あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
聖地エルサレムへ向かう玉国別(たまくにわけ)一行の物語。
スダルマ山、スーラヤ山、ハルセイ山の三つの山で、神の試練と教示が与えられる。
- 第1~4章
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玉国別の一行は聖地エルサレムへ向かって進んで行く。
スダルマ山を登ると、山頂に神素盞嗚大神(かむすさのおのおおかみ)が現れて「山上の神訓」を垂示した。
- 第5~9章
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伊太彦(いたひこ)はスダルマ山の山麓で師匠の玉国別と別れ、ウバナンダ竜王のいるスーラヤ山へと進んだ。テルの里の里庄の家に泊まり、この家の娘ブラヷーダ姫にプロポーズされて結婚する。
伊太彦一行は船でスーラヤ湖へ出てスーラヤ島に渡り、山へ登って行く。山の中腹に死線地帯(邪気帯)があり、天津祝詞と天の数歌をうたいながら駆け上がり、ようやく死線を突破した。
岩窟の深い底に降りて行くと、ウバナンダ竜王の毒気に打たれて昏倒してしまう。
- 第10~14章
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伊太彦一行の精霊は中有界をさまよい、高姫によって苦しめられる。
すると霊犬スマートを連れた初稚姫の精霊によって救われ、現界に戻って来た。
ウバナンダ竜王は解脱して、「夜光の玉」を伊太彦に渡し、天に昇って行く。
迎えに来た玉国別たちと合流し、一行は船に乗って「エルの港」に到着する。
- 第15~22章
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初稚姫の教示によって、一行は各自一人旅をしてエルサレムに向かうことになった。
ハルセイ山を登って行く伊太彦、ブラヷーダ姫、三千彦、それぞれに神の試練が与えられる。