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霊界物語
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
第71巻(戌の巻)
序文
総説
第1篇 追僧軽迫
第1章 追劇
第2章 生臭坊
第3章 門外漢
第4章 琴の綾
第5章 転盗
第6章 達引
第7章 夢の道
第2篇 迷想痴色
第8章 夢遊怪
第9章 踏違ひ
第10章 荒添
第11章 異志仏
第12章 泥壁
第13章 詰腹
第14章 障路
第15章 紺霊
第3篇 惨嫁僧目
第16章 妖魅返
第17章 夢現神
第18章 金妻
第19章 角兵衛獅子
第20章 困客
余白歌
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総説
(
そうせつ
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
総説
よみ(新仮名遣い):
そうせつ
通し章番号:
口述日:
1925(大正14)年11月07日(旧09月21日)
口述場所:
月光閣
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1929(昭和4)年2月1日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
妖僧・玄真坊は色欲に目がくらんで失敗を重ね、現幽二界をさまよって苦難を味わい、ついに照国別一行に救われる物語を骨子とする。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm710002
愛善世界社版:
3頁
八幡書店版:
第12輯 500頁
修補版:
校定版:
3頁
普及版:
1頁
初版:
ページ備考:
001
稀代
(
きたい
)
の
妖僧
(
えうそう
)
玄真坊
(
げんしんばう
)
は
002
折角
(
せつかく
)
掌中
(
しやうちう
)
の
玉
(
たま
)
と
信
(
しん
)
じてタニグク
山
(
やま
)
の
岩窟
(
がんくつ
)
に
連
(
つ
)
れ
込
(
こ
)
んだダリヤ
姫
(
ひめ
)
に
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
され、
003
シヤカンナの
部下
(
ぶか
)
を
借
(
かり
)
受
(
う
)
け、
004
八方
(
はつぱう
)
へ
捜索隊
(
さうさくたい
)
を
差向
(
さしむ
)
け
乍
(
なが
)
ら、
005
自分
(
じぶん
)
は
泥棒
(
どろばう
)
の
小頭
(
こがしら
)
コブライを
伴
(
ともな
)
ひて、
0051
之
(
これ
)
を
追跡
(
つゐせき
)
し、
006
途中
(
とちう
)
神谷村
(
かみたにむら
)
の
玉清別
(
たまきよわけ
)
が
館
(
やかた
)
にバルギーと
潜
(
ひそ
)
んでゐるダリヤ
姫
(
ひめ
)
の
消息
(
せうそく
)
を
知
(
し
)
りつつも、
007
玉清別
(
たまきよわけ
)
の
悴
(
せがれ
)
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
の
言霊
(
ことたま
)
に
追
(
お
)
ひ
払
(
はら
)
はれて
其
(
その
)
意
(
い
)
を
達
(
たつ
)
せず、
008
更
(
さら
)
に
小盗児
(
せうとる
)
コオロを
部下
(
ぶか
)
として
泥棒
(
どろばう
)
稼業
(
かげふ
)
に
逆転
(
ぎやくてん
)
し、
009
持前
(
もちまへ
)
の
色
(
いろ
)
と
欲
(
よく
)
とに
再三
(
さいさん
)
失敗
(
しつぱい
)
を
重
(
かさ
)
ね、
010
現幽
(
げんいう
)
二界
(
にかい
)
に
憂目
(
うきめ
)
を
甞
(
な
)
め、
011
遂
(
つひ
)
に
照国別
(
てるくにわけ
)
一行
(
いつかう
)
に
救
(
すく
)
はるる
経路
(
けいろ
)
を
本巻
(
ほんくわん
)
の
骨子
(
こつし
)
とし、
012
之
(
こ
)
れに
関
(
くわん
)
する
中途
(
ちうと
)
の
喜劇
(
きげき
)
や
悲劇
(
ひげき
)
乃至
(
ないし
)
千草
(
ちぐさ
)
の
高姫
(
たかひめ
)
、
013
並
(
ならび
)
に
妖幻坊
(
えうげんばう
)
の
出現
(
しゆつげん
)
等
(
とう
)
興味
(
きようみ
)
を
新
(
あらた
)
にするもの
尠
(
すくな
)
からず。
014
且
(
かつ
)
女色
(
ぢよしよく
)
や
金銭欲
(
きんせんよく
)
に
対
(
たい
)
する
霊界
(
れいかい
)
の
戒飭
(
かいしよく
)
など、
015
吾人
(
ごじん
)
の
省
(
かへり
)
みて
体得
(
たいとく
)
せざる
可
(
べか
)
らざる
教訓
(
けうくん
)
が
深刻
(
しんこく
)
に
与
(
あた
)
へられてあります。
016
あゝ
惟神
(
かむながら
)
霊
(
たま
)
幸倍
(
ちはへ
)
坐世
(
ませ
)
。
017
大正十五年二月一日 於月光閣
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