いやたかき神の恵みは仰ぎ見る天つ御空も及ばざりけり〈目次(初版)〉
ゆめにだに忘るるなかれ大神の制規は実にも厳しきものを〈目次(初版)〉
やまとだま振ひおこして進み行け神に刃向かふ仇亡ぶまで〈目次(初版)〉
大本の神の教の言の葉はすべての人の薬ともなれ〈第1章(初版)〉
いそのかみ古事記は高光る天津日継のしるべなりけり〈第2章(初版)〉
とふ人も無くて淋しき一ツ家の軒にも月の光り充ちぬる〈第3章(初版)〉
ちはやふる神の本宮をたづぬれば綾の高天の原にありけり〈第3章(初版)〉
千早振る神代ながらの神業を学ぶ神の子神になれなれ〈第4章(初版)〉
八百万神は在ませど世を照らす神は月日に勝るものなし〈第6章(初版)〉
千万の神の功績は人草を神の形に造りたるなり〈第6章(初版)〉
常磐木のいや栄え行く足御代を神の心は松ばかりなり〈第8章(初版)〉
月も日も早迫り来て一時も貫き刺しならぬ事となりぬる〈第9章(初版)〉
夜昼の別ちも知らず神代より更生の道にこころ砕きつ〈第9章(初版)〉
ひのもとの本つ教をよそにして卑しき道にまよふおろかさ〈第14章(初版)〉
せめきたる天つしこめを憎まずに和めすかして救ふこの道〈第14章(初版)〉
すめ神は恵みの鞭を加へつつ心のねむりさましたまへり〈第14章(初版)〉
しら梅のよろづの花に魁けて薫るはやまと心なりけり〈第16章(初版)〉
むつまじく教の友のよりあひて誠の道をかたるうれしさ〈第17章(初版)〉
ゐどみづの清く甘くてたえまなく出づるは深き神のみめぐみ〈第17章(初版)〉
魂は神のさづけし宝なり夢おろそかにあつかひそ人〈第20章(初版)〉
[この余白歌は八幡書店版霊界物語収録の余白歌を参考に他の資料と付き合わせて作成しました]