しようり
)
を
得
(
え
)
てから
日本人
(
にほんじん
)
は
益々
(
ますます
)
自負
(
じふ
)
高慢
(
かうまん
)
となり、
016
近来
(
きんらい
)
の
日本人
(
にほんじん
)
の
思想
(
しさう
)
感情
(
かんじやう
)
の
中
(
なか
)
には、
017
此
(
この
)
新論
(
しんろん
)
に
類
(
るゐ
)
した
誇大
(
こだい
)
妄想狂
(
まうさうきやう
)
が
少
(
すくな
)
くないと
思
(
おも
)
ふ。
018
殊
(
こと
)
に
神
(
かみ
)
を
信仰
(
しんかう
)
する
人々
(
ひとびと
)
の
中
(
なか
)
には
著
(
いちじる
)
しくこの
思想
(
しさう
)
と
感情
(
かんじやう
)
が
擡頭
(
たいとう
)
してゐるやうに
思
(
おも
)
はれる。
019
西洋
(
せいやう
)
は
物質
(
ぶつしつ
)
文明
(
ぶんめい
)
の
国
(
くに
)
、
020
日本
(
にほん
)
は
精神
(
せいしん
)
文明
(
ぶんめい
)
の
国
(
くに
)
であると
識者
(
しきしや
)
の
間
(
あひだ
)
には
屡々
(
しばしば
)
称
(
とな
)
へられてゐるが、
021
その
精神
(
せいしん
)
文明
(
ぶんめい
)
と
雖
(
いへど
)
も
今日
(
こんにち
)
の
処
(
ところ
)
では、
022
西洋
(
せいやう
)
に
劣
(
おと
)
ること
数等
(
すうとう
)
下位
(
かゐ
)
にありと
言
(
い
)
つても
可
(
よ
)
い。
023
物質
(
ぶつしつ
)
文明
(
ぶんめい
)
には、
024
泰西人
(
たいせいじん
)
に
先鞭
(
せんべん
)
をつけられ、
025
今
(
いま
)
又
(
また
)
精神
(
せいしん
)
文明
(
ぶんめい
)
に
於
(
おい
)
ても
彼
(
かれ
)
泰西人
(
たいせいじん
)
の
後
(
しり
)
へに
瞠若
(
だうじやく
)
たるの
浅間
(
あさま
)
しい
有様
(
ありさま
)
である。
026
日本
(
につぽん
)
は
霊主体従
(
ひのもと
)
と
謂
(
い
)
つて
精神
(
せいしん
)
文明
(
ぶんめい
)
即
(
すなは
)
ち
神霊
(
しんれい
)
の
研究
(
けんきう
)
には
他
(
た
)
に
優
(
すぐ
)
れて
居
(
ゐ
)
なければならない
筈
(
はず
)
だ、
027
研究
(
けんきう
)
すべき
材料
(
ざいれう
)
も
比較
(
ひかく
)
的
(
てき
)
豊富
(
ほうふ
)
に
伝
(
つた
)
はつて
居
(
ゐ
)
るのだ。
028
然
(
しか
)
るに
今日
(
こんにち
)
の
我
(
わが
)
国
(
くに
)
の
学界
(
がくかい
)
の
趨勢
(
すうせい
)
を
見
(
み
)
れば
実
(
じつ
)
に
惨澹
(
さんたん
)
たるものではないか。
029
又
(
また
)
日本
(
につぽん
)
は
武力
(
ぶりよく
)
に
就
(
つい
)
ては
殊
(
こと
)
に
自負
(
じふ
)
高慢
(
かうまん
)
の
度
(
ど
)
が
強
(
つよ
)
く、
030
此
(
この
)
武力
(
ぶりよく
)
を
以
(
もつ
)
てすれば
何事
(
なにごと
)
でも
意
(
い
)
の
如
(
ごと
)
く
解決
(
かいけつ
)
し
得
(
え
)
らるるものと
思
(
おも
)
つて
居
(
ゐ
)
るものも
少
(
すくな
)
くないやうだ。
031
大本
(
おほもと
)
の
筆先
(
ふでさき
)
にも「
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
支那
(
しな
)
の
戦争
(
せんそう
)
にも
勝
(
か
)
ち
又
(
また
)
今度
(
こんど
)
の
露国
(
ろこく
)
との
戦争
(
せんそう
)
にも
勝
(
か
)
ちたと
申
(
まを
)
して
大変
(
たいへん
)
に
慢心
(
まんしん
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るが
何時迄
(
いつまで
)
もそんな
訳
(
わけ
)
には
行
(
ゆ
)
かぬぞよ」と
示
(
しめ
)
されてある。
032
油断
(
ゆだん
)
をして
居
(
ゐ
)
ると
何
(
ど
)
んな
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るか
分
(
わか
)
つたものでない。
033
頑迷
(
ぐわんめい
)
固陋
(
ころう
)
な
国粋
(
こくすゐ
)
論者
(
ろんしや
)
は
何時
(
いつ
)
までも
愛国心
(
あいこくしん
)
の
誤解
(
ごかい
)
をして
却
(
かへつ
)
て
我
(
わが
)
国
(
くに
)
を
滅亡
(
めつぼう
)
に
向
(
むか
)
はしむるやうな
言論
(
げんろん
)
を
吹
(
ふ
)
き
立
(
た
)
て、
034
独
(
ひと
)
りよがりの
態度
(
たいど
)
を
持
(
ぢ
)
して
居
(
ゐ
)
るのは
実
(
じつ
)
に
国家
(
こくか
)
の
為
(
ため
)
に
悲
(
かな
)
しむべきことである。
035
この
物語
(
ものがたり
)
も
亦
(
また
)
決
(
けつ
)
して
日本
(
にほん
)
のみに
偏重
(
へんちよう
)
したことは
述
(
の
)
べてない。
036
世界
(
せかい
)
一統
(
いつとう
)
的
(
てき
)
に
神示
(
しんじ
)
の
儘
(
まま
)
に
記述
(
きじゆつ
)
してあるのだ。
037
未
(
ま
)
だ
新論
(
しんろん
)
的
(
てき
)
迷夢
(
めいむ
)
の
醒
(
さ
)
めない
人々
(
ひとびと
)
は、
038
この
物語
(
ものがたり
)
を
読
(
よ
)
んで
不快
(
ふくわい
)
に
感
(
かん
)
ずる
人
(
ひと
)
もあるであらうが、
039
併
(
しか
)
し
真理
(
しんり
)
は
石
(
いし
)
の
如
(
ごと
)
く
鉄
(
てつ
)
の
如
(
ごと
)
く
感情
(
かんじやう
)
や
意志
(
いし
)
を
以
(
もつ
)
て
枉
(
ま
)
ぐることは
出来
(
でき
)
ない。
040
神道
(
しんだう
)
も
仏教
(
ぶつけう
)
も
耶教
(
やけう
)
も
時代
(
じだい
)
と
地方
(
ちはう
)
との
関係
(
くわんけい
)
上
(
じやう
)
、
041
表面
(
へうめん
)
別々
(
べつべつ
)
の
感
(
かん
)
があるやうだが、
042
その
最奥
(
さいおう
)
を
極
(
きは
)
むれば
同一
(
どういつ
)
の
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
の
教
(
をしへ
)
であることを
覚
(
さと
)
り
得
(
え
)
らるるのである。
043
故
(
ゆゑ
)
に
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
を
研究
(
けんきう
)
する
人
(
ひと
)
は
広
(
ひろ
)
き
清
(
きよ
)
き
偏頗
(
へんぱ
)
なき
心
(
こころ
)
を
以
(
もつ
)
て
真面目
(
まじめ
)
にかかつて
頂
(
いただ
)
きたいものであります。
044
大正十二年一月八日
045
王仁識
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